どんなにゅーす?
・2021年11月29日、日大をめぐる大規模背任事件において、東京地検特捜部は、大学関係業者から受け取ったリベートを税務申告せず、およそ5300万円を脱税した疑いで、田中英寿理事長を逮捕した。
・田中理事長は「日大の帝王」として長年にわたって君臨し、様々な裏工作を繰り返しながら権力を保持してきたことがいわれており、政界とも深く繋がる「キーマン」の逮捕に、ネット上では大きな反響が湧き起こっている。
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日大・田中英寿理事長を5300万円脱税容疑で逮捕…東京地検特捜部
所得税約5300万円を脱税した疑いがあるとして、東京地検特捜部は29日、日本大学の田中英寿理事長(74)を所得税法違反容疑で逮捕した。
関係者によると、田中容疑者は、日大医学部付属板橋病院(東京都板橋区)の建て替え計画などを巡り、背任罪で起訴された医療法人「錦秀会」前理事長・籔本雅巳被告(61)などから、昨年までの間に少なくとも8000万円を受領した疑いが浮上していた。
特捜部は今年9月、板橋病院を巡る背任事件で日大本部(千代田区)や田中容疑者の飲食店兼自宅(杉並区)などを捜索。同病院の建て替え計画や医療機器の調達に絡み、日大に計約4億2000万円の損害を与えたとして、10~11月、籔本被告と元日大理事・井ノ口忠男被告(64)を2度、逮捕・起訴した。
特捜部はこの捜査の過程で、田中容疑者から複数回にわたり事情聴取を実施。田中容疑者は資金流出への関与や、籔本被告らからの現金の受領を否定していた。
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日本大学の田中英壽理事長を逮捕 所得税法違反の疑い 東京地検
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特捜部は、日本大学の付属病院をめぐる背任事件の関係先として、ことし9月と先月、田中理事長の自宅を捜索し、その際、1億円を超える現金が見つかっていました。
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田中英壽理事長とは
日本大学の田中英壽理事長(74)は13年前に理事長に就任し、9万5000人を超える学生などを抱える国内最大規模の学校法人のトップとして大学運営にあたってきました。
学生時代は名門 日大相撲部で学生横綱として活躍し、現在はアマチュア相撲を統括する日本相撲連盟の副会長を務めています。
また、平成29年までの4年間は、JOC=日本オリンピック委員会の副会長も務めました。
《日大・田中理事長逮捕》「俺が逮捕されれば裏金のことも全部ぶちまける」“日大のドン”田中英寿理事長が口にする“不穏な言葉”
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検察担当記者が語る。
「疑惑の舞台は日大医学部附属板橋病院です。老朽化による建て替え計画が進んでおり、予算規模は1000億円という大プロジェクト。日大は昨年、基本設計を24億円で設計会社『佐藤総合計画』に発注しているのですが、そのうち約2億円が不正に流出し、大学に損害を与えたとみられているのです」
契約は、日大が全額出資して2010年に設立された株式会社「日本大学事業部」が行なった。大学の納入業者の選定を一手に仕切り、大学のグッズの企画・販売や職員の物品購入から学生寮の管理、保険代理業まで担う組織だ。そのキーマンが日大の理事で、日大事業部の取締役も兼務する田中氏の最側近、井ノ口忠男氏(64)である。
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“反田中”の大学幹部に実弾入りの封筒が
田中氏は家宅捜索には驚いていたものの、至って強気の姿勢だという。
「田中氏本人はガサ入れ翌日に6時間の事情聴取を受けていますが、『まったく知らない。金が(医療コンサルに)渡っていたことは後で知った』と一貫して否認している。学内で、地検に協力した犯人探しも始めています」(同前)
田中氏は青森県出身で、地元高校の相撲部を経て日大に入学。現役時代は34個のタイトルを獲得した、“アマ相撲界の大鵬”だ。
「83年に日大相撲部監督に就任。指導者として元小結・舞の海や野球賭博で追放された元大関・琴光喜などを育てた。その後も角界に絶えず逸材を供給するドンとして君臨し、日本オリンピック委員会(JOC)の副会長などを歴任。政治力に長けていた田中氏は日大でも出世コースを歩み、08年に理事長の座を手にした」(日大関係者)
その過程で、“反田中”の大学幹部に実弾入りの封筒が送られるなどの不穏な動きが勃発。捜査当局の間でいつしか「日大利権」「ドン田中」のキーワードが取り沙汰されるようになった。
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「俺が逮捕されるようなことがあれば…」田中氏が口にする不穏な言葉
その井ノ口氏と盟友関係にあるのが錦秀会の籔本氏なのだ。大阪の7病院のほか介護老人保健施設や医療コンサルを抱え、グループ全体では約5800床を誇る関西屈指の医療法人を率いる。夜の北新地では有名な存在で、フェラーリ愛好家としても知られている。安倍晋三前首相のゴルフ仲間として首相動静にも何度も登場してきた。
「ただ近年、病院経営の台所事情は火の車だった。今回の件は資金繰りに窮した籔本氏ありきのスキームだったのではないかとみられている」(前出・地検関係者)
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「俺が逮捕されるようなことがあれば、今まで政治家に渡した裏金のことも全部ぶちまけてやる」
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出典:YouTube
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田中理事長が逮捕。裏金が政財界に流れた可能性も含め、全容解明が待たれる。
日大・田中英寿理事長を脱税容疑で逮捕…東京地検特捜部
所得税を脱税した疑いがあるとして、東京地検特捜部は29日、日本大学の田中英寿理事長(74)を所得税法違反容疑で逮捕した。 https://t.co/QQPDdi8apJ
— 望月衣塑子 (@ISOKO_MOCHIZUKI) November 29, 2021
日本大学の田中英寿理事長が脱税で逮捕という速報が入ってきましたが、ところで、安倍晋三の「相続税3億円脱税疑惑」ってどうなったんですかね?
