どんなにゅーす?
・2020年8月10日、香港警察は、海外の勢力と結託して国家の安全に危害を加えたとする「国家安全維持法違反容疑」で、「香港民主化の女神」などの愛称で知られる、周庭(アグネス・チョウ)氏ら10人を逮捕した。
・この事態に対し、香港市民のみならず、海外からも多くの怒りの声が噴出。日本のSNSでも「周庭さんを解放しろ」との声が多く上がっており、香港情勢がますます緊迫する事態に発展している。
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香港警察 民主活動家の周庭氏を逮捕 香港複数のメディア
香港の複数のメディアは日本でも知られる民主活動家の周庭氏が香港国家安全維持法に違反した疑いで逮捕されたと伝えました。警察は周氏を含め、中国に批判的な論調で知られる新聞の創業者など、1日で合わせて10人を逮捕していて、国際社会の批判がさらに強まることが予想されます。
香港の警察は10日、23歳から72歳までの男女10人を香港国家安全維持法に違反した疑いなどで逮捕したと明らかにしました。
警察は10人が、香港や中国の政府に制裁を科すよう、外国に呼びかけたり、こうした活動を支援したりしたとして、外国の勢力と結託して国家の安全に危害を加えた疑いがあるなどとしています。
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周氏は流ちょうな日本語で香港の民主化運動への支援を訴えてきたことで日本でも知られていますが、所属していた団体はことし6月末に香港国家安全維持法が施行された当日に解散を発表しています。
また、逮捕者には、中国に批判的な論調で知られる香港の新聞「リンゴ日報」の創業者、黎智英氏も含まれていて警察官およそ200人が、新聞社内を捜索しました。
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米国務長官「深く憂慮」
香港の新聞「リンゴ日報」の創業者、黎智英氏が逮捕されたことについて、アメリカのポンペイオ国務長官はみずからのツイッターに、「深く憂慮している」と投稿しました。
そのうえで、「中国共産党が香港の自由を奪い、人々の権利をむしばんでいることのさらなる証拠だ」として、中国政府を強く非難しました。
また、対中強硬派として知られるマルコ・ルビオ上院議員もツイッターに、「これからさらに多くの人々が逮捕されることが予想される。世界の自由主義国家は、危険な状況下に置かれている香港の人々に安全な場所を提供するために、迅速に対応しなければならない」と書き込み、アメリカ政府や同盟国に対し、香港市民を守るための対応を求めました。
「#FreeAgnes」 日本からも周庭氏逮捕への抗議続々
香港の著名な民主活動家、周庭(英語名アグネス・チョウ)氏(23)が香港国家安全維持法(国安法)違反容疑で香港警察に逮捕された10日夜から、ツイッターでは「#FreeAgnes」のハッシュタグを付けて逮捕に抗議する書き込みが数多く寄せられている。また、インターネットでは周氏が自宅から連行される様子が生配信され、現在も動画や写真が拡散されている。
ジャーナリストの堀潤さん今年5月に周氏にリモートでインタビューしたジャーナリストの堀潤さんは、当時の動画とともに「日本の未来を想い、声をあげることの大切さを語ってくれた。今度は私たちが周さんのために、そして香港で声を上げ続けてきた人たちのために立ち上がるべき」と書き込んでいる。
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菅官房長官、香港の周庭氏ら逮捕に「引き続き重大な懸念」
菅義偉官房長官は11日の記者会見で、香港国家安全維持法違反容疑で周庭(英語名アグネス・チョウ)氏(23)ら香港の民主活動家らの逮捕が相次いでいることについて「状況は承知しており、香港情勢について引き続き重大な懸念を有している。今後とも関係国と連携し、適切に対応していきたい」と述べた。
菅氏は「香港は緊密な経済関係と人的交流を有する極めて重要なパートナーであり、1国2制度のもとに自由で開かれた体制が維持され、民主的、安定的な発展をしていくことが重要との(日本の)立場は一貫している。このような考え方は、中国側にも外相の電話協議を含む、さまざまな機会に伝達している」と説明した。
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周庭氏や黎智英氏らの逮捕は重大な人権侵害であり、もはや単なる国内問題ではなく国際問題。断固抗議します。あらためて、香港での市民的、政治的自由を求める個人と運動に対する中国当局の直接介入、弾圧を可能とする「香港国家安全維持法」の撤回を求めます。#FreeAgneshttps://t.co/aVzH5rxr0u
— 小池 晃(日本共産党) (@koike_akira) August 10, 2020
香港警察が、香港紙創業者・黎智英氏、民主活動家・周庭氏を、「国安法違反容疑」で逮捕したことに、強く抗議する。弾圧の即時中止、釈放を強く要求する。
こうした暴圧は「社会主義」とは全く無縁の専制主義そのものだ。人権抑圧は国際問題であり、国際社会が暴挙を許さない声をあげることを訴える。— 志位和夫 (@shiikazuo) August 11, 2020
香港に対する中国指導部の暴圧を世界は許してはならない。
周庭さんの即時釈放、弾圧中止を!
