池上彰氏が自民党の謎のネット工作組織について言及!
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さて、みんな集まったかな?
それじゃ、今日も始めようか。
はーい!今日も面白くてためになる話題をよろしくね。
よろしくですぅ!
今日はどんな闇の世界のウラ話かにゃ?わくわく。
より深くタブーに切り込んだ話を期待してるわよ。ウフフ。
せなくん、そうやって、あんまりハードル上げないようにしようね(汗)。
ではでは行ってみよう!
実は、前から”これ”を話題にしようとは思っていたんだけど、リテラがちょうどナイスな記事を出してきてくれたので、下の記事を元に話を進めてみようかと思う。
池上彰がテレビ局の「忖度」の裏に安倍政権の圧力があることを明言!「テレビ局には連日、抗議と“電凸”が」
~前略~
また、池上氏はネット右翼による放送局への抗議電話、いわゆる「電凸」についても、このように語っている。
「さらに深刻なのは『電凸』です。『電話で突撃する』という意味のインターネット用語ですが、一般の読者や視聴者が、気に食わない報道があると、スポンサー企業に一斉に抗議電話をかける。『不買運動をする』なんて言われるとビックリするんですね。昨年6月に自民党の議員が、マスコミを懲らしめるためにスポンサーに圧力をかけることを提案して、問題になりました。それも実際にはすでに行われているんです」
「現代的に言うと『反知性主義』という言葉に言い換えることができるのではないでしょうか。冷静に議論をするのではなく、『マスゴミ』『反日』と罵倒して、数の力で封殺する。その状況でも冷静に立ち止まって議論することが、メディアの役割ですよね」~省略~
ネトウヨの「電凸」に放送局が屈するとは、それこそ涙が出るほど情けない話だが、しかし、この「電凸」にしても、自民党、とくに安倍氏周辺が下野した時代に、自民党ネットサポーターズクラブ(J-NSC)というかたちでネトウヨを組織し、その下地をつくってきたものだ。
そして、第二次安倍政権が成立すると、自民党や安倍政権にちょっとでも批判的な報道をしたら、J-NSC会員や安倍シンパのネトウヨたちが大挙してネットや「電凸」で抗議を展開するという体制ができあがってしまった。
池上氏も「朝日ジャーナル」の対談で、この大量の抗議の流れに安倍政権の影響があることを示唆している。
「第1次安倍政権(06〜07年)の時に、メディアへの抗議が増えたんです。ところが、安倍さんが辞めた後にパタリとなくなりました。福田政権、麻生政権、民主党政権の時は抗議が大量にくるようなことはなかった。それが第2次安倍政権(12年〜)になって復活しました」
さらに、注目すべきなのは、池上氏自身が直接的な圧力を体験したことも証言していることだ。
今回話題にするのは、現代の日本に深い闇をもたらしている”謎のネット工作組織”、「自民党ネットサポーターズクラブ(J-NSC)」についてだ。
ここ2年くらいの間に、ようやく少しずつ一般のネットユーザーにも認知されつつある自民党が抱える巨大ネット組織で、「ネトサポ」なんていう通称で呼ばれているけど、みんなは聞いたことがあるかな?
↓ネトサポこと、自民党ネットサポーターズクラブの公式サイト
そういえば、ここでまだ勉強を始めたばっかりだった頃、何かの記事でちょっと名前を聞いた気がするわね。
うーん、わたしはあんまり覚えてないし、聞いたことないですねぇ。
にゃこはなんとなく聞いたことあるにゃあ!でも、ネトウヨとの違いがよく分かんないけど、どう違うんだにゃ?
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ネトウヨとネトサポの違いとは?
