どんなにゅーす?
・2019年4月21日に大阪12区・沖縄3区で投開票が行なわれた衆院補選において、自民党がともに敗戦した。
・沖縄では、玉城知事率いる「オール沖縄(野党系)」が支援した屋良朝博氏が、安倍政権が推薦した島尻安伊子元沖縄北方担当相を破って勝利。大阪では、自民が故・北川知克元環境副大臣のおい・晋平氏を擁立し「弔い選挙」を演出したものの、大阪で高い人気を誇る維新の藤田氏に及ばなかった。
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衆院補選、自民2敗 大阪は維新・藤田氏 沖縄は屋良氏
衆院大阪12区、沖縄3区の両補欠選挙が21日、投開票された。大阪12区で日本維新の会が擁立した新人の藤田文武氏、沖縄3区で野党が支援した無所属新人の屋良朝博氏がそれぞれ初当選した。第2次安倍政権の発足以降、自民党が補選で敗れるのは、不戦敗だった2016年の衆院京都3区補選を除けば初となる。
大阪12区補選は自民党の北川知克元環境副大臣の死去に伴う。投票率は47%で前回比0.5ポイント減となり過去最低だった。
自民党は北川氏のおい、晋平氏を擁立し「弔い選挙」を訴えた。維新の藤田氏は7日投開票の大阪府知事・市長のダブル選の勝利を追い風に戦いを制した。旧民主党政権で総務相を務めた樽床伸二氏、元共産党衆院議員の宮本岳志氏は「非自民・非維新」の受け皿を狙ったが支持に広がりを欠いた。
玉城デニー氏の沖縄県知事転出を受けた沖縄3区補選は与野党が対決する一騎打ちの構図となった。投票率は43.99%で前回に比べ10.06ポイント下がり過去最低となった。
立憲民主党や国民民主党など野党が支援した屋良氏は安倍政権が進める米軍普天間基地(宜野湾市)の名護市辺野古への移設反対を主張した。移設を容認し沖縄振興を訴えた自民党新人の元沖縄・北方相の島尻安伊子氏は及ばなかった。
普天間基地の辺野古移設をめぐっては、18年9月の県知事選、今年2月の県民投票に続いて反対派が勝利した。
2補選は、安倍晋三首相が18年9月の自民党総裁選で連続3選して以降、初めての国政選挙となった。首相が20日に大阪入りするなど各党は期間中、幹部を連日現地に送り込んだ。選挙結果は参院選に向けた各党の動きに影響を与えそうだ。
~省略~
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沖縄3区補選、「オール沖縄」のヤラともひろさんに当確!
強権をもって辺野古埋め立てを進める安倍政権に対する沖縄県民の大きな勝利です!
「辺野古推進」を公然と掲げた自民候補を打ち破ったことは、「新基地ノー」のトドメの審判となりました!
安倍政権はこの結果を真剣に受け止めよ!— 志位和夫 (@shiikazuo) 2019年4月21日
㊗️おめでとうございます!
デニーさんからのバトンが渡り、また一人ブレない政治家が誕生しました🎉🎉🎉
「継ぐ」新時代沖縄!#ヤラともひろ さん#沖縄3区 衆院補選 pic.twitter.com/oN86U8FF8k— HIROMI (@HIROMI150303) 2019年4月21日
衆院沖縄3区補選、屋良朝博さん当選確実の一報。本当に嬉しいです!
