どんなにゅーす?
・2023年11月23日開催予定の「阪神、オリックス優勝記念パレード」について、大阪府が教職員に開催費用を集めるクラウドファンディングに参加するよう圧力を掛けていた疑いが浮上している。
・パレードは、大阪府市や経済界でつくる実行委が主催しているといい、クラファンを運営している企業は、国立科学博物館のクラファンを開催した「READYFOR」。同企業の代表取締役がダボス会議のメンバーで、岸田政権「新しい資本主義実現本部」のメンバーであることについても疑問視する声が上がっている。
|
|
阪神&オリ優勝パレードで吉村知事「府費投入しない」 クラファンは目標額5億円の1割強止まり
11月23日に開催される阪神とオリックスの優勝パレードの費用について、大阪府の吉村知事は「公金を投入しない」との方針を明らかにしました。
23日の優勝パレードは、大阪府や兵庫県などでつくる実行委員会の主催で、両府県は費用を集めるためにクラウドファンディングを実施しています。
企業からの協賛も合わせて目標額は5億円ですが、9日現在、クラウドファンディングで集まった金額は約12%の6300万円程度といいます。
(吉村知事)「府費を投入しないというのは当初、決めた通りです。民間企業の皆さんに協賛金のお願いをいろいろしている。費用を確保できるように、民間企業の皆さまと一緒に努力をしていきます」
~省略~
阪神オリのパレード 大阪府が教職員に「寄付協力を」 現場は困惑
今月23日に大阪市と神戸市で開催予定のプロ野球阪神タイガースとオリックス・バファローズのリーグ優勝パレードの開催費用を集めるため、大阪府が教員や職員に寄付への協力を求める文書を出していた。「職員への寄付の強要になりかねない」などと現場からは反発の声も上がっている。
パレードは府市や経済界でつくる実行委が主催。府などによると、実行委の事務局名の文書は7日付で府立学校の校長ら宛て。事務局の依頼を受けた府教育庁によって、同日中に教員向けポータルサイトに掲載された。
「開催にかかるクラウドファンディングの周知について(依頼)」との題で、パレードの警備などの運営に5億円の事業費が必要と説明。「教職員のみなさまへの周知についてご協力のほどお願いいたします」との文言がある。寄付額は3千円以上との表記とともに「お申込は、勤務時間外に行ってください」と寄付への協力も呼びかけている。
~省略~
|
|
”寄付額は3千円以上との表記とともに「お申込は、勤務時間外に行ってください」と寄付への協力も呼びかけている。”
阪神オリのパレード 大阪府が教職員に「寄付協力を」 現場は困惑:朝日新聞デジタル https://t.co/K6zVas8D8t #阪神タイガース #オリックス・バファローズ
— 朝日新聞 大阪政治行政取材班 (@asahi_gyousei) November 9, 2023
しんぶん赤旗で報じた阪神オリックス優勝パレードへのクラファンを大阪府が府立学校長らに、教職員へ協力を求めるよう「連絡文書」を発出していた問題を、「朝日」も報じました。大きな問題になっています。
9日の会見では吉村洋文知事が「赤旗が書いたやつ」と話していましたね。 https://t.co/Ygb5biGFju— 三浦誠・赤旗社会部長 (@redbear2014) November 10, 2023
これ笑い話じゃなく大阪府知事としてアウトですよね?
— コウタロー (@carol112222) November 10, 2023
どこが書いてるかを問題にするのって、公職にある者としてはあるまじき行為ですよね
— オルタナ風ブランドン (@SILBAdHy4ipJQNq) November 10, 2023
吉村くん。あんた、教職員は、あんたの奴隷ちゃうで?
