どんなにゅーす?
・ほとんど何の収穫もなかったと思われた佐川氏の証人喚問を通じて、複数の識者の分析によって、疑獄の真相究明に向けて複数の「重要なポイント」が浮かび上がってきている。
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「佐川さんのしっぽが見えた」 若狭勝、35年間の「嘘反応」研究で、官邸関与を見抜く?
28日放送の情報番組「とくダネ!」(フジテレビ系)に出演した若狭氏。番組では「答弁&表情にみる佐川氏の心理」と銘打ち、佐川氏の答弁を分析した。
若狭氏が注目したのは、自由党の森ゆうこ参院議員との質疑。今井尚哉首相秘書官とのやり取りがあったかを聞かれた佐川氏は、以下の3回に分けて答えた。
1回目「官邸秘書官はおそらく私どもの課長クラスと(答弁の)調整をしていた」
2回目「私の国会答弁に関して私が今井秘書官と話したことはございません」
3回目「森友問題について話をしたことはございません」
若狭氏は、この答弁に「嘘反応」が典型的に出ていると断言。
「私はこの35年間、嘘の見抜き方の研究をしているんです」
として、次のように分析した。「つまり、森裕子議員が聞いて最初の質問に対してはぐらかすんです。はぐらかし方は一般論を述べる。これは嘘反応の典型なんです。2回目に聞かれて少し小出しにする。3回目であいまいなことが言えないから思い切って言ってしまう」
以上を踏まえ、佐川氏と今井秘書官が電話等で接触していた可能性を指摘し、今後は通話記録がカギになると結論づけた。最後に、若狭氏は
「(証人喚問は)ほとんど得にもならなかったですが、唯一ここは特捜部も本当に目をつけていて佐川さんのしっぽが見えたと思っても不思議じゃ無いところ」
と元検事としての捜査観も披露した。
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昭恵氏喚問非実現なら国民の怒りは野党に向かう
決裁公文書を改ざんする方針が固められて2月17日の安倍首相発言が生まれたのか、2月17日の安倍首相答弁があったから公文書改ざんが行われたのかが定かでないが、安倍首相答弁と公文書改ざんとは直結していると考えらえる。
私が提示してきた「安倍首相=刑事コロンボ犯人説」は、改ざん方針が固められたから2月17日の安倍首相答弁が飛び出したとするもの。
いずれにせよ、公文書改ざんに安倍首相ないし首相官邸が関与している疑いは濃厚だ。
そして、首相官邸のキーパースンが今井尚哉秘書官である。
佐川宣寿氏と入省同年次である。
携帯電話等の通信記録で、佐川氏と今井氏の連絡の有無を確認することが重要だ。
国会は国政調査権を活用して、携帯電話会社から通信履歴を取得するべきである。
今井氏と佐川氏との間で昨年2月17日の前後に通信が行われた事実が明らかになれば、これが突破口になる。
公文書改ざんは今井-佐川ルートが焦点になる。
他方、国有地激安払い下げは、安部昭恵-谷査恵子-今井尚哉-田村嘉啓-迫田英典-田中一穂-武内良樹-池田靖ラインが焦点になる。
最大の突破口になるのは安倍昭恵氏である。
野党はものごとの優先順位を適正に設定するべきである。
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鉄壁の佐川氏、「今井秘書官」に関する森ゆうこ議員からの質問で僅かな”ほころび”が…!
