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【話題】「美味しんぼ」雁屋哲さんが”鼻血””村八分”体験を告白!「私の問題を通じて言えることは、この国では真実を語ってはいけないということです」

【話題】「美味しんぼ」雁屋哲さんが”鼻血””村八分”体験を告白!「私の問題を通じて言えることは、この国では真実を語ってはいけないということです」

どんなにゅーす?

・2014年に自らの作品中に、自身の体験を元にした「福島原発を訪れた登場人物が鼻血を出す」シーンを描写したことで、世間からの批判に晒された「美味しんぼ」原作者の雁屋哲さんが、時を経て、改めて自身が見舞われた様々な体験を告白。ネット上で大きな話題になっている。

・雁屋さんは、自身のみならず、双葉町の当時の町長・井戸川克隆氏をはじめ、周りの多くの人から鼻血が出たり、激しい疲労感を感じる経験をしていたのを聞いたこと、福島に何度も取材に入っていた人物が脳梗塞を起こして亡くなったこと、そして、「鼻血描写」について安倍総理が批判したのをきっかけに、プロのクレーマーのような集団が小学館にひっきりなしに嫌がらせの電話をかかってくるようになったことなどを告白。

・さらには、業界内で村八分にされたり、妙によそよそしくされるようになった経験も明らかに。「私の鼻血問題を通じて言えることは、この国では真実を語ってはいけないということです」と、日本国内に蔓延している同調圧力や国民洗脳の実態について言及した。

「美味しんぼ」原作者が鼻血問題の騒動後をブログで告発

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人気漫画「美味しんぼ」の原作者の雁屋哲氏がこう書きこんだブログが話題騒然だ。雁屋氏は「週刊ビッグコミックスピリッツ」(2014年4月28日発売号=小学館)に「美味しんぼ 福島の真実編」を掲載。東京電力福島第1原発を訪れた主人公らが鼻血を出す描写を巡り、安倍首相から「政府としては、根拠のない風評を払拭をしていく」などと痛罵され、世論の批判にさらされた。

「奇怪なこと」と題した今月15日付のブログには、騒動後の出来事が詳細につづられている。

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【日刊ゲンダイ 2019.4.19.】

奇怪なこと

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「風評」とは「デマ」「うわさ」のことです。

しかし、この鼻血が出た問題は根拠のないことではありません。

私自身が、福島の取材から帰って来た次の日の夕食時に突然たらたらと鼻血が出始めたのです。

私はそれ以前に鼻血を出したことは中学生の時に友人たちとふざけていて、自分で自分の膝に鼻をぶつけたときに一回あるだけでした。

それが、食事中に何もしないのにいきなりだらだらと出始めたので、驚き慌てました。

慌てて、近くのソファに横になりましたが、鼻血は頭を高く上げていないといけないそうで、横になるのは間違いなんですね。

さらに、その頃から、非常な疲労感を覚えるようになりました。

最初は取材旅行が重なったからその疲労なんだろうと思っていましたが、日を重ねてもその疲労感は消えないどころか、ますますひどくなります。

誰かが、私の背骨を摑んで地面に引きずり込もうとしているような感じです。

鼻血は一回だけでなく、翌日また出ました。

私は自分の体験をそのまま「美味しんぼ」に書いたのです。

誰に聞いた物でもなく、噂を書いた物でもありません。

実際に私が経験したことを書いたのです。

 

私は取材の最後に、2013年4月に、埼玉県に避難していた福島第一原発事故の際の双葉町の町長井戸川克隆さんを訪ねました。

たまたまその際に、偶然、岐阜環境医学研究所の所長の松井英介先生が同席されていました。

松井先生が、「福島に取材に何度か行かれたそうですが、体調に変わりはありませんか」と私に尋ねられます。

で、私が「理由が分からないのに突然鼻血が出まして」といったら、松井先生は「やはり」と仰言います。

同時に、福島取材で色々と力を貸して下さった、斎藤博之さんが、驚いて、「えっ!雁屋さんもなの!僕もそうなんだよ。あれ以来何度か出るようになった。病院に行っても理由が分からないと言うんだ」

すると、取材にずっと同行してくれていた安井敏雄カメラマンが、「僕もそうなんですよ」と言います。

なんと、福島取材に行った我々取材班4人の中の3人が鼻血を出していたんです。

ついでに私が耐え難い疲労感について言うと、斎藤博之さんも、安井敏雄さんも「ああ、私もそうですよ」「いや、ひどく疲れてたまらないんです」といいます。

驚いたことに、それを聞いて井戸川前町長が、「私も鼻血が出ます。今度の町長選の立候補を取りやめたのは、疲労感が耐え難いまでになったからです」と仰言るではありませんか。