阪神オリのパレード 大阪府が教職員に「寄付協力を」 現場は困惑:朝日新聞デジタル https://t.co/HYnIqC1zpE #阪神タイガース #オリックス・バファローズ
— 大阪が好きやねん#入管法改悪反対@維新にこれ以上大阪を壊されてたまるか! (@oosakahaoosaka) November 10, 2023
阪神オリックス優勝パレード資金集めクラファンについて、教育長から府内各公立校校長宛に案内が流された件。
「寄付の協力呼びかけでは」という質問に「協力を求めた」事はなく周知しただけとトボける #吉村洋文
ムリな目標設定の挙句、不適切な協力呼びかけ⇒追及には詭弁で逃げる吉村。大阪の恥💦 pic.twitter.com/nsVyEa2Woj— Shoji Kaoru 💙💛 (@Shoji_Kaoru) November 9, 2023
#吉村洋文 がパレード費用はクラファンでとイキり大失敗→不足した費用について、市が100%株主の大阪メトロに「協賛」という形でケツを拭かせる維新パワハラ府政◦市政。
民営化の名の下、実質的には吉村ら維新の意のままになる半官半民企業となった大阪メトロ。
職員の苦労を思うと心が痛む😨 https://t.co/nop04JPCCd— Shoji Kaoru 💙💛 (@Shoji_Kaoru) November 10, 2023
阪神・オリックス優勝パレード。
警備にあたり兵庫県と神戸市の職員は「休日出勤」の一方、大阪府市は「ボランティア」の件について「熱い思いで」「それぞれの思いで参加頂く」とタダ働きさせる #横山ひでゆき
横山や吉村は公務としてパレード参加にも関わらず、職員の身を切る維新。許せない🔥 pic.twitter.com/DuxyhNPQ6A— Shoji Kaoru 💙💛 (@Shoji_Kaoru) November 8, 2023
大阪府職員に対して、阪神オリックス優勝パレードのクラファン募金を要求。「寄附で評価に影響?組合懸念」ここまでクズ政党がいまだかつて日本にいたか? 維新が過半数議席とった結果がこれだぞ。これが維新の本性、大阪府民はこれでも維新に投票してよかったと言えるのか? #維新は最悪の選択肢 https://t.co/x0vFLRGD7Q
— 桃太郎+ (@momotro018) November 9, 2023
職員への圧力だけでなく行政の中立性を壊しかねない暴挙であり、禁じ手だ。
こういう恐ろしいことが軽々とできてしまう維新の軽薄さが本当に恐ろしい。
阪神オリのパレード 大阪府が教職員に「寄付協力を」 現場は困惑https://t.co/LFDlBgVKBY #阪神タイガース #オリックス・バファローズ
— 小西ひろゆき (参議院議員) (@konishihiroyuki) November 10, 2023
今週の「週刊文春」の記事と今日の「赤旗」の記事をならべてみた。
大阪、異常すぎるでしょ。
「阪神・オリックス優勝パレード」に関し、大阪府・大阪市は、職員から金を巻きあげ、かつ、タダ働きを強制してるわけ。
こんなん奴隷労働以下やし、脱法行為やん。
無茶苦茶すぎるやろこれ。 pic.twitter.com/zOUHEkYp4p
— 菅野完 (@noiehoie) November 9, 2023
『阪神&オリックス優勝パレード、クラファン低調 「資金が万博に流用」の憶測』との記事。この点、大阪府は臆測を否定し、パレードでは万博のPRもしないとのこと。だったら『万博500日前!』の副題も取り下げたらいかがか。万博で優勝を汚すのはやめていただきたい。 https://t.co/L6v1eS9nMh
— 泉 房穂(いずみ ふさほ) (@izumi_akashi) November 4, 2023
メディアの方々へ
まるで大阪人がけちってクラファンしないかのような報道されてますが、きちんと報道すべきですね‼️パレードを政治利用しようとしている
姿勢にムシズが走るからですよ‼️阪神・オリ「優勝パレード」 開催費用のクラファンまだ目標の1割ほど… https://t.co/6RnhXGlF7n
— 林 よう子 (@Hayashi21yoko) November 8, 2023
相変わらずの詭弁だが、それよりも気になったのが、後ろの背景
一度のパレードのクラファンの為に作ったんか?
大阪府の中で作れるかわからんけど、外注してるならそこそこの金額になるんやないの?
そこには公金いれるんや https://t.co/RGljHRuyxx— Kouki3332 (@Kouki33321) November 9, 2023
「阪神、オリックス優勝記念パレード」クラファンの主催社も竹中平蔵ラインのREADYFOR。手数料は12〜17%。維新はクラファンまで金儲けの手段として使い始めたということか。危ない、危ない。大阪府民はいいかげんに目を覚まそう。https://t.co/1svC3dR7F3 https://t.co/sRHALwnZ81 pic.twitter.com/xyLsiXvyiX
— 南青山(沈黙はファシズムの承認) (@minami_aoyama) November 8, 2023
|
|
科博のクラファンに続いて、ここでも岸田政権のお友達企業!「ガバメントクラウドファンディング」と称しながら行政が市民からよりカネを搾り取り、一部をお友達企業に流すやり口が横行!
