どんなにゅーす?
・アメフトやレスリングやボクシングや体操界など、各スポーツ界におけるパワハラ問題が噴出している中、今度は重量挙げ(ウエイトリフティング)において、三宅義行会長(72)によるパワハラ騒動が持ち上がっている。
・一部メディアによると、2015年夏に女子選手側から三宅会長を告発する動きが発生。18年9月1日に行なわれた協会の常務理事会において事実関係の確認を受けた三宅会長は「告発内容はほとんど嘘だった」などとして、パワハラがあったことを全面否定。その後、質問者と押し問答となり理事会は紛糾したという。
・その後に、三宅会長による特定選手に対するパワハラや嫌がらせの数々が一部メディアから漏れ出ており、さらにはパワハラの実態や告発の事実などを隠蔽した疑いも発生しているという。
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今度は重量挙げ…三宅義行・日本協会会長にパワハラ隠蔽疑惑
アマチュア競技団体に、またパワハラ疑惑が浮上である。メダル有力種目の一つであるウエートリフティングの選手が日本協会幹部による嫌がらせを告発していたことが日刊ゲンダイの取材で分かったのだ。
「幹部」とは日本ウエイトリフティング協会会長で、女子日本代表監督を兼務する三宅義行氏(72)。五輪の女子48キロ級で2大会連続メダル(ロンドン銀、リオ銅)を獲得した三宅宏実(32)の父親でもある。三宅会長が真相を問いただされた今月初めの常務理事会は大紛糾した。
■「俺にあいさつもないのか」
9月1日に東京・渋谷区の岸記念体育会館で行われた協会常務理事会。滞りなく進行していた会がにわかに不穏な空気に包まれたのは1人の常務理事の発言がきっかけだったという。全ての議事が終了した直後、三宅会長によるパワハラ疑惑の真偽を問う発議があったのだ。
問題となった告発文は、数年前に協会に提出された。告発したのは女子のトップ選手。そこには、三宅会長から受けた嫌がらせが列挙されていた。その一例を挙げると「練習メニューが気に入らない」という理由でコップを投げつけられたり、合宿地である「ナショナルトレーニングセンター(NTC)から出て行け」と命じられたこともある。さらにNTCの食堂で三宅会長にあいさつせずに食事を取ると、「俺にあいさつもないのか」と怒鳴られたことなどが記されているという。
この文書の存在を明らかにした理事が三宅会長を問いただすと、告発文書の存在を認めたうえで、「選手のコーチが持参した。事務局長と専務理事と会長(本人)でそれを全部読んだ。(パワハラ行為が)いっぱい書いてありましたが、ほとんどが嘘だった。だから、パワハラはなかったと認定しました」と答えたという。
押し問答となり、理事会は紛糾。常務理事会は通常、午後4時から始まり、2時間程度で終了するが、この時は結論が出ないまま8時すぎまで続いたという。
当日の常務理事会について協会に聞くと、担当者は「協会としてはコメント致しかねます」とのこと。
■「当事者の話を聞かないのは違法」
日刊ゲンダイの取材で、三宅会長を追及したのは、協会常務理事の古川令治氏であることが分かった。古川理事は元慶応大学ウエートリフティング部監督で、現在は公益社団法人・経済同友会の幹事を務めている。その古川氏に話を聞くと、「三宅会長を筆頭に協会幹部がもみ消しを図ったと言わざるを得ません」とこう続ける。
~省略~
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三宅義行会長、パワハラ「3年前すでに謝罪した」
日本ウエイトリフティング協会の三宅義行会長が3年前、女子選手側から「パワハラを受けた」と告発されていたことがわかりました。三宅会長は12日朝、取材に応じ、「パワハラと捉えたなら『心からお詫びします』と謝罪した」と話しました。
「(3年前に)そういうこと(パワハラの訴え)があったということですね。選手のコーチ、会社の代表、社長とかが来られて4者で話をして、もし私が話したことがパワハラとして捉えられたならば、心からおわびしますと謝罪しました」(日本ウエイトリフティング協会 三宅義行会長)
三宅会長やウエイトリフティング協会によりますと、2015年夏、日本代表クラスの女子選手の関係者より、当時協会の副会長だった三宅会長から「パワハラがあった」と訴えがありました。その後、パワハラを訴え出た女子選手の指導者と三宅会長ら4人で話し合い、三宅会長はその場で、「パワハラとして捉えられたのなら、心からお詫びする」と謝罪したということです。女子選手側からは、その後、抗議はなかったということです。
三宅会長は取材に対し、「今になって問題が出て来たのは疑問」と話していますが、協会は12日夜、コンプライアンス委員会を開いて、調査を行うか協議する方針です。
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今度は重量挙げでパワハラ騒動が勃発!特定選手への数々の嫌がらせなどが漏れ出ているものの、三宅会長はパワハラの事実を否定
出典:TBS News
アメフト、レスリング、ボクシング、体操に続いて今度は重量挙げですかぁ!!
表に出ている内容をみると、練習メニューが気に入らない理由で「コップを投げつけられた」とか、会長に挨拶しないで食事をとっていると「俺に挨拶もないのかと怒鳴られた」とかぁ…。
おまけにパワハラ告発を「ほとんどがウソ」として、そのまま闇に葬り去ろうとしたという話が本当でしたら、これも他のスポーツのパワハラ騒動ともそっくりですぅ。
なんていうか、スポーツ界ごとの組織の問題というよりも、日本人の古くからの気質や風潮の問題という気もしてきてしまう。
つまり、完全な「ピラミッド構造」を構築し、頂点にいる権力者がその権力を振りかざしながら、下部の人々を強力に支配しつつ、思い通りにいかない人達に陰湿な嫌がらせや恫喝を行ない、組織内で孤立化させ、無力化させようとする、個人の尊厳完全無視の「全体主義社会」の典型的な構造そのものという気がする。
そして、これはスポーツ界に限ったことではなく、多くの一般企業やマスコミ界、果ては近年の安倍政権だって、同じような構造で部下の政治家や官僚や国民を強固に支配する体制を構築しつつある状況だし、日本社会の至る所に存在している「非常に根深い問題」なんじゃないかな。
それにしても、この件を真っ先に報じた日刊ゲンダイは、安倍政権に関する価値ある独自情報を多数出しているメディアだけど、この重量挙げに関するスクープに限っては、すぐに大手マスコミが飛びつき、早速ワイドショーで特集を組む始末だ。
同紙が多く出す「安倍政権に関する醜聞」はどこのマスコミも追随しようとしないのに、何という分かりやすい動きだろうね。
もぉ、色んな意味で、日本がどんどんおかしくなっちゃってますぅ~!!
正直なところ、体操界のパワハラも重量挙げのパワハラも、私たちにとってはあんまり関係ない話ですしぃ、大手マスコミの皆さんは、もっと国民にとって大きく関係する情報を積極的に報じてもらわないと困りますですぅっ!
こうしたパワハラおじさんたちも、同じようなパワハラや暴力が日常的に横行している世界で長らくやって来た以上、パワハラをしている感覚も全くないんだろうし、これが当たり前で普通だと思っているんだろう。
この前のイルカショーの事件もそうだけど、(四方が海に囲まれている)日本における、世界の潮流から取り残されている(時代遅れの)現状や、一種特殊で孤立した考え方や価値観が横行しているのを改めて感じてしまう事態だね。
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