どんなにゅーす?
・2019年4月4日、日産の前会長カルロス・ゴーン氏が特別背任容疑で東京地検特捜部に再逮捕された。逮捕は4度目。
・異例の長期勾留の後にようやく保釈された中で、ゴーン氏は3日、自身のツイッター上で「何が起きているのか真実をお話しする準備をしています。4月11日木曜日に記者会見をします。」とツイート。こうした中での突然の再逮捕に対し、ネット上では驚きとともに様々な推測が上がっている。
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ゴーン前会長を再逮捕 日産の資金を私的流用の疑い
日産自動車のカルロス・ゴーン前会長が、中東のオマーンの販売代理店に日産から支出させた資金の一部を私的に流用し、合わせて5億6000万円余りの損害を与えたとして、東京地検特捜部は特別背任の疑いでゴーン前会長を再逮捕しました。ゴーン前会長の逮捕は4回目で、特捜部が一度保釈された被告を再逮捕するのは異例です。
再逮捕されたのは、日産自動車の前会長カルロス・ゴーン容疑者(65)です。
東京地検特捜部によりますと、ゴーン前会長は平成27年から去年にかけて、知人が経営するオマーンの販売代理店に日産から支出させた資金の一部を私的に流用し、合わせて5億6000万円余りの損害を与えたとして、特別背任の疑いが持たれています。
関係者によりますと、オマーンの代理店に支出された資金の一部は代理店のインド人の幹部の個人口座を通じてレバノンのペーパーカンパニーに送金され、前会長が使っていたクルーザーの購入資金に充てられたり、前会長の息子が経営するアメリカの投資関連会社側に流れたりしていた疑いがあるということです。
~省略~
東京地検特捜部「損害額などの事情で逮捕」
ゴーン前会長の4回目の逮捕容疑などを報道陣に説明した東京地検特捜部の担当の副部長は「保釈中に逮捕したことで、勾留について再び批判が出るのではないか」という質問に対し「今回の事件は逮捕の必要性があり、裁判所から令状の発付を受けている。日産に与えた損害額などの事情も考えての逮捕だ」と述べました。~省略~
何が起きているのか真実をお話しする準備をしています。
4月11日木曜日に記者会見をします。— Carlos Ghosn カルロス・ゴーン (@carlosghosn) 2019年4月3日
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カルロス・ゴーン氏が「何が起きているのか真実をお話しする準備をしています。4月11日木曜日に記者会見をします。」と言った途端に再逮捕か。公にされたら困る事がこの国やマスメディアにはあるようだな。草 #kokkai #NHK pic.twitter.com/jXKpmC7fs2
— 別班マン (@beppanman) 2019年4月3日
本当に分かりやすい展開。話をされたら困る事があるから話す機会すら奪う。この国は法治国家でもなければ、人権侵害なんてやりたい放題という事だろう。
— rough (@rough4646) 2019年4月3日
っえ、えー。っえ、えー。ったたタイミング良すぎやろ東京地検。狙ったな。
— 雪友(ホプとジャスティン) (@Yukitomo_BTS) 2019年4月3日
ゴーン氏事件を見ていて感じるのは、検察の横暴とそれを許す裁判所。
しかし、一番の問題は、検察のリークを嬉々として報道する記者クラブメディア。
記者クラブが解体され、フリーランスや外国メディアが検察や警察の会見に参加出来れば、日本の異常な人質司法は少しは改善されるでしょう。— 弁護士 星 正秀 (@hoshimasahide) 2019年4月3日
みなさん、当たり前のように、東京地検を刺激か?とか、当局を怒らせた、とか書いてますが、そんなことでひとりの人間の自由が奪われるって、とんでもないことですよ。ゴーンが罪を犯しているかどうかという問題と別として。恐ろしい話です。 https://t.co/z192tkgGIq
— 山口一臣 (@kazu1961omi) 2019年4月4日
ゴーンに記者会見させない口封じ逮捕としか思えない。国家権力の行使としてやりすぎ、暴走だ。恐ろしい。ゴーンに発信されるのが検察も日産も嫌なのだ。それほど自信のない後ろめたい強制捜査なのだろう。この期に及んでマスコミは検察従軍報道を続けるのだろうか。https://t.co/ZuUeyX0MXy
— 鮫島浩 (@SamejimaH) 2019年4月4日
ゴーン氏がオマーンの会社を通じて資金を流用させた疑いということで再逮捕するとかいう話で、それはそれでいいけれど、その捜査能力があるのなら、何故財務省の公文書改竄事件や、安倍晋三の大親友が経営する学校法人に特区決定した事件で、1人も逮捕起訴できないのか、が全く理解できない。
— 大島栄二(キラキラレコード) (@kirakiraohshima) 2019年4月3日
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通常では考えられないような異常事態!ゴーン氏の”意味深ツイート”直後の異例の逮捕劇にネット上も騒然に!
出典:Twitter(@carlosghosn)
あらあら…やっとの思いで保釈されたゴーンさんがまたまた逮捕されちゃったわ。
しかも、上の「意味深ツイート」の直後の逮捕だけに、「真実を話されたらよほど困ることがあるんじゃないか」って、ネット上で様々な推測が飛び交っているわ。
ほんとに、何から何まで異例尽くしだし、考えられないようなことが次から次へと起こるね。
この予想外の逮捕劇に世界も驚きを持って大々的に報じている状況で、これによって日本の特捜に対するさらなるネガティブイメージの蔓延と批判の拡大は避けられないだろう。
(ちなみに、ゴーン氏の再逮捕について「ツイッターを使用したのが原因なのでは?」との声も出ているけど、ゴーン氏の弁護を担当している弘中惇一郎弁護士は、「裁判所や検察から、ツイッターに関して問題視はされていない」と答えており、これが原因ではないとの見解を示している。)
すでに裁判に向けての準備が進められていたにもかかわらず、こうした中での「再逮捕」というのも記憶が無いし、普通では考えられないような話だ。
このコラム記事においても「背景にあるもの」について色々と考察したけど、やはり、この一連の逮捕劇の裏側には「よほどの何か」があると考えざるを得ないし、森友事件においての「やる気ゼロ」の対応と180度違い、特捜が異常なまでに鼻息を荒くし、ひたすら強権的な対応に突き進んでいる点についても注目すべきだろう。
(さらには、ゴーン氏の突然の逮捕劇によって、大炎上中の自民・塚田国交副大臣のトンデモ”忖度発言”騒動がいい具合にぼやかされている点も気になる。)
東京地検特捜部のルーツが、GHQが創設させた「隠退蔵物資事件捜査部」であることはこの記事で紹介したけど、やっぱり、何らかの「国際的な陰謀」が介在して、日本の特捜が動かされているものと考えるのがいいのかしらね。
そして、ゴーン氏もそうした”裏事情”の一端を知っているということなのかな。
そういう意味では、彼がツイッターでパフォーマンス的なツイートをしたのは失敗だったように思うし、今回の逮捕によって、場合によってはさらなる長期勾留に見舞われることになるかもしれないね。
もし「しゃべられたらとってもマズいこと」があるのなら、もうゴーンさんは二度とそれを口にすることが出来なくなってしまうかもしれないわね。
なんだか、いよいよおかしな展開になってきてるけど、この先一体どうなっていくのか、その行方をよく見ていこうと思うわ。
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