出典:YouTube
私たちは、近年急速に増えてきている(政府や自治体が一般市民に向けて寄付を募る)「ガバメントクラウドファンディング」について「様々な問題がある」と指摘してきましたが、この件もまたしかりですね。
そもそも、プロ野球団の優勝パレードの資金を大阪府が一般市民に募るという構図自体が根本的におかしいのではないでしょうか。
●過去参考記事:
【マッチポンプ】市民から9億円以上集めた国立科学博物館のクラファン会社代表は、ダボス会議&岸田政権「新しい資本主義実現本部」のメンバー!自治体など行政のクラファンを多数運営!
しまいには、(本来は100%本人の意思に委ねられるはずの)クラウドファンディングに参加するようにと大阪府が下層の教職員に圧力を掛けていたというのだから、もう完全にメチャクチャだね。
そして、このクラファンの運営元もまた、科博のクラファンと同じ「READYFOR」であり、この企業の代表取締役(米良はるか氏)は、ダボス会議のメンバーで、なおかつ岸田政権の「新しい資本主義実現本部」のメンバーであることは前の記事で述べたとおりだ。
つまりは、行政が「クラファン」と称して(税金に飽き足らずに)さらに庶民からカネを吸い上げ、そのカネが政権のお友達企業に流れているということだし、この優勝パレードの目標額「5億円」というのも、クラファンの一般的な規模を完全に超越しており、したがって莫大な手数料が運営企業に転がり込んでくることになる。
現状では、寄付金が6千万円程度しか集まっていないと報じられていますが、それでも17%の手数料であれば1千万円以上の儲けが発生するということですし、この企業は、同じようなたくさんの「ガバメントクラウドファンディング」によって、相当な儲けを得ていることがうかがえます。
平たく言えば、腐敗権力(政府や自治体)がクラウドファンディングを悪用して、さらに庶民からカネを搾り取りながらお友達企業をぼろ儲けさせているということだし、国民自身がこのおかしな構図に気が付き、「ガバメントクラウドファンディング」そのものを批判し、強く反対していくべきではないのかな。
今回の事例を見ても、「ガバメントクラウドファンディング」は、従来のクラウドファンディングの目的や意義から完全に逸脱した、「腐敗権力による新たなカネ儲けシステム」であることが分かるはずです。
維新に対して最大級の批判の声を上げることはもちろんですが、「ガバメントクラウドファンディング」のサービスを提供している企業が、(パソナなどとも同じように)腐敗権力と癒着しながら甘い蜜を吸っている構図があることについても問題視し、ひいては「ガバメントクラウドファンディング」そのものの是非について、議論していく必要があるのではないでしょうか。
この記事が「良かった」「共感した」「参考になった」「役に立った」と思ったら、カンパ(ご支援)いただけますと嬉しいです!
●(new)クリエイター支援サイト「Ci-en」を通じた支援(クレジット・銀行振込・電子マネー等多くの支払い方法に対応)
100円~50,000円まで、自由に金額を設定しチップを贈ることが出来ます。(Ci-enを通じた詳しい支援の仕方はこちら)
↓「Ci-en」を通じた当サイトへのご支援はこちらから↓
●「note」を通じての支援(ゆるねとにゅーすイメージソングの購入…価格500円・税込・クレジットまたはモバイル決済)
楽曲の購入とは別に、クリエイターサポート機能を利用することで、100円~10万円までご支援いただけます。
楽曲を購入せずに、サポートのみ(100円~10万円)を行なうことも可能です。
(サポート機能について詳しくはこちら)
●月額ウェブマガジン「ゆるねとパートナーズ」のご購読(クレジット決済または銀行自動引き落とし)
およそ3日に一度配信(月10回)されるウェブマガジン「ゆるねと通信」や、管理人やキャラクターによる動画配信、不定期配信の会員限定記事などをお届けいたします。
金額は月500円~ご自由にお選びいただけます。
決済方法は、PayPalによるクレジット決済または銀行の自動引き落としです。
詳しくは「ゆるねとパートナーズ」のウェブサイトをご覧くださいませ。
|
|