どんなにゅーす?
・2018年5月31日、大阪地検特捜部は、森友学園の文書改ざん・国有地8億円値引き売却問題について、市民団体から告発を受けていた佐川前国税庁長官ら38人全員の不起訴を発表。捜査を終了させることを発表した。
・文書改ざんについては、改ざん箇所が300箇所にも上ったものの、別の内容に書き換えたとはいえないと判断。8億円値引きによる背任についても、森友学園からの損害賠償請求を避けるための判断だったと解釈。これを不服としている市民団体が検索審査会への申し立てを行なう方針のほか、野党は佐川氏の再度の証人喚問を与党側に求めていく方針だという。
|
|
森友改ざん・背任容疑、佐川氏ら全員を不起訴 大阪地検
学校法人森友学園(大阪市)をめぐる一連の問題で、大阪地検特捜部は31日、国有地の大幅値引き売却に対する背任や決裁文書を改ざんした虚偽有印公文書作成など全ての告発容疑について、財務省理財局長だった佐川宣寿(のぶひさ)氏(60)や財務省職員ら38人全員を不起訴処分とし、発表した。いずれも嫌疑不十分や嫌疑なしと判断した。
佐川氏らを告発した市民は今回の処分を不服として、近く検察審査会に審査を申し立てる。11人の市民からなる審査会が「起訴相当」か「不起訴不当」と議決すれば、大阪地検は再捜査することになる。
財務省は、国有地の大幅な値引き売却が明るみに出た2017年2月以降、取引に関する14件の決裁文書を改ざんしたと認めた。文書からは安倍晋三首相の妻昭恵氏や政治家名、「本件の特殊性」などの記述が削除されており、佐川氏の国会答弁との整合性をとることなどが目的だったとしている。
改ざんについて、山本真千子特捜部長は会見で「文書の効用を失ったとは言えず、うその文書を作ったとは認められない」などと述べ、起訴を見送った理由を説明した。文書から削られた記述は一部分で、契約金額や日付など根幹部分は失われていないと判断したとみられる。
大阪府豊中市の国有地をめぐっては、16年6月に学園に売却された際、地中ごみの撤去費8億1900万円などが差し引かれ、価格が1億3400万円とされた。不当な値引きで国に損害を与えたとする背任容疑で、売却交渉時の理財局長・迫田英典氏(58)らが告発されていた。
会計検査院は昨年11月、地中ごみの量は最大で7割減るとの試算を示し、値引きの根拠は不十分と指摘していた。地中ごみの撤去費に関しては、ごみの量を積算していた国土交通省大阪航空局に対し、財務省近畿財務局が対象範囲を広げるよう提案していたことも明らかになっている。
しかし特捜部は、一定量のごみがあったと認識していた職員らによる撤去費の算定は、不適切とまでは言えないと判断。また、ごみ撤去で開校が遅れれば学園から損害賠償を求められる恐れがある中、売買契約に今後賠償請求をできなくする特約が盛り込まれた点も踏まえ、故意に国に損害を与える目的があったとは認められないとした。
一方、山本部長はごみの撤去費について「不適正との認定は困難」と述べたが、その額が適正かどうかの見解は示さなかった。
|
|
「佐川宣寿氏、今日にも不起訴へ」って、国会で43回も虚偽答弁を繰り返した上に、公文書の改竄を指示して部下を自殺に追いやったのに、どうしてこんな大犯罪者が「不起訴」になるの?さらに言えば、どうして地検が発表する前に「不起訴」になるって各紙が報じてるの?この国、もうメチャクチャだな。
— きっこ (@kikko_no_blog) 2018年5月30日
【露骨な政権支援】村木事件で証拠ねつ造をした大阪地検特捜部は、今度は佐川元理財局長と近畿財務局を不起訴。大阪地検特捜が籠池氏を詐欺罪で拘留している間に、佐川氏や財務省が文書隠しや300か所も改ざんしたのだ。これでは国策捜査と言われても仕方ないだろう。https://t.co/CvBXJKI39b
