どんなにゅーす?
・2017年5月に任務を終えた自衛隊の南スーダンへのPKO派遣について、NHKが情報公開請求で内部文書を入手。その結果、2016年7月に発生した大規模戦闘時において、自衛隊の宿営地が「25発の弾頭、施設に弾痕等6か所の被害」が発生していたことが発覚した。
・被害は宿営地の広い範囲に及び、隊員が寝泊まりしていた居住区も被害を受けていたことが判明。「2度にわたりコンテナへの退避を実施」し、事態が収束した後に、隊員の精神状態を調査したところ、睡眠障害やイライラ、恐怖感などの異常を訴える事例が見られたことも記されていたという。
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南スーダンPKO 戦闘渦中の宿営地 詳細が内部文書で明らかに
去年5月までおよそ5年半にわたって続いた南スーダンでの自衛隊のPKO活動について、NHKは、現地の派遣部隊が日報などをもとに取りまとめた「成果報告」を情報公開請求で入手しました。
入手したのは、おととし7月、現地で大規模な武力衝突が起きた際に派遣されていた10次隊の報告書で、一部が黒塗りになっていますが、さらに取材を進めたところ、その部分に記された宿営地内部の詳細が初めて明らかになりました。
それによりますと、現地の政府軍と反政府勢力が自衛隊の宿営地を挟んで南北に分かれて機関銃や小銃などを撃ち合う形になり、隊員たちは「2度にわたりコンテナへの退避を実施」していました。
その後、事態が収束した際に宿営地の状況を確認したところ、「小銃、機関銃等の25発の弾頭、施設に弾痕等9か所の被害を確認」したと記述され、宿営地の広い範囲で被害が確認され、隊員が寝泊まりする居住区にも及んでいたということです。
さらに、「流れ弾による屋根の被害に留まらず、直射弾による側壁等の被害を3か所確認」したことも記され、当時、隊員たちは戦闘の渦中に置かれていたことがわかりました。
また、事態の収束後、警備などを担当した隊員を対象に「惨事後ミーティング」という戦闘後の精神状態を確認する面談が行われ、「事案時、孤立し恐怖心を強く感じた隊員」や、「事案後イライラ感を強く示した隊員」、「睡眠障害を訴えた隊員」がいたことも記録されていました。
この武力衝突について当時、政府は「発砲事案が発生したことをもってPKO参加5原則が崩れたとは考えていない」などとして、自衛隊の派遣を継続しました。
そして、5か月後のおととし12月、派遣部隊に対し、安全保障関連法に基づき、「駆け付け警護」などの新たな任務を付与しましたが、武力衝突時の宿営地内部の詳細が明らかになることはありませんでした。
~省略~
現地に派遣された10次隊の隊員は当時の状況について「銃口が自分の方向に向くほど乾いた音になり、その音量も大きくなり、衝撃も来る、その音が怖かったです。銃声がすぐ近くで聞こえていて、もしかしたら弾に当って、当たりどころが悪ければ死ぬかもしれないと当時、考えていました」と証言しました。
現在の心境については「当時のことについてだれも本当には理解してくれないし、理解されたくもなく、どうしていいのかわからないという感覚に近いです。もがくような思いになることもありますが、カウンセリングを受けても何がわかるんだと思ってしまいます」と話していました。
別の10次隊の隊員は「思い出すのは、数時間鳴り止まない銃声と、そのときの情景です。当時、PKO参加5原則が維持されているのだろうかという疑念が浮かび、隊員の中では撤収するのではないかという臆測も出ていました」と振り返りしました。
今後については「もし新たな任務があれば真摯(しんし)に活動を行いたいと思いますが、やはり国民の理解を得て活動したいです。そのためにも、当時のことについて議論し、検証する必要があると感じています」と話していました。
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NHKのスクープ。また防衛省の隠蔽発覚。南スーダン派遣時、自衛隊宿営地が戦闘に巻き込まれ、隊員が寝泊まりする宿舎が直接被弾していたことがわかった。政府は現地が戦闘状態にあることを隠して派遣をつづけ、さらに駆けつけ任務を課した。 pic.twitter.com/cQdDeIKnWO
— 加藤郁美 (@katoikumi) 2018年5月25日
NHKスクープ。南スーダンPKO、自衛隊宿泊施設が直接被弾していたことを防衛省・政府は隠蔽して派遣継続。孤立しPTSD訴える隊員も。専門家「現地の状態を国内に伝え、派遣継続か帰国か、討議すべきだった」。 pic.twitter.com/LtdHVsjqc7
— 加藤郁美 (@katoikumi) 2018年5月25日
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被弾しただけで、戦闘状態ではありません。
って、言うんだろうけど。被弾した状態で交戦する法律を持たない日本は、自衛隊を、ただ被弾させるだけ、つまり自衛隊員の命を突き出してるだけ。売国奴っていう言葉は嫌いだが、誰が「それ」かといえば、安倍晋三以外に思いつかない。— moobmi (@moobmi) 2018年5月26日
