どんなにゅーす?
・2018年1月30日、衆院予算委員会にて、希望の党・柚木道義議員が、ついに「安倍総理の代弁者」との異名を持つジャーナリスト山口敬之氏によるレイプ逮捕揉み消し疑惑を安倍総理本人に対して追及した。
・柚木議員は、山口氏が詐欺・脱税容疑で逮捕・起訴されているスパコン開発会社ペジーコンピューティングの顧問を務めていることや、山口氏がペジー社斉藤社長から高級レジデンスを提供されていた実態なども紹介。レイプ被害者である伊藤詩織さんも国会を傍聴し、その質疑の模様や安倍総理の答弁を静かに見守った。
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↓必見の、柚木議員による安倍総理本人への追及(全19分)。
出典:YouTube
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柚木議員「この方(山口氏)が準強姦容疑で捜査対象になっていたことを安倍総理はご存じだったのか?」安倍総理「個別の案件には答えられない」…明言を避ける!
↓柚木議員が用意したパネル。委員会の意向によって「総理」の著者の名前が黒塗りにされ、「山口敬之氏」の名前は隠蔽。
出典:YouTube
昨年の臨時国会でも、詩織さん事件を徹底追及したことで大きな話題になっていた希望の党の柚木道義議員が、ついに安倍総理本人に対して、この疑惑を直接的に問い質しました!
まさに、世界中のメディアが積極的に報道し、ワールドワイドで大きく注目されているくらいの大問題ですから、議場も今までなかったほどに緊張感が包み込み、見所が満載の国会追及となりました。
昨年の柚木議員の国会追及も、かなり深いところに踏み込んでいてとても良かったけど、今回も本当に見応えのある素晴らしい追及だった。
柚木議員は、滑舌もはっきりしていて話もとても聞きやすいし、ペジーの件と上手に関連性を持たせながら、この問題の「闇の深さ」を見事にあぶり出していた印象を持ったよ。
そして、安倍総理に向かって「この方(山口氏)が準強姦罪で捜査対象になっていたことを総理はご存じだったのか?」と軽くジャブを出したところ、いきなり総理はすっとぼけた様子で平静を装い「個別の案件には答えられない」と返答。
これを受けて、柚木議員は「個別の事案ではなく、これだけ世界から『日本は性犯罪後進国なのか?』との疑惑の目が向けられている。揉み消しもでっち上げも絶対にあってはならないし、詩織さんは自分のことではなく、社会のために自ら顔を出され、実名で会見を行なった。検察審査会もブラックボックスであることが取材を通じて分かってきた。”開かれた司法”を実現するためにも、安倍総理はせめてこの捜査が行なわれていたことを、知ってたか知らなかったかだけでも答えて欲しい」と詰め寄ったところ、なんと、全くお呼びでない小此木国家公安委員長が(安倍総理の助け船で)登場。
まさに、ここで安倍政権の姑息さと、核心から逃げようとする卑怯な姿勢が如実に表れたね。
これには柚木議員も大激怒で、「あなたはお呼びでない」「総理が答えないならもういい」「時間がないからもうやめて」と答弁を辞めさせようとしましたが、まさに時間稼ぎのごとく、小此木氏が延々と聞いてもないことを話し始め、議場が騒然になりましたね。
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安倍総理が山口氏との関係について、「ただの番記者であって、それ以上でもそれ以下でもない」と強調!