— 金子勝 (@masaru_kaneko) 2018年5月30日
きょう、朝日がついに「佐川氏ら不起訴へ」を打った。最高検が不起訴の方向で動いているという見方は、先月早々から流れていて、予想通りの結末だ。公文書の改竄と国有地の不当な値引きを罪に問わないことが確定的になった。検察の機能不全が明らかになった。日本は法治国家の看板を捨てた。
— 青木 俊 (@AokiTonko) 2018年5月30日
「データ改ざん 神戸製鋼を強制捜査へ 東京地検特捜部と警視庁」
「佐川氏ら不起訴へ 森友文書改ざんで大阪地検特捜部」
NHKウエブに「改ざん」を巡る2つのニュースが並んでいる。「民の改ざん」は強制捜査、「官の改ざん」は不起訴。日本に法の下の平等はあるのか。 https://t.co/5sJN6lT4RD— m TAKANO (@mt3678mt) 2018年5月31日
大阪地検も
安倍内閣も
国民の信頼を完全に失った森友学園への国有地売却と
財務相決裁文書改ざんで
佐川たち一味は不起訴が決定した。戦後最大の安倍夫妻による一大疑獄。
税金を
安倍が理想とする極右教育を実現しようとする森友学園に浪費した。無関心な国民が
加計やスパに税金を捧げた……— 桐谷育雄 (@kiriyaikuo) 2018年5月31日
森友文書改ざん、佐川氏不起訴へ 背任容疑の元局長らも(朝日新聞デジタル) https://t.co/hLUfVia3K2 @YahooNewsTopics 国会で代議士に虚偽答弁を繰り返し、公文書改ざんを主導した佐川。これを司法が黙認するという前代未聞の判断。機能不全の司法。これが我が国の現実。憤りしか湧か無い。
— nitonasuk (@nitonasuk) 2018年5月30日
まさか「不起訴、安倍さんセーフじゃん」とか言ってる人は居なかろうね。「文書改竄の理由は佐川答弁との辻褄合わせ」と政府は認め、その佐川答弁は「安倍答弁との辻褄合わせ」なのだから、一連の不祥事で国会を混乱させた元凶が「安倍答弁」なのは明白だ。当然辞職に値する。https://t.co/8QA3gRhjXP
— きむらとも (@kimuratomo) 2018年5月31日
海外では「アベゲート」と報道。米国では大統領でも公文書を改ざんすれば終身刑も適用される。
それが日本では懲役1年以上10年未満。元々大甘なんだよね。財務省の意図的廃棄も「保存規則が1年未満だから刑事責任を問えない」だと😩佐川ら不起訴。8億値引き背任容疑も不起訴https://t.co/mP5sdsyBRu
— 盛田隆二『焼け跡のハイヒール』祥伝社 (@product1954) 2018年5月30日
公文書を改竄し廃棄する。国民の行政に対する信頼を根底から崩した大事件である。佐川氏を不起訴にするのなら、検察は記者会見して国民の前に顔をさらして理由を説明すべきだ。検察は時の政権のためにあるのではない。国民を代表して捜査していることを忘れないでほしい。
https://t.co/UHVrraG7JT— 鮫島浩 (@SamejimaH) 2018年5月30日
なんと、告発を受理した38人全員が不起訴に❗
改竄→「うその内容に変えたとまではいえない」
売却→「国に財産上の損害を生じさせたとは認められない」
政治家の関与については、“答えを差し控える”。
…幕引きか。安倍政権だけはお咎めなしの独裁国家だな😡 pic.twitter.com/JcJX8eQzWO
— 但馬問屋 (@wanpakutenshi) 2018年5月31日
|
|
「清和会(グローバリスト傀儡)無双伝説」をまたも強く印象づけた森友事件全員の不起訴劇!日本には元来より「法の下の平等」はなし!
