試してみたいけど難しそうな手作りごはん…どうやって作ればいいの?
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こんにちは、管理人です。
今回は、栄養も愛情もより深めることができて一石二鳥な犬猫の「手作りご飯」について紹介したいと思います。
へえ、手作りごはんかにゃ!?
この前の記事で、ドライフードの危険性について知ることができたけど、これだったら自分で食材を選んで作れるからとっても安心にゃ!
「それ」が何といっても手作り食の一番のメリットだね。
ドライフードや缶詰は、どこのどんな材料をどのくらい使っているかもよく分からない上に、ペットフードの安全基準が人間に比べて低い現状があることから、人間がとても食べられないような、粗悪な肉や魚を使用している可能性だって充分にある。
その点、手作りごはんなら、素材や生産地を自分で選ぶことができて、人間と同じ水準の質のごはんをあげることができるから、これはかなりデカいメリットだ。
にゃこもほんとにそう思うにゃ!
それに人間と同じで、自分で作ったご飯をワンちゃんや猫ちゃんが食べてくれたら、とっても嬉しい気分になるにゃ!
そう、ペットに対する愛情をより深めていく上でも、手作りごはんはとっても有効だ。事実、ボクもエレナに手作り食をあげるようになってから、今まで以上に深い愛着を持つようになった気もするなあ。
何より、あそこまで慢性下痢や嘔吐に悩まされていた上に、「悪性リンパ腫」の疑いまで下されてしまったエレナが、このような自然食中心の食生活の改善で元気になってくれたことが、本当に嬉しくって、「諦めないで何でも試してみて良かった」と思ったと同時に、「もっと小さい時から手作り食を与えていれば良かった」って思ったよ。
・・・でも、手作りごはんって、どんな風に作ればいいのかにゃ?栄養バランスとか、どんなものを使って作ればいいのかとか、にゃこもかわいがってる野良ちゃんにあげたいんだけど、にゃこにもちゃんと作れるかにゃ?
それじゃ、これから手作りごはんに関する簡単な知識やポイントを紹介していこう。
大丈夫、基本的には難しいことは全然ないし、誰にでも作れるものだから、是非とも肩の力を抜いて読んでくれると嬉しいと思う。
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手作りごはんは基本的なポイントさえ掴めばとっても簡単
手作りごはんについて、躊躇したり、栄養バランスをどうしていいか分からずに難しく考える飼い主さんは多いと思う。かく言うボクもその一人だった。
だけど、細かい栄養バランスはそこまで考慮しないで、「人間の食事と基本的には同じスタンスで大丈夫」なことを仲良くさせてもらっている獣医さんから教えてもらった。
おおまかなポイントは、「肉・魚を中心に、そこに野菜やキノコなどをトッピングする(肉:その他=およそ7:3程度)」といった考えで自由に作っていけばOKだ。
肉や魚は基本的に生でOK!そして、野菜は生でも茹でてもよし、キノコは加熱したものを…と、こんな感じかな。
おお!それならにゃこでも作れそうだにゃ!味付けはどんな風にすればいいのかにゃ?
もし味が薄くてあまり食べないようであれば、塩やかつお節なんかを軽くまぶして味を付けるといいと思う。
それから、もしいきなりオール手作りに少し不安を感じるようであれば、市販の缶詰にこれらの生肉や野菜を混ぜるのもいい。
これだけでも栄養補給の面でも全然違うと思うし、現にボクもエレナに缶詰と手作り食を併用させていて、よく「ハーフ手作りごはん」もあげているよ。
肉・野菜・きのこのおススメ食材はコレ!
なるほどにゃ!それだったらさらに手軽になって簡単にゃ!魚や野菜、きのこはどんなものを入れたらいいのかにゃ?
