立憲民主の辻元清美氏が会見を開き、希望の党への合流騒動の前原氏にエール!「前原さんらしく頑張れ。今まで苦楽をともにした絆を大事に」

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どんなにゅーす?

・民進党分裂前に前原代表の下で幹事長代行を務めていた辻元清美氏が、立憲民主党に入党することにあたって記者会見を開き、希望の党への合流騒動を引き起こした前原誠司氏にエールを送った。

「全てが想定内、自分の判断が正しかったと思っている」と話している前原氏に対して野党支持者から怒りの声が殺到している中、対し、辻元氏は「前原さんらしくがんばれ、ということですね。一緒に今まで苦楽をともにしてきた中のお一人。(略)しんどいことを一緒にしてきましたから。その絆は大事にしたい」と語り、別の道を歩み始めた中でも完全に仲違いをすることはしないことを明言した。

前原誠司氏「すべて想定内」民進党の分裂事態

民進党の前原誠司代表は3日、記者会見し、民進党が希望の党と、枝野幸男氏の立憲民主党と無所属に分裂した事態について「すべて想定内」と話した。枝野氏が出馬する埼玉5区にも希望の党の候補が擁立されているが「希望の党の全員当選を目指して応援を頑張る」とした。

希望の党との交渉が、先月28日の両院議員総会での前原氏の説明とは違う方向に向かったことを「前原代表にだまされた」と受け止める議員もいる。「だました、だまされたという話では代表の名誉も問題にもなる」と問われた前原氏は「私のところにそのような声は聞こえてきていない」とだけ答えた

【日刊スポーツ 2017.10.4.】

(3)「小池氏は力持つ政治家」と持ち上げ選挙後の連携に含み 前原氏に対しては…

--外交安全保障や憲法について

「お互いの対話を大事に、対話を諦めない姿勢でいきたい。そういうことを立憲民主党で実現していきたい」

--民進党が3つに分裂したことについて

「非常に残念な面と、有権者の皆さんに対しての選択肢がクリアになって、選んでいただきやすくなったのかなという面と両面を感じている」

~省略~

--分裂は希望の党との合流がきっかけ。小池百合子氏についてはどう思っているのか

「小池百合子さんとは議員時代からパレスチナ問題や女性問題など、ご一緒してきた。都知事に出る前の4月ごろ、市川房江財団のシンポジウムで席が隣になった。小池さんに、力のある女性政治家がなかなか活躍というか、当時は自民党だったが、自民党の中でもっと活躍されたらよいのにとお声かけをした。小池さんはそのとき、ちょっと冗談で、「自民党の中では私がリベラルって言われているのよ」とか言ったりしてね。「そうしたら辻元さんはどうなるのかしら」なんて言ってね二人で笑いながら会話して…。力を持っていらっしゃる女性政治家の一人だと私は思っている。

それぞれ歩む道が違っているが、今回の選挙ではやはり安倍一強に象徴されるような、一つの大きな勢力が政治を独占することのないように戦う選挙にしたい。ぜひこの後も選挙の結果どうなるかわかりませんが、なんだか、大政翼賛会ができるようでは、結果として寛容な保守とは相反することになる。是非その辺は連携できるところはもちろん連携すれば良いし、そして違うところは主張しながら、女性政治家同士として、切磋琢磨していけばいいなと。

~省略~

--改めて前原氏に伝えたいことは

「前原さんらしくがんばれ、ということですね。一緒に今まで苦楽をともにしてきた中のお一人。特に前原さんとは国交大臣、副大臣としてJALの再生とか、関空伊丹の統合とか、しんどいことを一緒にしてきましたから。その絆は大事にしたい」

【産経WEST 2017.10.3.】

立憲民主への入党が決まった辻元議員が大局を見据えた上で、寛容なコメント!希望の党から立候補する「”面従腹背系”民進議員」の存在がキーか?

この度、希望の党への合流を断り、立憲民主党に入党することとなった辻元清美議員小池都知事や前原さんに対して、寛容で包容力のあるコメントを出しました。
これは、「打倒安倍政権」をとにかく進めていかなければならない中で、現実的な状況を見ながら、しっかりと前を見据えたメッセージなのではないでしょうか。

ネット上では、「全て想定内のことだ」などと強がっている(?)様子の前原氏に対して、激しい怒りの声が大殺到している状況で、(確かにその気持ちは非常に分かるけど)そろそろ前原氏へのバッシングはこの辺にしておいて「どうやって安倍政権の暴走を止め、なおかつ”憲法改悪”に突き進む動きをどう食い止めていくか」に全精力を傾け、懸命に知恵を絞っていった方がいい。

辻元氏のこの発言は、まさにその辺を冷静に見極めているプロの政治家としてのコメントだし、民進党の議員が希望の党に100人以上入ることが出来たのは、ある意味「面従腹背(トロイの木馬)議員」が多めに入ることが出来た可能性を見ることも出来る

(本当かどうかは分からないものの)共産党も一部の選挙区で希望の党の対立候補を出さないとの情報も出てきている状況で、枝野氏も「希望が強い(民進系候補の)選挙区には候補を出さない」考えを示しているけど、こうした調整の動きが示しているように、希望の中に入った面従腹背の可能性がある議員(玉木雄一郎議員らの一派がこれに当たるかも)とある程度の棲み分けをしつつ、共倒れによる安倍政権の勝利を防ぐ必要がある。

希望の党も、懸命に「踏み絵」を通じて面従腹背を防ぐ手立てを講じてきましたが、より多くの地盤のある議員を引き入れたい思惑と民進党の資金が欲しい「ジレンマ」によって、結局完全な「選別」には至らなかった可能性があります。
辻元さんや枝野さんは、この辺の要素を見ており、あえて希望の党を激しく批判することを避けている節が見られますし、お二人とも、「安倍政権打倒」の一大目標を実現させるべく、様々な思索をめぐらせていることがうかがえます。

ボクも、民進議員が予想よりも多く希望に入ったことが、やや情勢に変化を及ぼす可能性を見ている。
もしかしたら、いまだに小沢氏がこっそりと中に入りつつ、この辺の調整を行なっている可能性もあるかもしれないし、「立憲民主の党勢拡大と大量当選」と「希望の党に入った面従腹背系民進議員の当選」、この二つを上手くコントロールしていくことで、もしかしたら最悪の流れを回避できる糸口を掴めるかもしれないね。

枝野さんや辻元さんの発言や動きを見ても、その辺に着目していることが考えられますし、野党内を2つに「完全に分断」した上で全てを判断してしまうのは、やや早計であり、見立てを誤ってしまう可能性もあるかもしれません。

公示日まではまだいくらか日数があるし、まだまだ水面下では様々な駆け引きや策動がありそうなので、今後も注意深く情勢をウォッチしていくこととしよう。

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