どんなにゅーす?
・登山家の栗城史多さん(35)が、エベレスト登山中に死亡したことが、事務所の発表によって明らかにされた。
・栗城さんは、7大陸最高峰の「無酸素・単独」登頂挑戦を売りに、テレビなどのメディアに多く出演。2012年のエベレスト挑戦時には両手、両足、鼻が重度の凍傷となり、両手の指9本を失う事態に。その後もエベレストの登頂成功を目指し挑戦を続けていたものの、8度目の挑戦中に帰らぬ人となった。
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登山家・栗城史多さん死去 8度目のエベレスト挑戦中
登山家の栗城史多(くりきのぶかず)さん(35)がヒマラヤ山脈のエベレスト(8848メートル)の登山中に死亡したことがわかった。所属事務所が公式フェイスブックを通じて21日に発表した。
栗城さんは4月17日に日本を出発後、27日にネパール側のベースキャンプに到着。5月5日から登山活動を開始し、7400メートル付近まで到達したが、体調不良で下山中だったという。第2キャンプ付近で遺体で発見された。
栗城さんは7大陸最高峰の「無酸素」「単独」による登頂を目指し、最後に残されたエベレストに8度目の挑戦中だった。
「ただただ悲しい」乙武氏ら栗城史多さん悼む声続々
栗城さんと親交があった作家の乙武洋匡氏はツイッターで「悲しい。ただただ悲しい。栗城さん、もっとたくさんお話ししたかったよ…」と哀悼。脳科学者の茂木健一郎氏は栗城さんが遭難したとの知らせに「栗城さん、どうか、無事でいてください」と願っていたが、死亡したとの報道も受け入れられず「誤報であってほしい。。。」と願った。
元俳優で現在はプロデューサーやクリエーターなどマルチに活躍する小橋賢児さんは「うそでしょ…」と絶句。「知り合って6年くらいたつが 今年になっては一緒に海外行ったり、 壮行会にも参加した… 本当は近く一緒にヒマラヤに登る予定でもあった… うまい言葉なんて見つかりません… ただただご冥福をお祈りします」と悼んだ。
栗城さんは2004年の北米マッキンリー(6194メートル)を皮切りに6大陸の最高峰を制覇。09年からはエベレスト登頂に挑戦し、4度目の挑戦となった12年には下山途中に両手、両足、鼻が重度の凍傷となり、両手の指9本の指を失ったが、以降も挑戦を続けていた。4月17日に8度目となるアタックのため日本を出発。今月20日には「今、7400mのところに来ています」とブログで報告していたが、21日には体調悪化のため下山するとスタッフが伝えていた。
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栗城についてのご報告
2018/5/21 15:13
栗城事務所の小林と申します。このようなお知らせになり大変申し訳ございませんが、
エベレストで下山途中の栗城が遺体となり発見されました。下山を始めた栗城が無線連絡に全く反応しなくなり、
暗い中で下から見て栗城のヘッドランプも見当たらないことから
キャンプ2近くの撮影隊が栗城のルートを登って捜索し、
先ほど低体温で息絶えた栗城を発見いたしました。生きて帰ることを誓っておりましたのに、
このような結果になり大変申し訳ございません。生きて帰るため執着しないと誓っておりましたのに、
最後に執着してしまったのかもしれません。皆様へのご報告が遅くなりなりましたこと、
心よりお詫び申し上げます。何m地点で発見されたかなど
これ以上の詳細が日本でわからず大変恐縮ですが、
またわかり次第お知らせ申し上げます。これまで栗城を応援していただき、本当にありがとうございました。
栗城事務所 小林幸子
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先ほど、所属事務所からご報告がありましたが、登山家の栗城史多さんがエベレスト下山中にお亡くなりになりました。栗城さんから応援依頼をいただき、ご準備されていた映像の同時生中継を我々も予定しておりましたが、叶わない結果となりました。ご逝去を悼み、ご冥福をお祈り申し上げます。
— AbemaTV@今日の番組表から (@AbemaTV) 2018年5月21日
【訃報】栗城史多死す。
彼を持ち上げてた人たちを含めて「チーム栗城」の責任は大きい。もてはやされ、虚像ばかりが膨らんで彼を追い詰めた。BREAKING: Japanese climber Nobukazu Kuriki found dead on Mt Everest – https://t.co/YP8lAHesx1
— Ф.Йощенко (@chuanlijing) 2018年5月21日
ヒマラヤン・タイムスによると、登山家の栗城史多氏がエベレストのキャンプⅡで死亡していることがわかった。
栗城氏のFBによると、体調が悪く、7400m地点から下山することになっていた。https://t.co/3grig4HnEi https://t.co/eSgAtVfZ6J— toripy (Evil to LDP) (@t_toripy) 2018年5月21日