肉は、基本的に牛・豚・鶏どれでもOKで、ローテーションをするのがおススメということだ。
生肉をあげることを心配する飼い主さんがいるけど(ボクもかつてそうだった)、健康な犬や猫は、元々肉食ゆえに強酸性の胃液を持っていて、人間が食中毒になるような菌は胃の中で全て死滅して問題にならないということだ。
基本的にボクの場合は、先生に教えてくれた「とり農園」で注文した新鮮な鶏のミンチを、色々な部位をローテーションしつつあげているよ。
野菜は、腎臓にいいキャベツ、白菜やブロッコリー、これらを少量トッピングすれば大丈夫だ。
犬猫は野菜からビタミンやミネラルを摂取するのが得意ではないので、細かく刻んでトッピングするのがポイント。
便秘に悩まされている犬猫であれば、食物繊維が豊富なゴボウを細かくしてあげるといいかと思う。
これらの野菜は生でも茹でてもOK、ゴボウなんかは生だと筋っぽいから加熱した方がいいかもね。
キノコ類は、スーパーに売っている一般的なもの、しめじ、えのき、しいたけ、まいたけなど、なんでもOKということだ。ボクはキノコ類は入れていないけど、基本的に加熱したものがいいかと思う。栄養価が高い分、おススメの食材ということだ。
それから、ボクはこれらに「ゆで卵」を細かくしたものを時々エレナにあげている。
これも先生から教えてもらった情報だけど、卵は優秀なたんぱく源とのことなので、加熱したものを栄養補給程度に黄身と白身を交ぜつつ時々トッピングすればいいだろう。
ちなみに、これにαリノレン酸が含まれている油類(亜麻仁油・しそ油・えごま油)をできあがった手作りご飯に軽くふりかけてあげるのもおススメとのこと。
αリノレン酸は体の中でEPAやDHAに変わるから、栄養補給の補助として優れているんだ。ただし、これらの油は加熱すると酸化しちゃうから、出来上がったご飯にそのまま少量かけるようにしよう。
ちなみに、エレナはステロイドなどの薬を常用していることから、(先生からアドバイスを受けて)肝臓のケアとして市販のターメリックパウダー(ウコン)を少量ご飯にふりかけているよ。このように、何らかの病気を患っている犬猫の場合は、またこれらのレシピをアレンジした方がいい場合があるから、少し注意をしたほうがいいね。
なるほど~!だいぶ手作り食の全体像が見えてきたにゃあ!
ちなみに、使っちゃいけない食材や注意する食材はあるかにゃ?
ネットでも色々と出ているけど、長ねぎ類や玉ねぎ、ユリ科の植物(ニラやユリ根など)、は犬猫にとって毒だという説が多く出ているので、やめたほうがいいだろう。
それから糖質が多めに含まれている野菜(ニンジン、イモ類、カボチャなど)は少なめにしておくことがおススメだ。特にがんや糖尿病を患っている犬猫は糖質を極力控えたほうがいいので、注意した方がいいということだ。(うちのエレナも、リンパ腫の疑いが出てからは糖質は極力控えた食事を心がけて、その結果ここまで元気になったからね。)
それから、イカやタコ類も消化が悪い(毒だと言っている人もいる)ので、基本使うべきではないだろう。
あと、生肉を使う犬猫の手作り食は人間にとっての衛生面で少し注意する必要がある。犬猫が食べた後の食器はなるべく早くに丁寧に洗った方がいいのと、紙皿やスーパーとかでお惣菜が入っているような使い捨て容器を使えば便利かもしれないね。
はーい!お陰さまでだいぶ手作りご飯に詳しくなったにゃあ!にゃこも今度かわいがってる野良ちゃんたちに手作り食をあげてみようと思うにゃ!
管理人さんありがとう~!
なんといっても、添加物や酸化防止剤などの化学物質を一切使用していない手作り食は、腎臓や肝臓にも優しく、さらに犬猫にとって不必要な穀物を摂らずにすむことから、メタボやアレルギーの危険も遠ざけることができる。手作りごはんを徹底している家庭の犬猫ちゃんは筋肉質で締まった体つきになるとのことだ。
世間一般に流されているペットフードのCMの影響などもあって、なかなかとっつきにくいイメージが浸透している手作りご飯だけど、まずは市販の缶詰に混ぜるような形で手軽に始めてみるのはどうだろうか。
ボクのようにエレナが病気になってから後悔する前に、元気なうちや小さい頃から、犬猫の栄養を真剣に考えていってほしいなあと思うよ。
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