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G7サミット、独メルケル首相が米トランプ大統領の”懲罰関税”に抗議する写真が話題に!安倍総理は困ったように腕組み!ネット「まるで絵画みたい」

G7サミット、独メルケル首相が米トランプ大統領の”懲罰関税”に抗議する写真が話題に!安倍総理は困ったように腕組み!ネット「まるで絵画みたい」

どんなにゅーす?

・2018年6月9日、カナダ・シャルルボワでのG7サミットで撮影された、独メルケル首相が米トランプ大統領に向かって”懲罰的”高関税に抗議していると思われる写真が大きく話題になっている。

日本の安倍総理は、写真の中心近くで困ったように腕を組んでいる姿が捉えられており、ネットでは、その秀逸な構図から「まるで絵画のようだ」などのコメントが多く出てきている。

「トランプ氏を説得する独首相」G7写真が話題

【ケベック市(カナダ東部)=戸田雄】主要国首脳会議(シャルルボワ・サミット)で真剣に討議をする首脳らの写真が話題を呼んでいる。

サミットでは貿易問題で米国と欧州の首脳らの意見が食い違い、首脳宣言のとりまとめが難航した。

写真は9日の午前9時20分(現地時間)から午後10時まで、首脳宣言の採択に向けて最後の詰めの議論を交わす場面だ。腕組みをするトランプ米大統領に対し、メルケル独首相は身を乗り出して説得しているかのようだ。安倍首相は一歩引いた感じで腕組みをしており、各国の立場を示しているようにみえる。

【MSN(読売新聞) 2018.6.10.】

安倍首相「貿易めぐり激しいやりとり」 G7閉幕後会見

サミットの会合では、鉄鋼・アルミ製品への高関税措置を課す米国のトランプ大統領と、それに抗議する首脳たちの間で激しい議論が交わされた。

米国と欧州との「橋渡し役」を自任する首相は会見で、「本年のサミットでは貿易をめぐって激しい意見のやりとりがあった」と明かしたうえで、「貿易制限措置の応酬はどの国の利益にもならない。いかなる措置もWTO(世界貿易機関)のルールに従って行われるべきだ」と指摘。G7の存在意義の低下や合意文書の取りまとめが危ぶまれる状況だっただけに、「首脳宣言を発出できることは大きな意義がある」「G7が一致結束し、世界の平和と繁栄をリードしていくとの決意を示すことができた」と強調した。

北朝鮮問題については、国際社会が一致して国連安全保障理事会の制裁決議の完全な履行を求めていくことで合意したと説明。安倍首相から日本人拉致問題の即時解決を訴え、すべての首脳から理解と支持を得られたとした。

トランプ氏が提案したロシアのサミット復帰にも言及し、「経済や安全保障、世界が直面する課題にしっかり処方箋(しょほうせん)を示していくためには、ロシアの建設的な関与を求めていくことも必要。私たちとロシアの双方が、その環境整備に向けた努力をしていかなければならない」と述べた。

【朝日新聞 2018.6.10.】

↓話題になっている一枚の写真。

出典:産経新聞

グローバリストのメルケルと反グローバリストのトランプ(&フラフラ立場が定まらない安倍総理)の関係性を表す象徴的な1枚!

カナダ東部シャルルボワで開催されたG7サミットで捉えられた1枚の写真がネット上で大きく話題になっているみたいだわ。
確かに、グローバリストのメルケルさん反グローバリストのトランプさん、そして、フラフラと立場が定まらない安倍総理の微妙な関係性を表す象徴的な1枚よね。

ああ。トランプ親分のペット(通称トランペット)である安倍総理が、トランプとシンクロした姿勢で腕を組みながら、どうしていいのか分からず困っているような表情を浮かべているように見えるのもなかなか面白いね。

実のところ、安倍政権の政策を見てると、トランプの政策とは真逆のグローバリズムを推し進めているように見え、貿易政策だけを見ると安倍政権はメルケルのドイツと似たような方向性なので、そういう意味でも、この写真は日本の立場(相反する矛盾した方向性を彷徨っている状況)についてもとてもよく表しているように見える。

安倍総理からすれば、従来のグローバリズムを推し進めれば進めるほど、トランプ政権に徹底的に嫌われることで政権の座を追われることに繋がるし、トランプさんに真に同調すればするほど、反グローバル路線に向かわざるを得なくなって、在日米軍撤退や対米隷属路線から自立する道しかないものね。
そういう意味でも、現在の日本は大きなジレンマを抱えている状況で、今もなおその方向性ははっきり見えてきていない様子だわ。

トランプ政権が(日本を含めた)同盟国や欧州諸国が強く反発するような懲罰的な高関税政策を断行したのも、現状米国に依存しているEUや同盟国に対して”対米自立”を促し、ロシア中国と連携を取らざるを得ない方向に誘導しようとする「米国覇権放棄政策」の一環であると言えそうだ。
特にグローバル系の独メルケル政権はトランプ政権に対する反発を強めており、トランプに激しく脅しや圧力をかけて米国依存のグローバル政策をごり押しするか、これを機に、米国依存におさらばし、ロシア・中国との関係構築に舵を切るのかについて、よく見極めていこうと思うよ。

そして、トランプさんは日本に対しても容赦なく懲罰関税をかけてきた以上、その本音では「日本にも対米自立を強く促している」とみるのが良さそうだわ。

米朝会談が成功し、南北朝鮮が統一されると必然的に在韓米軍は撤退することになり、北朝鮮の脅威がなくなると、その時点で在日米軍のプレゼンスは大きく低下する。
それに加えて、現在安倍政権は中国とも関係改善を進めており、これがより進展すれば、在日米軍の必要性はいよいよ極限まで低下し、トランプは当然のごとく在日米軍を引き上げることに言及し始めることが考えられる。

今のところは、日本のマスコミが奇妙なくらいにこうした話に触れていない以上、まるで現実味がないけど、朝鮮半島の安定化と中国との関係改善が進めば、日本の環境もかなり大きく様変わりする可能性が大なので、今後もこれらの世界情勢にかなり注目していく必要がありそうだ。

そうね。まずは、いよいよ開催が迫ってきた米朝首脳会談に大注目したいところだわ。

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