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西原博史・早大社会学部教授が中央道で事故死!自民党主導の改憲や教育基本法改正に反対!相次ぐ良識派言論人の急死に様々な声が…

西原博史・早大社会学部教授が中央道で事故死!自民党主導の改憲や教育基本法改正に反対!相次ぐ良識派言論人の急死に様々な声が…

どんなにゅーす?

・2018年1月22日午前0時10分頃、西原博史・早大社会学部教授が中央道の上り線で不慮の事故により急死自身が運転していた車が中央分離帯に衝突し、事故処理のために車外に出たところ、後ろから来たトラックにはねられて死亡したという。

・西原教授は、以前より自民党が主導する憲法改正や教育基本法改正に反対の姿勢を一貫してきており、西部邁氏に続いて安倍政権の腐敗や暴走に警鐘を鳴らし続けてきた言論人の相次ぐ死に、ネットでは様々な声が上がっている。

早稲田大教授が中央道ではねられ死亡 事故で車外に出た直後

22日午前0時10分ごろ、三鷹市新川の中央自動車道の上り線で、中央分離帯に衝突する事故を起こした男性が、事故処理のため車の外に出て左側の車線に立ち入ったところ、後ろから走ってきたトラックにはねられました。

トラックにはねられた男性は、東京・中野区の早稲田大学社会科学部教授の西原博史さん(59)で、病院に運ばれましたが全身を強く打って死亡しました。

警視庁はトラックを運転していた会社員の高原充宏容疑者(50)を過失運転傷害の疑いでその場で逮捕しました。

調べに対して、高原容疑者は「右側の車線に停車していた車に気をとられてしまい、男性に気付かずはねてしまった」と供述しているということです。

西原さんは憲法や教育法学を専門としていて、平成18年に教育基本法の改正案が国会で審議された際には、中央公聴会で改正に反対する意見を述べていました。

【NHK NEWS WEB 2018.1.22.】

↓西原教授に関する過去の記事(2004年6月)より。

先行する憲法の根本改正としての教育基本法改正

西原博史さん(早稲田大学教授)

●憲法改正問題の核心は9条にはない
7月の参議院議員選挙が終われば、(衆議院が解散されない限り)3年間は国政選挙の空白期ができ上がります。来年春に党としての憲法改正案を示そうとしている自民党に引きずられる形で、憲法論議が一気に本格化するでしょう。そうした動きに対して、国民は、どのように対処すべきなのでしょうか。
憲法改正をもくろむ人々の考え方について、一つの行き渡った理解があります。「改憲論者が狙っているのは、9条改正である。彼らが出してくるその他の提案は、この9条改正を国民の側で受け入れやすくするための〈目くらまし〉である」。もし、この説明を踏まえた上で、改憲反対論者の安全保障構想にも納得できないものを感じたまま、憲法改正問題については成り行きまかせでいいかと考えている人がいるとしたら、とんでもない間違えをしようとしています。

●狙いは国家と個人の関係の組み替え
憲法改正提案の本質は、9条改正にはありません。むしろ、もっと大きなことを考えて憲法を変えようとしている人々がいるのです。そこで根本的に変革されようとしているのは、国家と個人の関係です。もっとはっきり言えば、国民個人を主体とした国家のあり方が最終的に放棄されようとしているのです。
もっとも、「国民個人を主体とした国家のあり方」という言葉すら、今の段階で、かなり空虚に響くことは否めないでしょう。すでに国民個人は、国家権力の主体というよりは、権力の客体としての位置にあるようにも考えられます。そこにあるのも、一種の「憲法と現実の乖離」かもしれません。だから、憲法を改めて現実に近づけ、その現実をもっと先に進められるようにする、という提案が出てくるのでしょう。その場合に、「先」というのは、どういう国家のあり方を指すのでしょうか。

