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自民党「失言防止マニュアル」が酷すぎる!あのミタパンも痛烈批判!「マニュアルが必要な時点で、国会議員の資質とは一体何なのかと考えてしまいます」

自民党「失言防止マニュアル」が酷すぎる!あのミタパンも痛烈批判!「マニュアルが必要な時点で、国会議員の資質とは一体何なのかと考えてしまいます」

どんなにゅーす?

・国会議員の相次ぐ暴言や放言を受けて、安倍政権の自民党が「失言防止マニュアル」なるものを作成し、今夏の参院選に備えて各議員に配布していたことが判明。各所から批判が殺到している。

・各マスコミからも批判の声が出ている中、「ミタパン」ことフジテレビの三田友梨佳アナが、「FNN Live News α」の中で「必要なのはマニュアルではなく判断力なのではないでしょうか。言って良いことと悪いことの判断は、誰かに言われてではなく、自ら責任を持っていただきたいです。マニュアルが必要になる時点で、国会議員の資質とは一体何なのか、考えてしまいます」痛烈なコメントを展開。

・ネット上では三田アナのこの発言に賛同の声が続出。彼女の発言を紹介するツイートに14万を超える「いいね!」が押される事態になっている。

ミタパンも批判…自民党の「失言防止マニュアル」が酷い! LGBT差別への反省なく「強めのワードに注意」

それは、自民党が参院選を控えて“失言防止マニュアル”を作成、党内に配布していたことがわかったからだ。

14日付けの毎日新聞Web版記事によると、これは〈自民党遊説局が2、3月に開いた研修会の要旨が「遊説活動ハンドブック」の号外としてA4判1枚にまとめられ、国会議員や都道府県連、参院選候補予定者に電子データで送付された〉もの。そのうち1枚のタイトルは「「失言」や「誤解」を防ぐには」だ。

そして、この中身があまりにも醜いものとして話題となっているのだ。

たとえば、「発言は「切り取られる」ことを意識する」という項目では、〈政治家の講演会等での発言や映像を「丸ごと」発信することは、ほぼありません。確実に一部が切り取られ報道されます。わかっているつもりでも、意外と忘れているこのポイント、あらためて意識しましょう〉と注意喚起している。

言っておくが、暴言・失言問題が自民党議員から起こるとすぐに与党議員やネトウヨは「切り取りだ」と騒ぐが、それはたんなる本質のすり替えか読解力がないだけだ。

~省略~

マイノリティ差別の防止ではなく“その場しのぎ”のゴマカシ対応を推奨

そして、極めつきが3項目の「タイトルに使われやすい「強めのワード」に注意」だ。ここでは〈表現が強くなる傾向〉があるパターンを紹介して〈自らの発言をコントロールしていくことが大切〉とし、以下の5つを挙げている。

〈【パターン1】歴史認識、政治信条に関する個人的見解⇒謝罪もできず長期化の傾向
【パターン2】ジェンダー(性差)・LGBTについての個人的見解
【パターン3】事故や災害に関し配慮に欠ける発言
【パターン4】病気や老いに関する発言
【パターン5】気心知れた身内と話すような、わかりやすく、ウケも狙える雑談口調の表現〉

呆れてものも言えないとはこのことだろう。ようするに、杉田水脈議員の「LGBTは『生産性』がない」も、麻生財務相の「飲み倒して運動も全然しない(で病気になった)人の医療費を、健康に努力している俺が払うのはあほらしくてやってられんと言っていた先輩がいた。良いことを言うなと思った」も、辞任した松本文明・内閣府副大臣の「それで何人死んだんだ」や、今村雅弘・復興相の「まだ東北で、あっちのほうだったから良かった」、桜田五輪相の「復興以上に大事なのは議員」も、自民党はすべて「強めのワードだったからよくない」と言っているのだ。しかも、「歴史認識」「政治信条」=歴史修正主義については「謝罪できない」問題だと開き直り、“思っていてもほどほどにしておけ”とでもいうニュアンスを漂わせている。

~省略~

無論、この“失言防止マニュアル”に対しては疑義の声が殺到。御用メディアであるフジテレビの『FNN Live News α』ですら、メインキャスターを務める三田友梨佳アナウンサーが、このように苦言を呈した。

「必要なのはマニュアルではなく判断力なのではないでしょうか。言って良いことと悪いことの判断は、誰かに言われてではなく、自ら責任を持っていただきたいです。マニュアルが必要になる時点で、国会議員の資質とは一体何なのか、考えてしまいます」

このミタパンの的を射た指摘は、Twitterで〈正論を言うミタパン〉というコメントつきで拡散され、17日21時現在、約2万7000リツイート、「いいね」は約11万もついている。

~省略~

【リテラ 2019.5.17.】

かつてないまでの自民党議員の劣化(反知性化)の事態に、ミタパン(三田友梨佳アナ)が「痛烈すぎる」正論コメント!→ネット上で拍手喝采に!

出典:YouTube

一体なんなの、この「失言防止マニュアル」って!!
こんなマニュアルがないと失言を止められない自民党議員も信じられないレベルだけど、よく読んでみたら、これ、「思ってることをすぐに口に出さないように」って指導しつつ、「国民に寄り添っているフリをするように」って言っているようなものじゃないのよっ!!

しかも笑ってしまうのは、一部の安倍シンパが、ネット上で「このマニュアルは、多くの人があらゆる場面で使えるし、非常にためになる!」ってしきりに宣伝しつつ、このマニュアルを賛美している動きが見られることだ。
その上で、「ここまでしっかりと対策を行なっている自民党はさすがだ!」と讃えながら、「(こうした対策を行なわないから)だから野党は万年弱小なんだ」と揶揄している始末なんだから、もう手に負えない。

そもそも、政治家というのは、世の中に多くある「機械的な仕事」と異なり、その場その場でのとっさの機転や判断力、自身のカリスマ性や人柄、「多くの困っている人々を救いたい」という信念や信条が強く求められる非常にクリエイティブな仕事であるはずだ。
そんな政治家が「マニュアル」を必要としてしまった時点で、もう「おしまい」と言われてしまっても仕方ないだろうし、そうした「事態の本質」を、三田アナは短いコメントの中に見事に凝縮させている。

それに、リテラやあおいちゃんが言っているように、このマニュアルに書かれていることは、とどのつまりは「(下級国民だとバカにしていても)それを口に出すな」「国民に寄り添っているいるフリをしなさい」と言っている内容であり、このマニュアルが自民党議員の間に浸透しても、言うまでもなく政治家の質が向上するはずがない上に、国民生活が良くなることも絶対にないだろう。

「マニュアルがないと暴言・放言などの問題行為を止めることが出来ない」という時点で、自民党の国会議員を「総取っ替え」するしかない状況だし、このようなマニュアルがどんどん増えて(充実して)いけば、行き着くところは「国会議員の機械化(ロボット化)」だ。
そういう意味でも、今回の事態はボクたち国民にとっても「非常に深刻な状況」と考えるべきなんじゃないかな。

「自分自身で考え、判断する頭脳もない」「国会議員がロボット化しつつある」って、本当にヤバすぎる事態だわ。
このマニュアルに喜んでいる安倍シンパも救いようがないけど、改めて、この日本がかつてなかったまでの「反知性化」に襲われていることを肌で感じずにいられないわ。

ほんとにその通りだし、今回、安倍政権の救いようのない腐敗と劣化についてガツンと言ってくれた三田アナについては、今後も大きく期待していこうと思うよ。

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