これこそ隠蔽。
自衛隊の宿営地や居住区を挟んで政府軍と反政府勢力が銃撃戦をしているのにもかかわらず紛争とは認めない政府。南スーダンPKO 戦闘渦中の宿営地 詳細が内部文書で明らかに | NHKニュース https://t.co/XiRN986rDX
— あーる (@ustniccas) 2018年5月25日
徹底的に検証することが必要だ。自衛隊員と言えども、ひとりの国民にかわりはない。彼らの生命と人生が粗末に扱われてよい道理は、どこにも無い。《南スーダンPKO 戦闘渦中の宿営地 詳細が内部文書で明らかに 》= NHKニュース https://t.co/60qCKe7gDO pic.twitter.com/VEbuU5VCS8
— kinugawasatoru (@azuchijyou2013) 2018年5月26日
宿営地を挟んで銃撃戦、施設に弾痕も。
ってか、こういう話、前から関係者の声は漏れてきてたよね。その文書が、なぜ高プロ強行採決後の、5月25日 19時22分 報じられるのか。
南スーダンPKO 戦闘渦中の宿営地 詳細が内部文書で明らかに | NHKニュース https://t.co/UZJj9LhDMD— わんおぺまむ🐾 (@OneopeMam) 2018年5月25日
戦闘でないと言ってた答弁はどこへ行く!政権は嘘つき、そして国民を切り捨てる。
南スーダンPKO 戦闘渦中の宿営地 詳細が内部文書で明らかに | NHKニュース https://t.co/07YZY5dGX7— Bajariton (@pocoyopajarito) 2018年5月25日
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一歩間違えれば死者が出ていたほどの危険な事態を隠蔽!「戦闘状態ではない」と強弁しつつ、安倍政権はより危険な任務を自衛隊に付与!
出典:Twitter(@katoikumi)
出典:Twitter(@katoikumi)
今頃になって、南スーダンでの自衛隊派遣の危険すぎる実情が入ってまいりました。
ご覧のように、2016年の大規模戦闘時には、自衛隊宿営地が深刻な被害を受けていた上に、宿営地を挟んで政府軍と反政府軍が機関銃や小銃による撃ち合いとなり、2度にわたって自衛隊がコンテナの中に避難する事態になっていたとのことです。
こんな状況で、よくぞ自衛隊員に被害が無かったというか、実際のところは何らかの被害に遭っていたという可能性も疑わなければならないのではないだろうか。
なんせ、国民騙しを何より徹底している安倍政権は、公文書の改ざんや重要記録の破棄まで平気で行なうようになってしまっている上に、南スーダンの日報もまだその多くは公表されていない状況というからね。
もはや、安倍政権率いる日本政府の信頼性はことごとく崩れ去っているし、平たく言えば、もはや何も信じることが出来ない状態だ。
そんな安倍政権は、ここまで隊員の生命が危険な状況が発生していたにもかかわらず、一切「戦闘状態」であることを認めようとしなかったどころか、駆けつけ警護などのさらなる危険任務を付与し、自衛隊員を継続して派遣した経緯があります。
こうした経緯がある上に、いまだに南スーダンでの詳しい実情が隠されたままですから、もっと悲惨な事態が起こっていたとしても、なんら不思議では無いのではないでしょうか。
そして、このような状況に晒された隊員たちの一部で、精神の異常を訴えるケースが相次いでいたことも徐々に分かってきた。
すでに、南スーダンに派遣された隊員の中から死者が発生(2人が自殺、1人が傷病で死亡と発表)していることも伝えられているけど、いまだに多くの情報を隠蔽している以上、もっと深刻な事態が起きていることを想定せざるを得ないのではないだろうか。
見たところ、こうした安倍政権への批判が高まっていることを受けて、「南スーダン派遣を決めたのは野田政権だけど、撤収させたのは安倍政権!」などとアピールしつつ、(毎度のごとく)安倍政権を賛美する一方で、野党を叩く世論誘導を展開している安倍シンパがいる状況だけど、こうした危険な事態を”完全無視”して、派遣を継続させつつ、いまだに多くの実情を隠し続けている安倍政権の責任は言うまでもなく重大だ。
さらには、政府そのものの信用をかつてないまでに失墜させたことは何よりも重大な罪であり、より精密な調査を行なうためにも、安倍政権を一日も早くに退陣させた上で、嘘をつかない誠実な政権の下で改めて詳しい調査を行なう必要がありそうだ。
もはや、森友や加計疑獄に対する嘘に嘘を重ね続ける対応を見ても、もはやこの政権に自浄能力は微塵もないと言えるでしょう。
今頃になってからここまでの実情が見えてきたのも深刻な事態ですが、改めて、日本政府のあまりに深刻な「隠蔽体質」と米軍産への「隷属体質」に伴う、自衛隊員への「人命軽視」の姿勢が明らかになっている状況です。
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