屋良さんは「普天間の移設問題をめぐる混迷は、軍の構成や配置は政治が決めるという当然の思想の欠落に起因」と著書で述べています。
次は屋良さんには国会で、まさに「政治が決める」というリーダーシップの発揮を期待しています。— 花瑛塾広報局 (@kaeizyuku_PR) 2019年4月21日
宮本岳志さん、残念でした。しかし、この補選は、この間ゴタゴタしていた野党間の結束を強化し、参院選勝利への土台をつくりました。無所属とはいえ共産党の議員だった候補を、全野党の党首が応援にかけつけ、たくさんの議員と市民が応援に立ち上がったのは、歴史上はじめてのことです。 https://t.co/RaZmvwZgii
— こたつぬこ『「社会を変えよう」といわれたら』4/17発売 (@sangituyama) 2019年4月21日
この補選でも、県民投票でも、これまでも辺野古NOの民意は散々示されている。安倍は辺野古を断念しろ、底意地の悪い人の道を踏み外している沖縄いじめをやめろ。https://t.co/ezXJ7kdUvY
— 大下賢一郎 (@kemuchiman) 2019年4月21日
沖縄では、知事選、県民投票に続いて3度連続で「辺野古移設ノー!」の民意が示されたことになる。安倍政権がこれだけの民意を無視して建設を進めようとするなら、それは「独裁政治」以外の何ものでもない。
【衆院 沖縄3区補選 無所属 屋良氏が当確】 https://t.co/H4tvOME0sP— m TAKANO (@mt3678mt) 2019年4月21日
大阪の補選結果は共産党側も選挙前から折り込み済だったろう。立候補した最大の理由は当選すること以上に、自公維新勢力と本気で戦う姿勢を見せることだったと思う。
— mold (@lautream) 2019年4月21日
確かに自民二敗だが、野党が勝ったわけでもない。たぶんに地域の特殊事情が大きい。あらためて引き締めて、夏の参院選、いや、同日選に向けてしっかり準備をしていかなければなりません。https://t.co/jEpUvLdR9L
— 江田憲司(衆議院議員) (@edaoffice) 2019年4月21日
安倍政治を先鋭化したのが維新である。大阪12区補選は安倍首相や菅官房長官の新自由主義が二階幹事長や麻生財務相ら古い自民党を破ったと見るべきだ。安倍自民党は昔の国民政党自民党ではない。財界ら強者に露骨に肩入れする政党だ。それは穏健保守層が最も嫌う政治のはずだ。https://t.co/duVaSxK9nL
— 鮫島浩 (@SamejimaH) 2019年4月21日
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沖縄では、辺野古基地反対の屋良氏が快勝!改めて、沖縄の強力な民意が示される!一方、大阪は維新勢力の増長で安倍政権に追い風か!
出典:YouTube
大阪と沖縄で行なわれた衆院補選ですが、大阪は維新の藤田氏、そして沖縄は野党系(オール沖縄)の屋良さんが当選となりました。
色々な見方が出来そうな結果ですが、ひとまず、沖縄で野党系候補が勝利したのは本当によかったです。
うむ。沖縄に関しては、(当初より与党の劣勢が伝えられていたけど)本当にいい結果が出たね。
やはり、安倍政権のグローバリズム(民主主義蹂躙の”隷米”主義)に対して確固たる「NO」を突きつけ続けている沖縄の高い民意は大いに見習うべき部分があるし、ボクたち本土の庶民にとっても、本当に有り難くも心強い限りだ。
その一方で、大阪の方は、確かに自民党は敗北したものの、安倍総理本人はもしかしたら、維新が勝った方が「嬉しかった」部分があったかもしれない。
上のツイートで非常に的確な指摘があるけど、まさしく維新とは、安倍政権の方向性をより”先鋭化”させた政党であり、1%のグローバル資本勢力を徹底的なまでに優遇しつつ、残りの99%の一般庶民を極限的なまでに搾取・蹂躙し、市民をかつてない貧困に追いやる方向性で一致(いわゆる「竹中メソッド」)している状況だ。
自民党の内部を見ると、旧来の穏健なグローバリズムや、やや反グローバリズム寄りな勢力が含まれているけど、安倍政権の中枢勢力は、今や維新の方が親和性が高い、「急進的なグローバリズム路線」だ。
それに、”憲法改悪”などを強力に推進している、安倍一派を支援している日本会議などのグローバルカルト(エセ愛国カルト)教団勢力の動きにも完全に同調しているし、ちまたのマスコミでは、しきりに「安倍政権に打撃」なんて伝えられているけど、これにあんまり惑わされない方がいい気がするぞ。
これらのマスコミ報道は、野党(市民)側を油断させる目的でミスリードしている可能性もあるかもしれません。
今回の選挙結果だけでは、「安倍政権の勢力が弱まってきている」とは言い難い部分がありそうですし、野党側は相当気を引き締めて野党共闘を進めていかないと、次の選挙で惨敗する可能性があるでしょう。
その上で、今回の選挙で惜しくも敗れてしまった宮本岳志さんも、また次の選挙で私たちが全面的に支援し、再び国会の場に送り出していく必要がありますね。
その通りだね。
とにかく、単純な「自民2連敗」ではないように思えるし、野党側は、今回宮本氏を団結しながら応援した経験を生かし、次の選挙でより質の高い共闘路線を打ち出してもらいたいところだ。
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