どんなにゅーす?
・2021年7月6日、小泉進次郎環境相が、会見で「災害リスクが高い区域をあらかじめ指定して候補から外す新たな規制ルールの検討を始めた」と明らかにした。
・熱海の大規模土石流災害の現場付近にソーラーパネルが設置されていたことを受けての発言と思われるものの、その一方で、環境省は、2030年度の太陽光発電の導入目標に約2000万キロワット分を積み増す方針も表明。この一見矛盾したような動きに対し、様々な声が上がっている。
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太陽光発電、災害リスク高い区域の規制検討 小泉環境相
小泉進次郎環境相は6日、太陽光発電所の建設地について、災害リスクが高い区域をあらかじめ指定して候補から外す新たな規制ルールの検討を始めたことを明らかにした。静岡県熱海市で起きた土石流の原因とは別の問題としたうえで、「地域のみなさんが不安に思うようなところに(太陽光パネルが)あることはまったくプラスだとは思わない」などと述べた。
小泉氏は会見で、急傾斜地などに太陽光パネルが設置されていることについて、「あまりにリスクが高いのではないかというところに対しては、建てるべきではない、という対応もちゅうちょなくやるべきだ」などと語った。不適地を候補地から外す「ネガティブゾーニング」のような考え方を検討しているとして、新たな規制に乗り出す考えを示した。
~省略~
【独自】太陽光発電の目標上積み、原発20基分相当…環境省
温室効果ガスの削減に向け、環境省は2030年度の太陽光発電の導入目標に約2000万キロ・ワット分を積み増す方針を決めた。原子力発電所20基分に相当する。これにより、30年度の太陽光発電容量は、すでに増加を見込んでいる部分も含め、現行の導入目標の1・7倍に当たる1億800万キロ・ワット以上となる見通し。6日に開かれる政府の有識者会議で積み増し案を示す。
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同日に報じられた「一見矛盾するような2つの記事」にネット上では様々な声!
…これをどのように捉えればよいのでしょうか。
この一見”矛盾”するような環境省(進次郎氏)の動きに、ネット上では様々な声が上がっています。
(ツイッター上の声を載せようかと思ったけど、ざっと参照してみたところ、個人的に紹介するに足る内容が見つからず、仕方なく断念した…)
進次郎氏の今回の発言は、(国民から賛同や賞賛を得たいがために)ほとんど思いつき同然で言った可能性もあるけど、今のところは、環境省内では(規制よりも)「ソーラーパネル設置推進」の動きの方が大きい感じなのかな。
一方で、今回の土砂崩れ事故を通じて、原発推進勢力もにわかに騒ぎ始めており、こちらは経産省の管轄であることから、それぞれの利権を持つ勢力が自らの縄張りを拡大・強化させるべく、様々な思惑がドロドロに交錯し始めてきた状況だ。
(ネット上では、元より「原発推進勢力」が大きな勢力を持っており、これらの勢力が、今も「ソーラーパネルのせいで土砂崩れが起こった」と喧伝しては、自然エネルギー推進をすぐにやめて原発依存を再び高めるように、キャンペーンを張っている状態だ。)
ボク自身は、”原発依存体質”(何度も言ってきたけど、これは「米国の核政策」とも密接にリンクしている)から完全に抜け出すことができない限り、いずれ「第二・第三の福島原発事故が起こる」ことをほぼ確信に近い形で危惧しているので、原発依存から完全な脱却を進め、自然エネルギーを推進していくことそのものは賛同しているけど…しかし、これも、安全性を度外視し山林を乱開発しながらソーラーパネルを設置していくと、今回のような甚大な災害が発生する危険を誘発させるし、どちらにしても、環境破壊に繋がらないように細心の注意を払いながら進めていく必要がある。
私自身の感覚では、今回の事故によって、原発界隈がこれまで以上に勢いづいては、この事故を利用して、政府全体で「原発推進の動き」が強まっていくのではと予想しております。
菅総理本人も原発推進の方に軸を置いている感じだからね。
安倍前総理も率先して新たな議連を作るなど、最近にわかに原発推進にかなり力を入れてきているし、確かに、ネット上の”キャンペーン”もあいまって、「土地が限られている日本においては、やはり原発に頼っていくしかない!」との風潮が盛り上がっては、(さらなる深刻な原子力災害により)本当の「日本崩壊」が発生してしまう展開に誘導されていってしまいそうな予感がボクも徐々にし始めてきているよ。
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