一般的にはネトウヨ(ネット右翼)とネトサポは同義で扱われることも多いけど、厳密に言うと、ネット右翼とは、右翼的(国粋主義や民族主義、国家主義)な発言をネット上でしている人で、ネトサポとは、自民党ネットサポーターズクラブに属している人ということだ。
つまり、どちらも安倍政権を賛辞していても、J-NSCに所属していなければネトウヨ、所属しているならネトサポ・・・ということだな。
↓図で表すとこんな感じ
この図を見てもらうと分かるように、ネトサポも、ネトウヨと同じように国粋主義的で、隣国の中国や韓国を誹謗中傷する発言を繰り返すような人が多いけど、ネトサポの中には穏健な思想を持ちながら自民党を支持している人も少数ながらいる・・・といった感じだ。
なるほど、ネトウヨの一部がネトサポ・・・みたいな感じで大体考えればいいんだ。
ああ。
ただし、この「ネトウヨ(ネット右翼)」という言葉、ボクはあまり適切な名称ではないと思っているので(この記事で説明したとおり、「右翼や左翼」という言葉自体が、実態がなく雲をつかむような言葉であるため)、あくまで便宜上この呼び名を使わせてもらっていることを理解してほしい。
(その一方で、ネトサポは「ネットサポーターズクラブのメンバー」という意味で、完全なる固有名詞なので、こちらは明快で分かりやすい。)
ネトサポが行なっている、大規模なネット工作
そうした前提を理解してもらった上で、リテラの記事の話に戻らせてもらおう(この記事ではネトウヨとネトサポがほぼ同義で扱われている点に注意。)。
記事によると、池上氏も自民党が巨大なネット工作組織を持っていることを認めていて、例えばテレビのコメンテーターが自民党に批判的な発言を発すると、たちまち電凸で多くの苦情をテレビ局に寄せていることを明かしているし、これ以外にも、ツイッターなどで当事者のアカウントによってたかって、大量の誹謗中傷を送りつけたりする。
ネット上は匿名で活動できる分、その実態がなかなかはっきりと見えてこないんだけど、池上氏もこういった自民党のネット工作活動にはっきりと言及していることは、非常に大きいかと思う。
ちょっとぉ!
少し自民党を批判しただけで、大量の誹謗中傷や苦情電話って・・・これってほとんど脅迫みたいなもんなんじゃないの!?
確かにこれは立派な脅迫よね。
表立って、自民党の関係者であることを明かした上で誹謗中傷を送りつければ、大変な事態に発展すると思うけど…インターネットで姿を隠していて、何の関係もない一般人を装っているから、何でも出来ちゃうのよ。(ツイッターやフェイスブックなどでも、自分のことをネトサポのメンバーだと明かしている人はめったにいないわね。)
確かにそうなんだけど、ある程度見る目を研ぎ澄ませると、結構ネトサポっぽい人間はそういう部分が透けて見えてくるもんだよ。
以下、ネトサポと思われる可能性が高い特徴をまとめてみよう。
●あからさまに自民党を支持したコメントを繰り返している。
●野党(民進党や共産党や山本太郎氏など)や野党の支持者をひたすら中傷、批判を繰り返している。
●自民党(安倍政権)を批判したり反対している人間に対して、「反日」「左翼」「左巻き」などと連呼している。
●朝日新聞や毎日新聞を敵視して、読売新聞や産経新聞を賛辞している。
●SNSなどのプロフィール上で保守を自称したり、「日本が大好き」などと強くアピールしている上で、アイコンに日の丸を掲げている。
●上記のような考えのもとに、SNSや様々なブログやサイトに積極的に書き込みを繰り返している。(安倍政権を批判している記事を見つけると、中傷のコメントを送りつける)
・・・こんなところかな。以上のような特徴が多く当てはまっているほど、ネトサポである率は高まってくるだろう。
ちなみに、ボクもまだ純粋でウブだった頃に、SNS上で彼らの攻撃にあったことがあって、ある日突然中傷コメントが来たかと思ったら、まるで示しを合わせたかのように、バタバタとよってたかってどこからか続々やってきて、次々と汚い言葉を浴びせてくるんだよ。あの時は本当に怖かったなあ~。
今思うと、ターゲットを常時探していて、良さそうな標的を見つけると、「こいつを潰せ」とどこかから指示が出ているんじゃないのかな?
うわ~・・・なんか、徒党を組んで日夜こんな活動に勤しんでいるなんて、自民党ってやっぱり怖いですぅ。
これじゃあ、こういう人たちに絡まれるのが怖くて、ネットで自民党や安倍政権の批判なんか出来ないですぅ。
ああ。これは本当に恐ろしいことだとボクも思う。
表向きには、「ネット上で自民党を正当な形で応援する」ことを建前にしているけど、その実態は全く違っていて、つまり、政治家本人は直接手を下すことなく、大量に存在してるネトサポのメンバーたちを代わりに使って、自らにとって都合が悪い声を”恐怖”を与えて封じ込める言論弾圧を徹底的に行なっているってことだ。
(↓時として政治家自身が活動に加わっていることも!)