栗城史多を下山家言う人多いけどプロ下山家じゃなくてプロ遭難家な。
遭難のプロが特に遭難するほど危険でも高度でもないところで
遭難して死ぬというプロの遭難家の最後。茶化して書いて入るけど単独うたってるから雇ってるシェルパも毎回危険なことになるしとことん怒りしかない。— さやかファンクラブ (@sayakafanclub) 2018年5月21日
栗城史多という不思議https://t.co/YEQfMb4zcd
1年前に警告されてたんだな… pic.twitter.com/WrGFbr3V1R— き”んᒐ”®︎ (@5olden) 2018年5月21日
今後登山家栗城史多の死を美談として語るメディアも出てくるだろう
指9本を凍傷で切断する悲劇を経験し、それでも諦めずに単独でのエベレスト登頂を目指した漢だと忘れてはいけない
凍傷の原因は-20℃にもなるエベレストにおいて、スマホをいじりたいがために指ぬきグローブでアタックした結果だと— サス (@Susppai) 2018年5月21日
大学生の時から栗城さんの記事読み漁ってるけど、もう可哀想なレベル。嘘つきまくって、嘘つくことが呼吸と同じレベルになっちゃったのかなあ
登山家・栗城史多氏がエベレスト登頂へ 指9本失うも8度目の挑戦 #ldnews https://t.co/meb7OBmKOM
— にょす (@nyoooos) 2018年5月18日
先刻のツイートのソースとなる栗城史多の訃報。https://t.co/HU3hXRzwpH
ざっと読んだが、キャンプ3でビバークした筈なのに「キャンプ2で発見」とか、情報が錯綜してるのか、下山後の体調急変か、実際は登っていなかったのか謎が深い。あと単独なのにやはり「シェルパ4人帯同」と記述がある。
— ぷららさん (@plalasan) 2018年5月21日
彼も彼を応援する者も指を9本失って8000m級の山に登ることが勇気だと勘違いしているが、それは無謀と言うんだよ。ハッキリ言ってスポンサー、支持者は自殺幇助者としか思えないよ。 『登山家の栗城史多さん死去 35歳』 https://t.co/JE9Fxyhjcd
— 山本 雅 (@tomonoface) 2018年5月21日
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広告代理店やマスコミと連携した「話題先行型」の登山スタイルに対し、多くの疑問や批判も…
テレビにも多く出演していた登山家の栗城史多さんが、8度目のエベレスト登頂中に亡くなったとの報道が飛び込んできましたぁ。
まだ35歳の若い登山家さんですし、芸能界からも多くの悲しみの声が多く届いているみたいですぅ。
ああ。ボクもテレビで見たことがある人だったし、このニュースを聞いた時には結構衝撃を受けたんだけど…どうやらネットでは、以前から彼の登山スタイルに対し、多くの疑問の声や批判が上がっていたようだ。
簡単にまとめると、テレビ番組などでよりセンセーショナルに扱われるよう、やや誇張した情報やパフォーマンスを発信していたこと、地に足のついた綿密な登頂計画を立てずに、やや無茶な行動に走りがちになっていたなどの問題点が指摘されていたようだ。
表向きには”7大陸最高峰の「無酸素・単独」登頂に挑戦”を売りに登山活動をしていたみたいだけど、実際には無酸素登頂が困難とされているのはエベレストのみで、さらには、「単独登山」と謳っていたものの、これも事実に反するとの指摘が多く出ている。
これらの情報を総合すると、マスコミが喜びそうなセンセーショナルさやパフォーマンスがあまりに先行してしまったことで、本人に自身の能力を超えるほどの過度の負担がかかってしまっていた可能性がありそうで、本人も自分自身をコントロールすることが出来なくなりかけていた可能性がありそうだ。
以前の挑戦時に凍傷によって9本の指を失ってしまっていたこともそうだけど、8回もの挑戦でもエベレスト登頂に失敗し、さらには8度目の下山中には命をも失ってしまったという事実を照らし合わせても、これは色々な部分で問題があったような気がしてならないよ。
以前からこうなることを予測し、危機感を唱えていた登山家もいたみたいだし、何とも後味の悪い事態になってしまった感じだ。
命の危険が常に伴う登山ですし、お話を聞く限り、こうした登山の世界にマスコミの皆さんがくっついて、テレビなどで面白く扱っていたことそのものが、少し無理があったっぽい気がしますねぇ…。
やはり、電通などの広告代理店が入ってしまうと、どうしても個人の意向や都合よりも巨大資本の利益や都合が優先されてしまうからね…。
栗城さん本人はどのように考えていたのかは今となっては確かめようもないけど、ついつい色々と考えてしまうような残念で悲しいニュースだ。
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