世界中から声をあげよう! https://t.co/YVFJNu1r5c— 志位和夫 (@shiikazuo) August 11, 2020
【両手を後ろで縛られて連行される様子、香港が香港で無くなる象徴的な映像→ 香港の民主活動家・周庭氏が逮捕 国安法違反の容疑 】
先のメディア王の逮捕もそうだが、中国本土と香港の差は無くなった感
ポンペオ国務長官同様、日本政府も声を上げるべき。外務省に働きかけるhttps://t.co/EzKnKBxm0d— 佐藤正久 (@SatoMasahisa) August 11, 2020
周庭さんが連行されていく。全く容赦ない後ろ手錠でだ。
民主主義が破壊されていく。
これは周庭さんや香港だけの問題ではない。民主主義は死守しなければこうなる。
日本もだ。pic.twitter.com/u47jsw1CPO— 清水 潔 (@NOSUKE0607) August 10, 2020
香港の著名な民主活動家、周庭(英語名アグネス・チョウ)さん(23)が香港国家安全維持法違反容疑で逮捕された10日夜から、ツイッターでは「#FreeAgnes」のハッシュタグを付けて逮捕に抗議する書き込みが数多く寄せられています。
周庭さんのこれまでを写真特集でhttps://t.co/3WbLFtfdrO pic.twitter.com/NWQzKdoPHz— 毎日新聞写真部 (@mainichiphoto) August 11, 2020
周庭さんが後ろ手錠姿で連行されていく。
香港の民主主義が破壊されていく。
これは周庭さんや香港だけの問題ではない。
日本政府は、何故、何も言わない。
世界中で声を上げて、民主主義を守るべきだ。
— HIRO (@cooo55) August 10, 2020
中国共産党によるすさまじい人権弾圧。国安法は物理的拘束により人間の自由意志を封印するための道具だと証明された。こんな愚劣な「力の政治」に国際社会は絶対屈してはならない。
今からでもJPACに参加表明頂けます。明日多くの議員の参加を心からお願いします。https://t.co/ODhEZz0DPF
— 山尾しおり (@ShioriYamao) August 11, 2020
周庭さんの逮捕で思ったことは自民党の憲法改正草案だ。
もしこの草案通りの国になれば日本も香港と同じようなことになる。香港のことを他人事だと思ってる余裕はない。あと数年自民党が圧勝し続ければ、必ず一気にほぼ草案通りの憲法改悪をやるだろう。それを阻止できるのは今しかない。— 俵 才記 (@nogutiya) August 11, 2020
よくわからないのは、周庭(Agnes Chow)さんを逮捕しなければいけないほど、香港(中国)政府は民主化運動を恐れているのかという点。デモとか多少あったって、中国本体は(おそらく)揺るがないでしょう。なんでそんなに余裕なく必死になっているのかが理解不能。最近の中国には大国の風格がない。
— 茂木健一郎 (@kenichiromogi) August 11, 2020
逮捕された周庭さんたちがそのまま起訴されて「有罪判決」を受けて刑務所入りとなると、特に身柄が中国本土に移送されて収監された場合、彼女たちに対するあらゆる残忍な拷問や獄中虐めが想定される。だから彼女たちの救助は何よりも重要。周庭さんらを見殺しにしていたら文明社会の永遠の恥となる。 https://t.co/egJDUIeora
— 石平太郎 (@liyonyon) August 10, 2020
#FreeAgnes 周庭さん逮捕の映像に胸が詰まる。後ろ手錠で連行される姿は民主主義が失われた瞬間だからだ。しかし車内奥から彼女は取り囲むカメラをじっと見た。マスクで表情は定かではないが、カメラの向こうに誰がいるかを知っている目だ。彼女は私たちを見た。各自できることをしなければならない。
— 立川談四楼 (@Dgoutokuji) August 11, 2020
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周庭氏が後ろ手錠姿で連行されていく「衝撃的な映像」に、日本からもショックと怒りの声が噴出!彼女のこの先の身を案じる声も!