~省略~

●今なすべきこと
あなたの周囲を見渡したとき、この監視の目、この排除の脅しに思いあたることはないでしようか? 学校で卒業式を前に国歌斉唱の強制に向き合う子どもたちだけではありません。実は、こうした〈踏み絵〉は、すでに社会の様々な場面で作動し始めています。憲法改正は、今の段階で待機電源だけ入っているこうした監視装置を実際に作動させて、実際に人々を傷つける強制作用を営ませるためのスイッチとして機能することになるのです。
だとすれば、今、なすべきことは何でしょうか。既存政党に期待しても、この段階でさほどの役には立ちそうにありません。それよりも、するべきことがあります。
権力による監視と教育による国民の奴隷化が進んでいるのです。その兆候は、あなたの周囲に及んでいるはずです。権力が一つの考え方だけを許容するものとして押し寄せてくるその時に、どんな痛みが発生するのか。今、苦しめられている人は声をあげ、自分の痛みを他者と共有しあうことが大切です。そして、他者の痛みに対する想像力を持ち続けること。
今、問われているのは、どんな社会に生きていたいのか、その社会の中で確保されているべき〈基本的人権〉とはどんな権利なのか、という点なのです。この点について語り合うネットワークを広げていき、強めていくこと以外に、明日につながる途はありません。

【法学館憲法研究所 2004.6.28.】

奇しくも、同日に今国会が始まり、安倍総理が高らかに”憲法改悪”を宣言!この国に待っている”不吉な予感”を感じさせる、二人の良識派言論人の死

↓憲法学と国民目線の観点から、安倍政権の憲法改悪を批判していた西原教授。

出典:Twitter(@taketake1w)

西部邁さんの自殺に続いて、またも、安倍政権に警鐘を鳴らし続けてきた貴重な言論人の方の急死の訃報です。
テレビなどでも度々憲法の専門家としてコメントされていた、西原博史早大教授が、中央道の上り線で事故死されたとのことです。
ネットでは、立て続けに安倍政権の腐敗や暴走に対する危機感を訴えてきた言論人の方が亡くなったことに対して、様々な声が上がってきています。

西原教授は、小泉政権時代より、自民党が主導する憲法改悪に一貫して反対し続けており、上で紹介している記事でも、自民党(をコントロールしている軍産グローバル資本)の”真の狙い”に早い段階からから気づき、論理的な批判を展開していた。
西原教授は、安倍政権が強行採決した集団的自衛権についても強く批判しており、立憲主義に基づく平和主義の観点から、国民側の目線に立った憲法論や教育論を主張してきた、とても貴重な言論人だったといえるだろう。

奇しくも、西原教授が事故死した同じ日に今国会がスタートし、安倍総理が高らかに”憲法改悪”を宣言しており、図らずも、西部邁氏の自殺とともに、ついつい何かの因縁や意味合いを考えずにはいられないのも無理はないだろう。

しかし、西部さんの自殺も、西原教授の事故死も、報道されているニュースを見る限り、そこに事件性は無いように感じられるのも確かです。
(…全て真実が報じられているのであれば、、との前提はあるのですが。)

世の中には、人間が人工的に作り出す「誘導」「やらせ」「工作」というものがある一方で、物事が”ある一方向”に動いていく中で発生する「流れ」「縁」「偶然の連鎖」というものもあったりするものなんだ。
もし、これらのニュースが一切のフェイクが無く、本当にただの偶然がもたらしたものなのであれば、まさに、安倍政権が日本を本格的に壊滅に導いていくプロセスの中で起こった「偶然の連鎖」が引き起こしてしまったものなのかもしれない

これらの自殺や事故死のニュースが全て真実を伝えているのかどうかは、現時点で確認のしようがないけど、いずれにしても、安倍一族というのは、明治維新の頃から「日本を滅ぼそうとしている強い”力”に守られた一族である」こと、今まさに、この一族が「大日本帝国の悲劇」や「福島の悲劇」を再び繰り返させるべく、「強大な力(世界を破壊し尽くしてきたネオコン軍産資本)」をバックに一気に突き進み始めて来たというのは確かなんじゃないかな?

色々な意味で、2018年は日本にとって、その後の国の命運を決める重大な年になりそうですね。
日本の崩壊を食い止めるには、何としても今年中に安倍政権を退陣に追い込み、安倍一族による憲法改悪をストップさせなければなりません

何かと辛い出来事が続くけど、この先ますますの活躍が期待された西原教授の無念の死に、心からお悔やみ申し上げたい。
そして、今後、国民の味方である良識派の有名人がこれ以上命を落とすこと無いように、少しでもこの”悪い流れ”が変わっていくように、何とか力を尽くしていこう。

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