さらに、「私が知るだけでも同じ症状の人が大勢いますよ。ただ、言わないだけです」と仰言る。

すると松井英介先生が、「大坂で放射能に汚染されたがれきの焼却処理が行われた際、大阪の市民団体がインターネットで体調変化を訴える声を募ったところ、声を寄せた946人中、842人が、鼻血、目、喉や皮膚など空気に触れる部分の症状を訴えている」と仰言った。

放射線だけの影響とは断定できないと松井先生は仰言ったが、それは大変なことではないでしょうか。

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(斎藤博之さんは、私達の福島取材の前に、取材に適した場所を選ぶために何度も福島に通い、結果として私達の数倍被爆したことになります。

その後、斎藤さんの体調は回復せず、歯茎からも血が出るようになり、2017年に脳梗塞で亡くなりました。死因が放射能によるものかどうかは明かではありませんが、私が「鉄の胃袋魔神」とあだ名をつけたほど、活発で食欲旺盛だった斎藤さんが、福島の取材を終えた後、鼻血、激しい疲労感、歯茎からの出血などで、衰弱したことは確かです。

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であるのに、安倍晋三首相を始め、テレビ、雑誌、インターネットでは私の言うことを風評だと決めつけ、私を風評被害を福島に与えると言って非難します。

実に理不尽極まりないことで、私の心は煮えくりかえりました。

 

ところが、「スピリッツ」誌の編集部は私よりもっと大変な目に遭っていました。

担当の編集者から「朝から抗議の電話が鳴り止まずに、編集部全体が困っています」と聞かされたときには私は驚きました。

読者には私の連絡先が分からないから、安倍晋三首相の言葉を真に受けた人たちが、「スピリッツ」誌に文句を言うために電話をかけてくるのだろうと思いました。

そこで、私は、このブログに「私に文句のある人は、私のこのページ宛てに書いて貰いたい。編集部に電話をかけると、編集部が迷惑するから」と書きました。

それで編集部に対する電話攻撃が収まったから思ったらその逆でした。

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その時編集長から詳しく聞いた話は私の想像を絶するものでした。

編集部には電話が20回線引いてあります。

その20回線の電話に朝10時の業務開始時間から夜7時、時には10時近くまで電話が鳴り止まないというのです。

 

それもいきなり怒鳴る、喚く。電話を受けた編集者が返事をすると、その返事が気にいらないと喚く。返事をしないと、なぜ返事をしないと怒鳴る。それが、1時間にわたって続くのです。

編集部員は相手をそれ以上刺激しないように応対するので、神経がくたくたになってしまいます。

編集部員はその度に応対しなければならないし、電話回線は塞がれてしまい、作家との打ち合わせなども通常の時間に出来ない。

そういうことが、毎晩続く。

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電話をかけてくるのは最初に私が考えたような普通の市民ではない。特殊な人たちだと私には分かりました。

普通の抗議電話とは違います。明らかに、「スピリッツ」誌の編集を妨害して、小学館を傷つけ、「鼻血問題」について謝罪させようという意図を持ったものだと思います。

私個人に対してではなく、小学館を標的にした行為です。

小学館に謝罪をさせた方が社会的に効果が大きいからです。

これは、そのような意図を持った指導者が脅迫のプロたちに命じてさせたことだと思います。

編集部員に対する脅迫の仕方が、あまりに手慣れている。普通の人間には出来ないことです。

世の中には、様々な企業に難癖をつけるのを職業にしている人間がいます。

企業を脅して、嫌がらせを続けて、企業にことを収めるために何らかの金品などを差し出させるのが目的です。

その連中は、プロのクレーマーと呼ばれています。

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このテレビ局の話は別にして、私の鼻血問題を通じて言えることは、この国では真実を語ってはいけないと言うことです。

反対に、安倍晋三首相とその取り巻きたちはどんな嘘を言っても誰もとがめません。

安倍晋三首相は2013年9月7日にIOC総会で、オリンピックを東京に招致するための演説を行いましたが、福島第一原発について、

「福島の放射能は、福島第原発からの放射能に汚染された水は福島第一原発の港湾から0.3キロ平方メートル以内に完全にブロックした」

「福島の現状は完全にコントロールされている」

「福島第一原発はこれまでに東京にダメージを与えていないし、これからも与えない」

と言いました。

私は、2013年10月3日付けのこのブログに、「Open letter to the IOC」と言う記事を書き、それが、全部嘘であることを指摘しました。

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そんな嘘を言った人間が、私が実際に体験した鼻血を風評だというのですから呆れるばかりです。

また、その嘘を見逃すこの日本の社会にも呆れるばかりです。

 