出典:YouTube
↓「日本のアイドル・アニメが好き」と公言し、その愛らしいルックスから日本でもファンが多い周庭氏。
香港で自由や民主主義のために戦う人たちは、自由や命を失うことも考えないといけないということが、本当に悲しい。私も、たくさんの夢を持っているのに、こんな不自由で不公平な社会で生き、夢を語る資格すらないのか。これからの私は、どうなるのか…
いつかまた日本に行きたいなぁ。
— Agnes Chow 周庭 (@chowtingagnes) June 27, 2020
香港情勢がますます混沌としてきたわね。
香港民主化運動のシンボル的存在だった周庭さんが、香港警察に逮捕。
無抵抗の彼女が後ろ手錠姿で連行されているショッキングな映像に、世界中から批判的な声が上がっているし、日本でも多くの怒りの声が噴出しているわ。
日頃から安倍政権や日本の軍拡化を支持してきた親米勢力(ネオコン系)と、いわゆる反米系リベラル系勢力が一緒になって香港・中国政府を強く非難しつつ、周庭氏らの即時解放を要求するという、今までになかったような事態になっているね。
ボクが見たところ、より中国共産党と軌を一にしつつある香港政府は、わざとセンセーショナルに周庭氏を逮捕しては、世論の反発や香港の混乱・崩壊を促しているように見えるし、香港で反政府運動を行なっている市民グループの中にも、同じく、香港情勢をますます混乱に導くべく、激しいデモや暴動などを扇動している勢力がいるようだ。
そうね。
周庭さんたちのグループについても、米国の政治勢力が彼女らの運動を支援している内情があるみたいですし、つまりは、香港民主化運動の内情は、実質的に「アラブの春」などとも同じような側面があるみたいだわ。
日本のアイドルやアニメが好きだったり、愛らしいルックスで日本でもファンが多い周庭氏だけど、見たところ、彼女たちのグループの背後には米覇権勢力の影が見え隠れしているし、ここはひとつ冷静に状況を見ていくのが良さそうだ。
今の状況を俯瞰的にみると、やはり、ここ最近の米中の衝突とも無関係ではなく、主に軍事や通信、さらにはグローバル通貨の覇権をめぐって、権力闘争が行なわれているとみるのが、この事態を理解するカギになるだろう。
(ちなみに、日本政府は、親米系の安倍一派と親中系の二階一派の双方に配慮して、”玉虫色”のコメントを出している状況だ。)
周庭氏の身を案じる声が多く上がっているけど、恐らく、(米覇権勢力の後ろ盾がある以上)そこまで手荒な扱いはしないのではとみている。
(ここまでセンセーショナルに逮捕劇を盛り上げたのは、恐らく、中国共産党による米覇権勢力に対する見せしめや挑発の意味合いがあるのだろう)
しかし、ますます香港情勢が混沌としてきては、(日本とは違ったプロセスによって)香港政府が崩壊に向かっているように見えるのが気になるし、言い方を変えれば、わざと香港をぐちゃぐちゃにして、政府を崩壊させることで大きな利益を得ようとしている勢力が存在しているってことだね。
既存の民主主義制度が崩壊に向かいつつあるのは、私たちの日本も同じですし、ここに新型コロナ危機も加わってしまったことで、世界情勢はますます不安定化していくことは間違いなさそうだわ。
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