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札幌駅「安倍辞めろヤジ排除」、検察が問題の警官を不起訴に!山口敬之次席検事「警察官らの行為は適法な職務行為の執行であると認められた」

札幌駅「安倍辞めろヤジ排除」、検察が問題の警官を不起訴に!山口敬之次席検事「警察官らの行為は適法な職務行為の執行であると認められた」

どんなにゅーす?

・2019年7月に、参院選の選挙戦中に街頭演説する安倍総理に向かって「安倍辞めろ」などの声をあげた有権者を警察官らが強制排除した事件について、検察は、特別公務員職権乱用容疑などで刑事告訴された警察官らについて「問題なかったとして」不起訴処分とした。

札幌地検の山口敬之次席検事は、「証拠を総合して検討した結果、警察官らの行為については適法な職務行為の執行であると認められた」とコメント。また、市民がプラカードを掲げることを強制的にやめさせていたことについては、「事実を認める証拠がなかった」として「嫌疑なし」とした。

・ネット上では、この不起訴に対して怒りや疑問の声が噴出。改めて、安倍官邸と警察・検察が蜜月関係(事実上の「安倍護衛隊」)になりつつある現状が浮かび上がっている。

「安倍辞めろ」やじ排除 札幌地検が警官を不起訴に 「適法な職務行為」

JR札幌駅前で安倍晋三首相の街頭演説中に批判的なやじを飛ばした男性らが北海道警の警察官に排除された問題で、特別公務員職権乱用容疑などで刑事告訴された警察官について、札幌地検は25日、「罪とならず」で不起訴とした。

札幌地検の山口敬之次席検事は「証拠を総合して検討した結果、警察官らの行為については適法な職務行為の執行であると認められた」と話した。

~省略~

【毎日新聞 2020.2.25.】

北海道警ヤジ排除問題 警察官を不起訴処分 札幌地検

告訴した市民側は検察審査会への申し立て検討

北海道警の警察官らが昨年7月、安倍晋三首相の参院選街頭演説中に批判の声を上げるなどした市民を排除した問題で、市民を違法に排除したとして、特別公務員職権乱用や特別公務員暴行陵虐の疑いで告訴、告発された複数の警察官について、札幌地検は25日、いずれも不起訴処分とした。告訴した市民側は不服とし、札幌検察審査会への審査申し立てなどを検討している。

警察官は昨年7月15日、札幌市中央区で、首相に「辞めろ」などと叫んだ同市北区の団体職員大杉雅栄さん(32)に腕をつかむなどの暴行を加えて移動させたとして、昨年12月、大杉さんから告訴された。

~省略~

警察官は、首相の演説時に批判の声を上げた別の市民を排除したり、プラカードを掲げようとした別の市民を制止したりしたとして昨年7月、東京都の男性から告発もされた。

地検は排除について同様に「罪とならず」と判断。プラカードの市民への制止は「事実を認める証拠がなかった」として「嫌疑なし」とした。

【Yahoo!ニュース(北海道新聞) 2020.2.25.】

札幌のやじ排除 正当化できぬ異論封じ

~省略~

昨年7月の参院選の際、札幌駅前での安倍晋三首相の演説中に聴衆が排除された問題である。7カ月余を経て、北海道警が調査結果を道議会に報告した。

警察官職務執行法や警察法に基づいた対応で、問題はなかったと結論づけている。明確にしていなかった排除の法的根拠については「危害防止のための措置」や「犯罪予防のための制止」を定めた警職法の規定を挙げた。

「安倍やめろ」などと叫んだ男性は背後から腕をつかまれ、私服、制服の警察官数人に囲まれてその場から引き離されたという。ほかにも女性1人が排除されている。政策を批判するプラカードの掲示を阻まれた人もいた。

~省略~

政治的な意見を表明する自由は民主主義の基盤としてとりわけ尊重されなくてはならない。人々が街頭で声を上げること、やじを飛ばすこともその一つだ。公権力が強制力を行使して排除するのは、弾圧にほかならない。

~省略~

「安倍1強」と言われる政治状況が続き、異論に耳を傾けようとしない政権の姿勢はあらわになっている。それが、街頭での批判の声さえ封じる動きにつながってきたのではないか。

やじを飛ばすのにも警察の目をうかがうような寒々しい光景が広がれば、民主主義は成り立たない。至るところで自由がむしばまれている現状に目を凝らしたい。

【信毎Web 2020.2.27.】

早速「黒川効果」が反映か!?「安倍総理への批判の声を徹底排除」することについて「全く問題ない」と検察が認定!

出典:HTBニュース

またしても、この日本が着実に「安倍恐怖帝国」になりつつある現状を示すニュースが伝えられました。
これまでは、時の権力者に対して、一般市民が批判的な声を上げることは何の問題もなかったはずですが…これからは、「アベ辞めろ」や「消費増税反対」など、安倍総理に向かって物申す声を上げた市民は、警察に引きずり回されたり強制排除されるのが当たり前のような社会になってきたということですね。

しかも、おまわりさんの強制排除に”太鼓判”を押した、札幌地検の次席検事さんの名前が「山口敬之」さんってぇ!!
何だかヘンなことばっかりが起こりますねぇ~!

ボクも、この記事を読んで、思わず二度見三度見してしまったけど、奇妙な偶然があるもんだねえ。
この、警察による強制排除事件について、元北海道警警視庁の原田宏二氏も「警察の違法行為」と断罪した上で、「特高時代の代物の復活」と強い危機感を露わにしていたけど、まさに、その通りの事態(特高体制復活)になってきているね。
普通に考えれば、警察側の違法性はかなり明確のように感じるし、排除されたことに怯えている市民に対して、(大ごとにしないように)ジュースで”買収”しつつ、圧力をかけようとしている警察官の姿も映像として残っているんだけど…。

折しも、「官邸の守護神」こと黒川弘務東京高検検事長について、安倍官邸が違法同然の手続きを通じて、彼を検察トップに据えようとする動きが激化しているけど、今回の検察の動きもこうした「全体の流れ」が影響した考えていいだろう。
検察内においては、「黒川問題」に対して一部で強い危機感や批判の声が上がっている向きもあるみたいだけど、すでに、日本政府全体において、こうした安倍独裁体制に批判的な声を上げた官僚が排除されたり左遷されたりする(声を上げたくても上げられない)流れが発生してきているし、すでに「アベ恐怖帝国」はかなりの段階まで完成してしまっている。

この先例を受けて、これからは、街頭演説において、安倍総理やアベ友閣僚に批判的な声を上げた市民は、警察から暴力を受けたり強制排除されるようになるのが常態化していきそうだし、着実に日本国の完全奴隷化(ディストピア)計画が鋭意進行中ということだ。
つまり、警察・検察・官僚や政治権力は日常的に無法行為を繰り返しつつ、一般市民はこれまで以上に自由や権利を排除させられ、不当にがんじがらめに縛り付けられるようになっては、国民が国家権力から違法な暴力や弾圧を日常的に受けるような社会に片足が入ってきたってことだ。

新型コロナもますます大変なことになってきていますしぃ、もう、私たちの日本の未来に嫌な予感しかしないですぅ。

そうですね…。
いまだに、日本の危機によくよく気がついていない人も多くいるか思いますので、これからも地道に一人でも多くの人たちに、日本の危機的状況を伝えていく必要がありそうです。

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