【明暗】西武鉄道の「コウペンちゃん広告」が「癒される」と評判に!阪急の広告に「不快」「時代錯誤」と批判殺到の中で…

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どんなにゅーす?

阪急電鉄による「働き方啓蒙」を謳った中吊り広告に対して、「不愉快」「時代錯誤」との批判が殺到し、急遽掲載を中止することが報じられた中、西武鉄道が行なっている「コウペンちゃん」広告に対して、「可愛い」「癒される」「泣けた」などの声が多く寄せられており、両鉄道会社が見事に明暗を分ける事態になっている。

阪急電鉄「働き方啓蒙」中づり広告「月50万円」に「不愉快だ」など批判、掲示とりやめ

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問題視された広告は、阪急電鉄が神戸線など3線で各1編成の車両を「はたらく言葉たち」という書籍から抜粋したメッセージ広告で埋めた「ハタコトレイン」。阪急電鉄と、同著を発行したコンサルティング会社・パラドックスの共同広告事業だ。1~8両目の車両すべての中づり広告が「毎月50万円もらって毎日生きがいのない生活を送るか、30万円だけど仕事に行くのが楽しみで仕方がないという生活と、どっちがいいか。 研究機関研究者80代」「私たちの目的は、お金を集めることじゃない。地球上で、いちばんたくさんのありがとうを集めることだ。 外食チェーン経営者40代」などの文章で埋められている。

給料よりやりがいを重視しようという趣旨のものが多く、乗客らから「30万円という例示があるが、私の給料はそんなに高くない」「やりがいと生きがいを前面に出していて不愉快」「時代にそぐわない」といった批判が阪急電鉄に寄せられている。

日本労働弁護団常任幹事の嶋崎量弁護士は「多くの労働者の収入は30万円もいかず、あらゆる人が利用する公共交通機関に掲載するセンスが悪い。阪急は沿線に裕福な人が多いイメージで、企業には高所得者層しか見えていなかったのかもしれないが、最低賃金に近い給与で働く人も多く利用しており不適切」と批判する。

「『ありがとうを集める』という言葉も、労働者を搾取する思想。介護士や保育士などやりがいをもって働いているが低収入で労働環境も悪く、健康被害を生んでいる例は多い。ブラック企業対策が2013年に始まりそうした搾取をなくそうという世論になっている中、この広告を社会に出すのは有害だ」と指摘する。

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【毎日新聞 2019.6.10.】

「出勤してえらい」肯定し褒めてくれる西武鉄道のエールに「優しさが染みる」 阪急電鉄の広告が物議醸し注目集める

阪急電鉄の中吊り広告が物議を醸し掲載中止となる一方で、肯定して褒めてくれる西武鉄道の広告がにわかに注目を集めている。

西武鉄道では、癒し系のキャラクターとして人気のコウペンちゃんとのコラボ企画を3月から実施している。中吊り広告では企画の概要のみを伝え、何をしても肯定してくれるコウペンちゃんが、「電車のってえらい!」「出勤してえらい!」と、そうすることが当たり前になっていることも優しく称賛。「いつもがんばってるのみてるよー!」「いつもおうえんしえるからね!」と見守るように応援している。

このコウペンちゃんの広告は、阪急電鉄の広告が物議を醸すとにわかに注目を集めTwitterで話題に。「優しさが染みる」「私も出勤して偉いって言われたい」「これだよこういうのだよ求めてたの!癒される」「疲れてるときに見たら泣く自信ある」「毎日フラフラな電車で見たいのは説教染みた言葉よりも労いの言葉」といった称賛の声が相次いでいる。

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【livedoorNEWS(BIGLOBEニュース) 2019.6.11.】

出典:Wikipedia

↓好評の声が相次いでいる西武鉄道の「コウペンちゃん広告」。

阪急と対照的!?「疲れた人々」に優しく寄り添う西武鉄道の広告に、「泣きそう」「和む」と多くの好評の声!

↓見事に明暗を分けた、阪急の広告と西武の広告。

出典:Twitter(@kenkirihara)

出典:Twitter(@hisuidaidai)

出典:Twitter(@ArakiMiku)

あはっ♪
コウペンちゃんの”応援”広告、とってもかわいいです~~っ!!
こんな風にコウペンちゃんにたくさん褒めてもらえたら、辛い仕事もどうにか頑張れちゃいそうな気がしますぅ~!

それに比べて、阪急電鉄の一番上の広告、改めて見ても、はっきり言ってセンスゼロだよね。
こんな広告朝から見せられたら、ただでさえ嫌な仕事に対して余計にやる気を無くしそうだし、「不愉快」との苦情が殺到するのも納得だ。

その一方で、西武鉄道の広告にここまで多くの好評の声が集まっているのも、それだけ、日常生活に激しく疲れ切っている人が大勢いるということだろうし、みんなが「キツキツ&ギリギリ」の状態の中で、多くの人々がどうにか気分を奮い立たせて、毎日満員電車にヒーヒー言いながら、大変な仕事をこなしている現実があるということだ。
そういう意味では、西武鉄道が行なっている広告キャンペーンは、日本社会の現状をよく見通した上で、利用者のニーズや声を非常に的確に汲み上げたものであるといえそうだし、逆に阪急電鉄の広告は、鉄道利用者の立場どころか、日本社会全体の現状をも全く汲み取ることが出来ていなかったという意味で、大失敗の広告キャンペーンだったといえるだろう。

そもそも、近年では、温かくほんわかしたイメージのゆるキャラなどがますます人気を集めている現状があるし、「説教臭い」「押しつけがましい」などの”強いメッセージ”があるものよりも、「自然体」「優しい」「穏やか」などの”そっと寄り添う”ようなコンテンツに人気が集まっているような感じがする。
つまり、今の日本国民が日常の過酷労働に相当なまでに疲れ切っていて、ひときわ「癒し」や「リラックス」、「優しさ」「包容」「肯定」などを求めているってことなんじゃないのかな。

確かに、日頃から、怖い上司の監視の目に怯えつつ、激しいプレッシャーの中での仕事を強いられている人なんか、特に褒めてもらう機会や癒しを得る時間が極端に少なくなってしまっているように感じますぅ。
こうした西武鉄道さんの広告に多くの好評の声が集まっているのも、それだけ「褒めてもらう」ことや「癒し」に飢えている人が多いことの裏返しなのかもしれないですねぇ。

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