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前回のコラムでは、自分たちが常に世の中の動向を把握しておくことの大切さを説明したけど、覚えているかな？
うん。でもなんで、それをよく知っておくために新聞やテレビのニュースをよく観ておくことがあまりいいことじゃないの？
だって、世の中の動きを正確に伝えるのがニュースや新聞なんじゃないんですかぁ？
ニュースや新聞を読むこと自体は決して悪いことじゃないんだけど…実は、それだけに依存してしまうと、思いもよらない落とし穴が待っていたりするもんなんだ。
ええっ、落とし穴って、一体どういうこと！？
君たちはあんまり深く考えたことないかもしれないけど、テレビって一体どういう目的で作られたのか知ってるかな？…言い方を変えれば、日本にテレビを普及させた人って、どういう人か知ってるかい？
いえ。えっと、みんなが楽しいひと時を過ごせるため…ですか？
・・・実は、日本にテレビ網を最初に普及させた人って、あのアメリカの諜報機関であるCIAのスパイだったって知ってた？
ええ～！？なんで、そんな人が日本のテレビを普及させたの？てか、ソイツって日本人！？
まあ、一応は日本人だけど、「ポダム（PODAM）」っていうコードネームまでもらっていた、CIAの対日工作員だった人なんだよ。
※プロ野球の父・テレビ放送の父・原子力発電の父だった正力松太郎
な・・・なんで、そんな恐い人がテレビを普及させようとしたんですかぁ！？
つまり・・・テレビを日本の家庭に普及させたのは、お茶の間に笑いや娯楽を届ける以外に、「別の目的」があったということなんだ。
なっ・・・なんなの！？別の目的って？
ものすごく簡単にいうと、テレビを使って、不特定多数の一般庶民を自在にコントロールしたかったってことかな。まあ、一種の「洗脳」みたいなもんだね。
せっ・・・洗脳！？いきなりスゴイ話になってきたけど、どんな風に洗脳しようとしたのっ？
CIAのスパイがどんな風に日本人を洗脳したかったのか？・・・と考えれば分かりやすいと思うけど、つまり、原爆や空襲でひどい目に遭わされた日本人が、アメリカにいつか復讐しないように、適度にガス抜きしながら親米感情を持つよう、徹底的にアメリカの良さを伝えるようなイメージアップをテレビを使って行なったんだ。
な、なるほど。つまり、アメリカの利益のために、私たちをうまくコントロールしようとしたってこと？
お、さすが葵ちゃん。その通り！
つまり、日本との戦争に勝ったアメリカは、日本を「戦利品」と見なして、占領下で日本の内部に深く入り込んだ上で、うまくメディアを使って日本国民をコントロールしながら、様々な部分において日本から富を吸い上げることで、自国の力をより強化させていったんだ。
日本の富・・・って、つまりは税金ってこと、ですか？
税金もそうだけど、日本の持っていた技術など、お金以外のものも含まれるね。・・・でも、そんな裏事情を知ったら君たちも怒っちゃうでしょ？
あたりまえじゃない！戦争であんなに日本にヒドイことしたのに、さらに日本のものをさらっていくなんて、ヒドすぎるし、ゆるせない！！
だから、日本のメディアは、アメリカが行なっているそんな裏工作はまず伝えることはないんだ。現に、テレビをよく観ている君たちも知らなかったし、日本のテレビの父がCIAのスパイだなんて知らなかったでしょ？
た、確かに。そんなこと、私も全然知らなかったですぅ～。
ちなみに、この日本にテレビ網を確立させたCIAスパイの正力さんは、日本の最大手のあの新聞社の社長もやっていました。「なんちゃら・大鵬・卵焼き」・・・ってね（これ古いか）。
・・・ってことは、新聞も洗脳のために存在してるってことなの！？
まあ、そう考えるのが自然だよね。ちなみに、他の大手新聞社もCIAスパイや少し怪しい人たちが社長をやっていました。
うっそぉ！！もぉどうなってるの？こんな新聞やテレビの言ってることって、みんな嘘っぱちなわけ！？信じられないぃ！
はははっ。まあまあ、冷静に行ってみよう。
新聞や公共放送機関という体がある分、あからさまな嘘は滅多に言わないけど、国民にとっての重要な情報を伝えなかったり、実態や本質を歪曲させて伝えることはよくあるし、まあ、一定の距離感をおいて情報を受け取っておくがいいってことだね。
・・・つまりは、テレビも新聞も、一番私たちが知りたいことや気になることは伝えてくれないってことですか？
そうだね、民放のテレビは受信料がタダな分、企業からのCM料なんかで成り立っているから、CM企業にとって不利益なことはなかなか伝えたがらないし、大きな資金や権力層が裏にいる分、どうしても、その連中の息が吹きかかった情報が流されるのは仕方ないと思っているのがいいと思うよ。
そうなんですね。全然意識したことなかったけど、新聞やテレビを鵜呑みにするのって結構危ないんですねぇ。。
そうだね。一番大事なのは、巷に流れされる情報に対しては、ただ無意識に流されずに、まずは自分自身で慎重に考えた上で、一つ一つを受け取るってことかな。
まさか、新聞やテレビがこんな裏があるなんて、全然知らなかったわぁ。。これじゃ、インターネットから情報をもらうほうがよっぽどいいじゃない！
いや、実はこのネットというのも色々な問題点があるんだけど、この続きはまた次回に話そっか。
・・・というわけで、今日はみんなおうちに帰ってよろしい！はっはっは。
なんか、結構ためになったわ。ありがとう！
私も！また、色々おしえてくださぁい。
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