※ネトサポの元リーダーで自民党の平井卓也議員が、他党首に「黙れ、ばばあ!」とコメントを投稿していたことが発覚
自民党は、こうした活動をネット上で長年本格的に行なってきて、批判の声については(脅しを含めて)徹底的に排除した上で、まとめサイトなども使いながら、自分たちの思想をドンドンと広める工作に勤しんできたんだ。
この工作活動の源流になっているのが、10年以上前、当時の2ちゃんねるにおいてどこからか大量に発生してきた「小泉信者」であり、こんなネットを使った工作活動を考え出したのが、今も安倍総理の右腕を務める世耕氏率いる「チーム世耕」と言われているわ。
にゃこは弱いものいじめが大嫌いだにゃ!
ちょっと自民党の批判をしただけで、よってたかって袋叩きなんて、完全に「弱いものいじめ」の卑怯な行為だにゃ!
本来であれば、特定の政党に支持を拡大させるのを目的とした、こうした恫喝や誹謗中傷も含んだネット上の「サクラ行為」は、法律で厳しく禁止するべきだと思うんだけど、残念ながら今も完全にこれが野放しになっているどころか、その実態すらも完全に明らかにされていない。
中には、アルバイトなどで自民党に有利な書き込みをしたり、既存の投稿の監視を行なったりしている話もあるし、ボクはネトサポ以外にも、自民党と癒着している電力業界やゼネコン、大企業、公務員などに加えて、統一教会や生長の家、幸福の科学、神社本庁などの新興宗教団体の信者、そして、これらの工作に影響を受けて洗脳された一般の人々も加わって、膨大で強大な自民党サポートのネット言論集団が出来上がっていると見ているよ。
↓ネットで見つけたイメージ図
出典:JCJK…犯罪捜査で政治を暴く!
こっ、ここまで自民党って強力で恐ろしい工作活動を展開させてたなんて・・・!
そりゃ、自民党の支持者も増えて、自民党支持の書き込みもネット上に大量に溢れかえるわけだわ。
こんなんじゃ、民進党や共産党とかの野党なんか、完全に勝ち目ないじゃないの!
だからこそ、ボクたち国民は確かな目と信念、現状の政治のおかしなところをしっかりと見極めて、声を上げていくことが必要なんだよ。
なんとなく世間に流されながら、多数側についていくような感覚でいると、瞬く間に巨大な力を持っている連中に洗脳され、されるがままに搾取された後、ボロボロにされてしまう。
この非常にマズイ状況から脱して、与党と野党のバランスを整えた上で、日本に健全な民主主義を取り戻すためには、無党派層の一般の人たちが、ネット上で政治に関しても自由な意見を発していくような風潮を作っていくほかにないんだ。
今回の選挙はどういう結末になるか分からないけど、このまま自民党の1強独裁を許し続ければ、日本は一体どこに向かっていってしまうか、もっと一人ひとりが真剣に考えてほしいと思うよ。
・・・
んなわけで、今日の授業はここまで!みんなおうちに帰ってよろしい~。
今の日本のネット界での問題点がとてもよく分かったですぅ。
ネトサポとかに絡まれるのはちょっと怖いけど、私もちょっとづつツイッターとかで政治的なことをツイートしてみようかと思いますぅ。
にゃこはそんなの全然へっちゃらにゃ!
安倍しゃんがまた嘘ついたり、変なことを言ってたら、容赦なく痛烈に書いちゃうにゃ!
私もだいぶここで色々知ることが出来たから、これからはもっと自信を持って色んな意見をネットで発していこうと思うわ!
そこまでタブーには切れ込んでなかった気もしたけど、まあまあ良かったわよ、ウフフ。
まとめ
リテラの記事を見てもらうと分かるように、池上彰氏もネトサポの存在に言及しており、彼らのことを「反知性主義」とまで言っている。
まさに、彼らの思想は「善」と「悪」の二元論で、自分たちの思想と異なることは全て「左翼」「反日」「敵」と決め付ける、あまりに単純な思考に支配されている人々だ。
どうか、こんな人々に感化されないように気をつけてほしいのと、自民党は他の野党が太刀打ちできないほどのこんな巨大なネット工作組織を持っているということ。
そして、安倍政権を批判している人たちを恫喝や中傷で徹底的に黙らせた上で、自民党支持が圧倒的多数の雰囲気を人工的に形成している”実態”を知っておいてほしい。
最初はなかなか勇気がいることだと思うけど、どうか、彼らの中傷を恐れずに、今の政治について自由きままにに発言する機会をみんなが作ってほしいと思うよ。
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