一つの国が滅びるときには必ずおなじことが起こります。

支配階級の腐敗と傲慢。

政治道徳の退廃。

社会全体の無気力。

社会全体の支配階級の不正をただす勇気の喪失。

同時に、不正と知りながら支配階級に対する社会全体の隷従、媚び、へつらい。

経済の破綻による社会全体の自信喪失。

 

これは、今の日本にぴったりと当てはまります。

私は社会は良い方向に進んでいくものだと思っていました。

まさか、日本と言う国が駄目になっていくのを自分の目で見ることになるとは思いませんでした。

一番悲しいのは、腐敗した支配者を糾弾することはせず、逆に支配者にとっては不都合な真実を語る人間を、つまはじきする日本の社会の姿です。

【雁屋哲の今日もまた 2019.4.15.】

「美味しんぼ」原作者の雁屋哲さんが、時を経て、「鼻血描写」を機に自身が見舞われた様々な”異常体験”を告白!

出典:Amazon

「美味しんぼ」原作者の雁屋哲さんが、自身の体験を元に「福島原発を訪れた登場人物が鼻血を出す」シーンを描いたことで見舞われた、様々な壮絶体験を告白しており、ネット上で大きな話題になっています。
改めて、この国において、1%の権力層が流布する強力な「同調圧力」が存在していること、そして、多くの日本国民が、1%が作り出した様々な幻想や誘導に深く洗脳されている実態を感じました。

ネット上でも多くの反応が上がっているけど、(ちょっと長いものの)ボクたち一般市民にとって「この日本で何が起こっているのか」を考えていく上で、非常に参考になる情報がぎっしりと詰まっているので、是非ともこちらから全文を読んでもらいたいと思う。

これを読んでも、美味しんぼの「鼻血描写」をきっかけに、プロの仕業としか思えない(一般人とは明らかに違う)凄まじいクレームの電話がひっきりなしにかかってきたことがよく分かったけど、政府やマスコミが率先して行なっている福島の「安全キャンペーン」の背後には、幸福の科学などの安倍政権と密接な関係にあるカルト宗教が動員されている実態が分かっている。
例えば、朝日新聞の記者が襲撃・殺害された「赤報隊事件」についても、(同じく安倍一族と非常に密接な)統一教会の関与が指摘されているけど、恐らく、小学館もそうした反社会的な勢力の標的にされてしまったのではないかな。
ネット上にも、安倍政権の「親衛隊」のような反社会的な勢力がウヨウヨ存在しているけど、どうにか、福島原発事故の真相や詳細な実情が国民に知れ渡らないように、1%の支配層が「ありとあらゆる手段」を使って、日本国民を徹底的にコントロールしていることを感じるよ。

この雁屋さんの記事を読んでも、彼が高い知性や多くの知識、教養を持っていること、そして強い信念や揺るぎない哲学の下に作品作りをされていては、自らの表現や言葉に強い確信を持っていることを感じます。

そして、マスコミ界においても、雁屋氏をあの手この手で貶める工作が行なわれていることを感じたし、彼自身の体験を通じて出てきた「この国では真実を語ってはいけないということです」という言葉は非常な重みがあるね。

彼が指摘している「国が滅びていくプロセス」というのも、ボク自身が日頃から指摘していることとかなり一致しているし、「一番悲しいのは、腐敗した支配者を糾弾することはせず、逆に支配者にとっては不都合な真実を語る人間を、つまはじきする日本の社会の姿です」というのも大きく頷ける。

ネット上では、こうしたリスクを恐れずに多くの民衆にとって貴重な言葉を口にする人を「反日左翼」なんて罵倒する声が蔓延しているけど、これこそ、1%のグローバル資本勢力に従順な「真性奴隷」を「愛国保守」と讃えては、ありのままの実情や体験を素直に人々に伝えている人(本物の愛国者)を「反日」と見立てて潰そうとするグローバリズムを推し進めるための詐欺の手口だ。

グローバル資本主義社会が世界で深化しつつある中、「ポスト真実」という言葉が時たま話題に上るけど、1%の世界支配層がその「実体」を隠しながら99%の民衆を独裁的に支配する「グローバリズム」が進行し続ける限り真相を語る人間こそが”国民の敵””反日”などとして叩かれ、潰される傾向は永遠に続いていくだろう。

アメリカにおいては9.11以降、そして日本においては3.11以降、特にその傾向が激しくなってきているように見えますね。
それだけに、このような社会情勢でここまで具体的な体験を明かしながら私たちに警鐘を鳴らしてくれる方は非常に貴重ですし、私たち一般市民こそが雁屋さんのような強い信念を持っている方を支え、全力で守っていくことが重要なのではないでしょうか。

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