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【日本社会の闇】内閣府が「若者の性被害」を初の本格調査へ!15~19年にわいせつ・セクハラで処分された教員が1030人(うち自校の生徒・卒業生を対象にしたのは496人)に上ることが判明した中で!

【日本社会の闇】内閣府が「若者の性被害」を初の本格調査へ!15~19年にわいせつ・セクハラで処分された教員が1030人(うち自校の生徒・卒業生を対象にしたのは496人)に上ることが判明した中で!

どんなにゅーす?

内閣府が、2021年度に高校生や大学生などを対象にした「若者の性被害」の実態調査を初めて本格的に行なうことを決定。教員によるわいせつ行為やSNSを通じた被害の現状などを把握し、防止策や被害後の支援策につなげる狙いがあるという。

・また、先日の読売新聞の調査によると、2015~19年にわいせつ・セクハラ行為で懲戒処分された公立小中高の教員が1030人に上ったうえに、496人が自校の生徒や卒業生を対象としていたことが判明。日本社会における若年層の性被害の実態がどこまで明らかにされるか注目される。

内閣府、若者の性被害を初調査へ 教員わいせつやSNS

内閣府は24日、高校生や大学生などを対象とした性被害の実態調査を2021年度に実施する方針を固めた。6月に初めて策定した対策強化方針の一環で、若年層に絞った国の調査は初めて。増加傾向にある教員からのわいせつ行為や、会員制交流サイト(SNS)を通じた被害などの現状を把握し、防止策や被害後の支援策につなげる狙い。

内閣府が19年に全国のワンストップ支援センターに実施した調査では、面談を行った被害者のうち、19歳以下が40.6%を占め、20代は31.3%と若年層の割合が多く、電話相談でも同様の傾向がみられた。担当者は「氷山の一角だ」とみる。

【Yahoo!ニュース(共同通信) 2020.10.24.】

【独自】教え子に「わいせつ」半数…公立小中高の懲戒教員1030人、口止めの例も

~省略~

読売新聞は8月下旬~9月上旬、全都道府県・政令市の計67教育委員会に対し、2015~19年度にわいせつなどで懲戒処分となった教員について調査。5年間で計1030人の教員が処分され、このうち496人が自校の児童生徒や卒業生を対象としていた。

「指導」や「面談」と称して教え子を呼び出す事例が目立ち、千葉市では18年、男性教員(当時34歳)が勤務先の2小学校で担任クラスの女子児童7人に計15回、わいせつ行為などをしたとして懲戒免職となった。

被害児童に口止めをするケースもあり、高知県では16年、小学校の男性教員(当時29歳)が、修学旅行先のホテルで男子児童の下半身を触るなどして懲戒免職になった。県教委によると13年9月以降に計14人の男子児童が被害に遭ったが、男性教員はこのうち数人に対し、誰にも言わないよう何度も念押ししたという。

自校教員から被害を受けた児童生徒らは計945人に上るが、「プライバシーへの配慮」などを理由に石川、広島、徳島、愛媛の各県と名古屋市の5教委は被害者数を非公表とした。このため実態はさらに多いとみられる。教え子以外では、SNSで知り合った他校の生徒や、学校の同僚などへのわいせつ行為などで処分された事例があった。

~省略~

【読売新聞 2020.9.25.】

「胸を触ったり、下着をまくらせて体を見たり」懲戒処分の“わいせつ教師”1030人 約半数が自分の教え子を狙っていた【文春オンライン 2020.10.1.】

これまで一度も詳しく調査されてこなかった「日本社会における若者の性被害の実態」がどこまで明らかになるか?

出典:Wikipedia(内閣府)

内閣府が、初の若者を対象にした性被害の実態調査に乗り出すことが明らかとなりました。
先日に行なわれた読売新聞による独自調査により判明した、日本の公立小中高における教員のわいせつ・セクハラ処分についての調査結果が大きな話題になっている中、「より詳しい実態調査を求める声」が高まっていたことを受けてのことなのかもしれません。

この「懲戒処分を受けた教員が1030人」というのは、たったの5年間のデータである上に、公立小中高に限ったデータみたいだし、これを私立学校も含めてさらにうやむやにされたり隠蔽されたケースを含めると、児童・生徒が教員から受けた性被害の実数は数倍どころか桁が一つや二つ増えるくらいにとんでもない数にのぼる可能性があるね。
こうなると、子供を持つ全ての親御さんにとっては、「自分の娘・息子がいつ教師から性被害に遭ってもおかしくない」と常に構えておかないといけないくらいの事態だし、今の日本社会において、みんなが想像している以上に、性犯罪や性被害が自分たちの身の回りでごくごく日常的に起こっていると考えるのがいいだろう。

ここまで教員の間で生徒や卒業生に対するわいせつ・セクハラが横行している背景を多面的な視点から考える必要がありそうだし、これまで、政府もほとんど真剣に調査や対策を行なおうとしてこなかった以上、こうした数多くの性被害が、日本の子供たちの健全な精神の育成においてどれだけの悪影響を与えているのかを詳しく分析・調査していく必要がある。

幼少時や青春時代に負った深い心の傷は、生涯にわたって様々な精神的な悪影響を及ぼしていくことが分かっていますし、若い人たちの間で広がっている自殺とも何らかの関連があるかもしれません。

とりわけ、日本の学校教育においては「常に権力や上に対して従順にひれ伏す」ことを徹底して習わされる中で、こうした、教員と生徒における厳しい”主従関係”がますます性被害を生み出しているうえに、実態を分かりにくくしている可能性もある上に、教員間において(過酷な労働環境などにより)強いストレスや鬱憤がたまっていることが性犯罪に走る教員を増加させている可能性もある。

とにかく、様々な側面からこれらの問題を見つめたうえで、慎重かつ丁寧に調査を行なう必要があるし、加えて、何よりも被害者に対して十分な配慮や精神的ケアを怠らないようにして調査を行なうことが大切だ。

これまで一度も詳しい実態調査が行なわれてこなかった中で、どこまで実のある調査になるのか、完全に未知数ではありますが…どうかこれを機に、日本社会における闇の一端が明らかになっては、若い人たちへの性犯罪が少なくなっていくきっかけになることを願ってやみません

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