柚木議員は、さらに、山口氏が上梓した”安倍礼賛本”「総理」が出版された時期が、不起訴処分が決まる直前だったことを突き、「起訴される恐れがあれば、このような本(安倍礼賛本)など怖くて出版など出来るはずがない。」と疑問を投げかけた上で、「もしかして、安倍総理は山口氏が不起訴処分になることを分かっていたのでは?」と質問。
この質問に対して、安倍総理は「柚木議員、ちょっと常識で考えていただきたい」とした上で「そんなこと、不起訴になってるのを知りうるわけないじゃないですか?」と主張。
その上で、山口氏のことを「ただの番記者であって、それ以上でもそれ以下でもない」と親しい関係を強く否定しました。
しかし、以前に当サイトでも紹介しましたが、山口氏の著書「総理」の中では、昭恵夫人ともども夫婦ぐるみの付き合いをしているような記述があり、山口氏が安倍家に頻繁に出入りしては、安倍夫妻とともに定期的に登山もしていたとの記述があります。
したがって、安倍総理は「常識的に考えて欲しい」と一般論にすり替えて必死に強調していましたが、山口氏の本の記述が「根も葉もない虚偽」でない限り、この安倍総理の答弁は嘘が含まれている可能性がありそうです。
さらに言いますと、山口敬之氏は、週刊新潮によってこの件が報道されるのを知った直後、安倍総理とも毎日のように打ち合わせをしている北村滋内閣情報官にすぐさまメール相談した疑いが以前より浮上しており、山口氏は安倍政権の情報部門の中枢とも非常に綿密に関係を築いていたことが見えていますので、この一連の件について、安倍総理も大まかな状況を把握していた可能性は大いにあるといえるでしょう。
柚木議員は、この安倍総理の答弁を受けて、今度は、山口氏がペジー社の顧問として斉藤社長の資金集めに協力していた実態を紹介。
斉藤社長と行く先々で、例の”安倍礼賛本”「総理」を印籠のように見せつけながら「安倍総理や麻生氏と太いパイプを持っている」と”殺し文句”を繰り出しつつ、支援者から多くの信用を取り付けていたとの情報が複数出ていることを示し、「(ペジー社の顧問に就任したなどの)こういう話を総理は把握していたか?」と質問した。
これに対しても、安倍総理は「週刊誌の報道を元に質問しているようだが、直接取材をして、事実であると分かった時点で質問するように」などと話を逸らしつつ、質問に答えるのを拒否しましたね。
ちなみに、これに対して柚木議員は、週刊誌報道だけに頼ったことは一度もなく、必ず自身で取材をした上で追及していることを明言しました。
逮捕中止指示の張本人、中村格総括審議官はまたしても今回も逃亡!
そして、詩織さんからの直接取材にも全力疾走で逃走し、今までも一度も国会に姿を現わさなかった中村格総括審議官(当時の刑事部長)は、またしても今回も出席を拒否しました。
まったく…いい加減に観念して全てを素直に話せば気が楽になるかと思うんだけど…あくまでとことん逃げ回って、最後まで逃げ切るつもりでいるのかな?
犯人を追いかけて捕まえるはずの警察のトップが、まるで必死に逃げ回る”犯人そのもの”みたいにすり替わっちゃっているし、何とも情けないこの国の”末期的な現状”だ。
やましいことは何も無いのなら、それこそ堂々と出てきて、国民が納得するように丁寧に説明すればいいものの、まあ、この中村格氏の姿がこの事件の本質と「闇の深さ」を物語っているといえるだろう。
柚木議員は、改めて中村格氏に対しての国会への出席要請と、逮捕中止命令当時に「政治的な背景が存在している」可能性を示唆していた当時の捜査員の出席も要請する可能性を示しましたので、今後もこの事件の追及が柚木議員を筆頭に野党超党派で続いていきそうです。
改めて、日本の大手マスメディアが揃ってタブー視しているこの案件を、ここまで本気で積極的に取り上げた柚木議員は大きな賞賛に値するし、今後も国民の多くの声を代弁してくれながら国会追及を続ける柚木議員を全力で応援していこうと思う。
ネット上では、さっそく安倍シンパの工作員たちが柚木氏を一斉攻撃している様子だけど、安倍総理が、国会を傍聴していた詩織さんに対して一切なんのコメントも発しなかったことも印象的だったし、山口氏の存在を改めて「ほとんど知らない」とばかりにしらを切ったのも大きかったね。
今後も当サイトでは、詩織さん事件の国会追及について、念入りにつぶさにウォッチしていこうと思うよ。
(今回は19分間の内容を要約で紹介したけど、詳しい国会追及の内容は上の動画で確認してもらいたいと思う。)
あらゆる権力を動員させた圧力や脅しや中傷にも負けず、ここまでの強い意志と信念を持ってこの問題を世界中に問題提起してきた詩織さんに対して、安倍総理本人もかなりの恐怖心や憎しみのような感情を持っている可能性もありますね…。
私も、ついに本格的に国会で火蓋を切ったこの問題を注意深く見守っていこうと思います!
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