出典:最後のジャーナリズム
ほとんどそれらしい収穫がなかったかのように思われた佐川氏の証人喚問でしたが、複数の識者の分析によって、”事件究明”に向けての重要ポイントがいくつか浮かび上がってきています。
ああ。いくつかの気になる点はすでに色々なテレビ番組でも検証されていたけど、中でも大きかったのが、森ゆうこ議員が質問した、今井秘書官との接触の如何に関する佐川氏の答弁だ。
元検事の若狭勝氏(上の記事参照)も指摘しているように、ボクもこの場面の映像を観ていて同じような印象を持ったし、この場面において、鉄壁だった佐川氏の様子に僅かな動揺が見られた。
恐らく佐川氏は、かなり万全に事前対策を行ない、安倍官邸関係者とも入念な打ち合わせを行ないながら、あらゆる質問についての答弁を準備していたのだろうけど、そうした”準備範囲”をいくらか超えた質問で、なおかつ、あまり聞かれたくなかった質問において、微妙な焦りが見られたとともに、何度も(安倍政権お抱えの)補佐人に相談するシーンが目立っていた。
その中でも、最もほころびが出てしまったのが、このシーンだったといえるだろう。
さらに今井秘書官の件で言えば、下記のように財務省の矢野官房長が、先日の国会答弁で「首相官邸の関与」を明確に否定した後、これを訂正し、「官邸からの関与については現在調査中」と答弁を変えた点も見逃すことが出来ない。
これらのファクターを総合すると、佐川氏も矢野官房長も、「官邸の関与」、つまり今井秘書官の関与については、いずれも様々な動揺を見せながらウヤムヤにしているという印象があるんだよ。
嘘つけない官僚の答弁が「調査中」。意味深である。。#ロイター 財務省の矢野官房長 、文書改ざんへの官邸側からの指示の有無について「総理・財務相側からの指示なかった」と否定も、官邸からの指示ついては「調査中で現時点で答えるのは不可能」と発言。Yahoo!ニュース https://t.co/8V7ZCsrDrt
— 望月衣塑子 (@ISOKO_MOCHIZUKI) 2018年3月26日
さらには、(当サイトでもお伝えしたとおり)安倍総理本人が、先日の国会で今井秘書官の名前を出された途端に最もあからさまに焦り、いわゆる「プチパニック状態」になっていましたよね。
佐川氏は、偽証罪に問われることも恐れずに、文字通りに「捨て身」で証人喚問に臨んでいたけど、それでも特に、今井秘書官との件については、僅かな心の揺れが表に出てしまったといえる。
安倍総理も国会答弁で笑っちゃうくらいに焦りまくっていたけど、それだけ、今井秘書官は森友疑獄における「非常に重要なキーマン」であるということだ。
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”不自然”なまでに昭恵夫人の関与を明確に否定し続けた佐川氏、すなわち「昭恵夫人」が非常に重要な役割を担っていたことを暗に示す!
↓8億円値引きにおいて、非常に大きなキーパーソンであることがますます疑われる昭恵夫人と谷査恵子氏。
さらに、佐川氏の喚問を振り返りますと、安倍総理だけでなく、昭恵夫人の関与を”不自然”なまでに徹底的にきっぱり否定し続けたことも、大きなポイントの一つですね。
ああ。これも、今まで安倍総理本人が異常なまでにムキになりながら昭恵夫人の関与を否定し続け、証人喚問を断固として拒否し続けてきた動きと、佐川氏の答弁が完全にリンクしている上で、見逃せないポイントだ。
佐川氏の証言をもって「これで全ての疑いが晴れた!」と大声を上げている安倍政権の面々も、より不自然さと怪しさを増長させているし、いかに佐川氏が(表向きには)安倍政権から「悪者」に仕立て上げられつつも、裏では緊密に繋がりながら「入念に打ち合わせ」を重ねてきたのかが手に取るように分かる。
つまり、安倍政権側による「意地でも昭恵夫人の証人喚問だけは行なわない」という執念にも似た強烈な意思が存在しているのが分かるし、それだけ昭恵夫人は、この疑獄の多くの部分で関与している今井秘書官に並ぶキーパーソンだということだ。
このように、一見して、何の意味もなかったかのように見えた佐川氏の喚問だったけど、それなりに新たに浮かび上がってきた部分もあった以上、全く無駄な作業ではなかったということだね。
いずれにしましても、安倍政権によるこの徹底した「国民騙し」「国会愚弄」の数々は、到底許されるものではありません。
安倍政権は、今後もありとあらゆる手段で真相究明の動きを妨害し続けると思われますが、大阪地検特捜部の捜査の進展を願うとともに、私たちが声を上げ続けていくことで、この巨大疑獄事件の真相究明を今後も徹底的に行なう必要がありますね!
ああ。マスメディアも(現時点では)こうした安倍政権による国民をバカにしきった態度をかなり批判的に報じているし、安倍政権が放送法を強引に改悪して、マスコミにより激しい脅しをかけてしまう前に、どうにかしてこの世論を大きな原動力にしながら、森友事件の解明を急いでいきたいところだ。
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