熊本市議会による”赤ちゃん締め出し事件”、海外メディアが批判的に報道!日本では緒方夕佳議員への批判が相次いでいる中で…

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どんなにゅーす?

熊本市議会が赤ちゃん同伴の女性議員に対して、赤ちゃんを議場から締め出した一件世界中のメディアによって報じられ、日本に対して批判的な声が多く出てきている

日本国内では赤ちゃんを同伴させようとした緒方議員への批判の声が相次いでいる中で、各国メディアがこれを批判的に伝えていることで、日本のイメージがさらに大きくダウンする可能性が出てきている。

熊本市議会で赤ちゃん連れ議員の出席認められず…でも、世界にはこんなにいます
女性議員は「子どもと一緒に議会に参加して発言できる仕組みを」

 

NHKニュースによると、緒方議員は記者団に「子育て世代の代表として、子どもと一緒に議会に参加して発言できる仕組みを整えるよう主張したかった」と話したという。また、全国市議会議長会は「議員が子どもを連れて議会に出席しようとしたケースはこれまで聞いたことがない」という。

議会事務局の担当者によると、緒方議員からはこれまで議場に連れて行きたいという申し出はなかったという。「今回のことはいきなりだった。規則違反に当たるので認められなかった」と話した。

緒方議員から事務局側にはこれまで「議会開会中に子供を預ける場所がない。保育園やベビーシッター助成などの整備を」との要望があったが、​​​​「議員を特別扱いできない」との理由で却下していたという。

一方、テレビ朝日などの取材に対して澤田昌作議長は、前日に緒方議員から申し出があったと明らかにした上で「それについてはまた後日、ゆっくり話しましょうという話をした」と話している。

~省略~

一方、世界では…。

一方世界に目を向けてみると、赤ちゃん連れの女性議員が議場に入る事例が、各国で広がりつつある。

先駆けになったのは、カナダの新民主党のミッシェル・ドックリル氏と言われている。彼女は1998年、オタワで国会に、7カ月の赤ちゃんを連れて来た。議長は注意をしたが、議場から追い出されることはなかった。

2012年にはカナダの議員、サナ・ハッサイニア氏が、3カ月の赤ちゃんを連れて庶民院に現れた。理由は、夫の都合が悪く、赤ちゃんの面倒が見れなかったからだ。彼女はすぐに、赤ちゃんが起こした騒ぎで、議長から警告を受けたが、働く親が毎日直面する困難を表現し議論を引き起こした。

「こうしたことが考慮されないと、女性、特に若い女性が政治に関わることを思いとどまってしまうようになります。これは非常に残念なことです」と、ハッサイニア氏は当時語っている。

2016年1月にはスペイン国会でポデモス党の議員、カロリーナ・べスカンサ氏が赤ちゃん連れで国会に出席、こちらも物議をかもした。

ヨーロッパでは、フォルツァイタリア党の議員、リチア・ロンズーリ氏が、この議論の主役を演じた。なんとヨーロッパ議会でのことだ。ロンズーリ氏の娘のヴィットリアちゃんは現在5歳になるが、彼女は生まれて数カ月の頃から、ヨーロッパ議会の常連だ。

アルゼンチンでは2015年7月、急進市民同盟所属のビクトリア・ドンダ議員が、赤ちゃん連れで議会に出席、自席で授乳もした。理由は赤ちゃんがお腹が空いていたからだ。

また、2017年5月には、オーストラリアのラリッサ・ウォーターズ元老院議員が、議場内で生後2カ月の娘に授乳したことが話題となっている。

【ハフポスト 2017.11.22.】

深く考えさせられる「赤ちゃん締め出し」問題、今回も事の本質から外れた批判に終始しては、自ら「檻」に入り込んでしまっている国民が続出

出典:Twitter(@Kumamotoi)

熊本市議会による「赤ちゃん締め出し」が、世界中のメディアで積極的に報じられる事態になっています。
日本国内では、この緒方議員に対する批判や苦言が飛び交っている状況ですが、世界はこうした日本の風潮をこぞって批判する状況になっているようです。

日本では、この議員に対する事情を多少は勘案した上で「手段が良くない」「ルールを破ること自体が問題」との声が上がっているみたいだけど、報道によると、緒方議員本人も以前より赤ちゃんを育てながら議会に出席するための制度の充実を訴えていたみたいだし、あえてこのような手段を通じて、日本の子育て環境の劣悪さを訴えようとした「その思い」は十分すぎるほどに理解できる

従って、今回は「ルール違反だ」として締め出しをくらってしまったものの、これを機にルールを変えていくことや、市議会議員の「子育て環境の充実」を取っ掛かりにして、この問題提起を大いに盛り上げて、より良い子育て環境の整備に向けて社会全体が動き出すような流れに向かえば、それこそ建設的な方向に向かっていくはずだけど…これがどうしても出来ずに、ピントがずれた視点で女性議員への批判だけに終始してしまうのが、何とも残念だね。

「世界は世界、日本は日本。欧米人は自分たちの価値観を押しつけるな」と怒っている声もあちこちに見られるけど、こういう人たちは、日本は完全に鎖国して、一切の貿易や外交や交流をシャットダウンでもする気なのだろうか?
こういうあまりに短絡的な思考を振りまいている人々は、「日本は敗戦国という”弱い立場”の国であること」「現実は欧米社会を中心に世界が回っている」ことから完全に目を逸らしてしまっているし、ご近所づきあいと一緒で、ある程度諸外国と上手に付き合っていかないと、結局は大日本帝国の二の舞のようになって、世界中で日本の悪評が広がっていく中でいずれは完全に経済も資源も疲弊しきって、ひたすら破滅に向かっていくだけだ。

こういう人たちは、「赤ちゃんや子育てに対して突き放すのが日本の独自の素晴らしい文化だ」とでも言いたいのでしょうか?
「赤ちゃんや子供、子育てに寛容な社会を作る」いうことは、文化や思想云々以前に、人類が健やかに豊かに繁栄する上で共通のテーマなのではないでしょうか。

普段よりボクたちは、安倍政権によるルール無視の横暴政治を強く批判しているけど、それは、政治権力側がルールを無視していることに対して、同じ権力側が「問題ない」と明確な根拠も無しに一方的に強弁しているからなんだ。
今回は、すでに議会の側で「ルール違反」とした上でこの議員を注意しているので、ボクたちはその点をとりたてて批判する必要はない

ボクたちが今回問題にすべきなのは、「なぜ緒方議員はそこまでして赤ちゃんを議場に同伴させようとしたのか?」という背景を考えることであり、「この緒方議員による問題提起をどのように社会に活かしていくか」を考えていくことだ。
こうした思考が国民レベルで共有出来ることによって、はじめて社会はプラスの方向に向かっていき、全ての国民にとって豊かで優しい社会に変わっていくことに繋がっていく

どうか一日も早くに多くの国民が、こうした権力側によって植え付けられた、窮屈で劣悪な「檻」に自ら入っていってしまう思考から抜け出し、豊かで自由な発想に溢れた優しさのある社会を作っていくための思考を得られる日が来るのを願うばかりだね。

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