出典:YouTube
森友事件をめぐる大阪地検特捜部による長きに渡る捜査が続いていましたが、想定していた中で最も最悪の結末となった状況です。
300箇所にも上る文書の改ざんと、国権の最高機関である国会をことごとく崩壊させる数々の重大な虚偽答弁を繰り返したにもかかわらず、佐川氏に対して一切の「お咎め無し」の判断を下した大阪地検特捜部に、ネット上では怒りの声で埋め尽くされています。
市民団体からの告発状を受理し、ここまで長い期間にわたって捜査を続けていたのは「一体何だったんだ?」というようなニュースであり、改めて、戦後以降続く、ネオコン軍産をはじめとしたグローバル資本の直系の”下部組織”である清和会の政権による数々の疑獄が一切罪に問われない「清和会無双伝説」をさらに強く印象づけた形だ。
その一方で、特捜側が捜査で得ていた情報を度々マスメディアに流すなど、一定程度真面目に捜査を行なっていた痕跡は見られるので、そう考えると、やはり、検察内に入り込んでいる黒川弘務氏を筆頭にした安倍シンパ勢力が、例によって(甘利事件やリニア事件に続き)立件を妨害した可能性がありそうだ。
いずれにしても、背任についても文書の改ざんについても、安倍政権の権力側に対して「相当に都合のいい解釈」で罪に問えないことを判断したように見受けられるし、特に文書改ざんについては、検察そのものが「この程度の改ざんはいくらやってもOK」とお墨付きを与えたに等しく、国家における最重要の「不変の財産」でもある公文書の価値を著しく下げただけでなく、民主主義の根幹をも驚くほどに軽視した判断と言わざるを得ない。
これを機に、数々の公文書の改ざんが相次いでしまえば、いくらでも都合の悪い事実を適宜歪めた上で、国民や国会を欺くことが可能になってしまう上に、圧倒的な権力を安倍政権に与えながら、行政のさらなる腐敗を大きく誘発させる危険性すらあります。
そのような意味でも、今回の検察による圧倒的に安倍政権に忖度した判断は、この先の日本の歴史の大きな「負の転換点」になってしまうかもしれません。
告発した市民団体は、今後検察審査会に不服を申し立てるみたいだし、野党は佐川氏の再度の証人喚問を求める方針みたいだけど、すでに国会も検察もまともに機能していない日本は、かなり末期的なヤバイ状態になっているのは確かだ。
三権分立の各権力がかつてないまでに腐敗している以上、国民の良識や知性・良識だけが未曾有の腐敗を打破させる「最後の砦」なのかもしれないけど、果たしてこの先どうなるのか。
どちらにしても、このまま安倍政権を終わらせることが出来ないと、本当に取り返しのつかないことになってしまいそうだね。
この記事が「良かった」「共感した」「参考になった」「役に立った」と思ったら、カンパ(ご支援)いただけますと嬉しいです!
●(new)クリエイター支援サイト「Ci-en」を通じた支援(クレジット・銀行振込・電子マネー等多くの支払い方法に対応)
100円~50,000円まで、自由に金額を設定しチップを贈ることが出来ます。(Ci-enを通じた詳しい支援の仕方はこちら)
↓「Ci-en」を通じた当サイトへのご支援はこちらから↓
●「note」を通じての支援(ゆるねとにゅーすイメージソングの購入…価格500円・税込・クレジットまたはモバイル決済)
楽曲の購入とは別に、クリエイターサポート機能を利用することで、100円~10万円までご支援いただけます。
楽曲を購入せずに、サポートのみ(100円~10万円)を行なうことも可能です。
(サポート機能について詳しくはこちら)
●月額ウェブマガジン「ゆるねとパートナーズ」のご購読(クレジット決済または銀行自動引き落とし)
およそ3日に一度配信(月10回)されるウェブマガジン「ゆるねと通信」や、管理人やキャラクターによる動画配信、不定期配信の会員限定記事などをお届けいたします。
金額は月500円~ご自由にお選びいただけます。
決済方法は、PayPalによるクレジット決済または銀行の自動引き落としです。
詳しくは「ゆるねとパートナーズ」のウェブサイトをご覧くださいませ。
|
|