— 法學院狂魔 (@Adepteater029) November 29, 2021
「とうとう」なのか、「やっと」なのか…。いずれにしても、この大学が変わるきっけかけになるよう、たくさんの学生やOBが願っていると思う →日大・田中英寿理事長を5300万円脱税容疑で逮捕…東京地検特捜部(読売新聞オンライン)https://t.co/U1YXMw2r65
— Shoko Egawa (@amneris84) November 29, 2021
【所得税法違反で逮捕】“日大のドン”田中英寿と特捜部「最終戦争」「逮捕されれば裏金、全部ぶちまける」 #週刊文春 https://t.co/B0ZjZ2opK7
— 週刊文春 (@shukan_bunshun) November 29, 2021
富、名声、権力、この世の全てを手に入れた男、日大田中英寿理事長
彼の逮捕際に放った一言は学生のやる気を駆り立てた。
「次の理事長席か?欲しけりゃくれてやる・・・。探せ!この世の全てをそこに置いてきた!」
学生達は理事長席を目指し、夢を追い続ける・・・!
世はまさに大脱税時代!!— さにたん (@nekogasukiyarou) November 29, 2021
あら、この人も日本オリンピック委員会の副会長。JOCって、やっポリ怪しいなあ。→日大・田中英寿理事長を5300万円脱税容疑で逮捕…東京地検特捜部 : 社会 : ニュース : 読売新聞オンライン https://t.co/50BVZOmZ6w
— 鈴木 耕 (@kou_1970) November 29, 2021
ついに逮捕!田中自身が言ってた!俺が逮捕されたら全てしゃべる。
間もなく安倍も逮捕か。日大・田中英寿理事長を脱税容疑で逮捕…東京地検特捜部 https://t.co/1rCkPNnrdI #スマートニュース
— ぶんぶん (@1a6QBM80wiJ41c5) November 29, 2021
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山口組組長とも深い交友がある「日大の帝王」田中英寿理事長がついに逮捕される!田中一派の人脈をたどると安倍元総理の存在も…!
ついに、「日大の帝王」が検察の手の中に墜ちました。
角界から政界、そして闇社会までの幅広い人脈を糧に、長年にわたって日大を一極支配してきた田中英寿理事長が脱税の容疑で逮捕されました。
いやあ、これはかなり驚いたね。
田中理事長の政界における人脈をたどっていくと、まずは安倍元総理の存在が浮かび上がってくるけど、それだけ、安倍氏の権力も大きく低下してきているということかな。
●過去参考記事:【闇深し】日大巨額背任事件・籔本雅巳容疑者と安倍元総理の「親密写真」が話題に!籔本容疑者の医療法人「錦秀会」は事実上の新生佛教教団(日本会議系カルト)の下部組織か?
田中理事長といえば、政界にだけでなく、闇社会との繋がりが取り沙汰されることが多いけど、以前に当サイトでは、「タックル暴行事件」について述べた記事の中で、田中理事長と山口組の6代目組長・司忍氏と仲良く写っている写真を紹介したことがあった。
東京五輪はヤクザ・オリンピックだ!!米マスコミが報道
『日本でいま最も危険で、最も代償の高くつく写真 2014/11/19米VICE誌』
米VICE誌など海外メディアでは『東京五輪関係者』と『暴力団組長』の親しげなツーショット写真が掲載され大問題となっている。ところが肝心の日本国内では怖がって誰も報じない。
左に座っているのが日本オリンピック委員会(JOC)副会長で日本相撲連盟副会長、日本最大の10万人の在校生を抱える日本大学の田中英寿理事長。右のノーネクタイのスーツ姿が日本最大というよりも断トツで『世界最大の暴力団』である山口組6代目の司忍(本名・篠田建市)組長である。
2012年2月23日、米財務省は、シノブ・ツカサことケンイチ・シノダを、国外犯罪組織とその支持者であるとして、国際緊急経済権限法・大統領令13581号に基づいて、米国司法権の及ぶ範囲の資産凍結と、米国民との取引を禁止させる制裁の対象にした。このニュースは当時全米を騒がせ、「シノブ・ツカサ」の名は「ジャパニーズ・ゴッドファーザー」として一気に知れ渡った。
日本のマスコミが報道を自粛するなか、とうの田中英寿理事長は隠すどころか逆に日本大学内の反対派を恫喝するアイテムとして山口組6代目との親しげなツーショット写真を積極的に利用していたと言うから驚くやら呆れるやら。
見かけも中身もヤクザそのものであり教育者とかスポーツマンの矜持どころか、品性下劣で知性も教養もない無茶苦茶な話である。
上の問題写真が海外メディアによって伝えられたのを機に、田中理事長はJOCの副会長を辞任していますが、まさに、反社会勢力の権力者からスポーツ界、そして政界にまで多大な影響力を持っている田中理事長が逮捕されたのは、非常に大きなインパクトがありますし、やはり、日本の権力層の内部で明確な「変化」が起こっているのは間違いないのではないでしょうか。
これまで強気の姿勢を崩してこなかった田中理事長は、逮捕前に「俺が逮捕されるようなことがあれば、今まで政治家に渡した裏金のことも全部ぶちまけてやる」と予告していたみたいだけど、果たして検察は、田中理事長の逮捕を皮切りにさらに深いメスを入れ、捜査の範囲を政治権力者にまで拡げていくつもりがあるのかどうか?
とにかくも、この先の展開と捜査の行方を注意深くウォッチしていくとしよう。
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