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石破氏「北海道地震の対応優先で総裁選延期すべき」→自民党は予定通り告示へ!ただし記者会見などは自粛!(安倍総理に有利に働く可能性)

石破氏「北海道地震の対応優先で総裁選延期すべき」→自民党は予定通り告示へ!ただし記者会見などは自粛!(安倍総理に有利に働く可能性)

どんなにゅーす?

・2018年9月6日に北海道で発生した最大震度7の巨大地震を受けて、自民党総裁選の出馬を表明している石破茂元幹事長が、北海道地震の災害対応を優先するために総裁選を延期するべきとの考えを示した。

・しかし、自民党は6日に開催した臨時役員会で、予定通りに7日に告示することを決定。ただし、最初3日間は記者会見などを自粛する方針を示しており、石破氏との討論や国民への説明を避け続けている安倍総理に有利に働く可能性がある。

石破氏、自民総裁選「延期すべき」 災害対応優先求める

北海道での地震を受け、自民党総裁選に立候補する石破茂元幹事長は6日、総裁選(7日告示、20日投開票)の日程を延期すべきだとの考えを示した。石破氏は「災害対応に万全を期すことと、国の将来をどうするかの論戦で党員の判断を仰ぐことは両立させないといけない」と述べた。

石破派会合に出席した石破氏はあいさつで、「政府としてありとあらゆる力を注いで、対応に万全を期すことを求めなければいけない。与党の一員としてそれを全力で支える」と述べた。そのうえで、「総裁選の延期は当然あり得ることだ。災害対応に全力をあげ、議論が行われ、党員の判断を仰ぐ両立を図ることこそ、国民に果たす使命」と指摘した。

党は6日の臨時役員会で、予定通り7日に告示するものの、7~9日の3日間は記者会見など一連の日程を自粛する方針を決めている。(岩尾真宏)

【朝日新聞 2018.9.6.】

総裁選は予定通りに告示しつつ、記者会見などは自粛!国民への説明や討論を嫌がっている安倍総理はニンマリか!?

出典:Twitter(@3SC5vunUPhy5Env)

出典:TBS News

今まさに北海道がとんでもない事態になっているっていうのに、自民党は予定通りに総裁選を明日(9月7日)に告示する方針を固めたみたいね…!
それでも、最初の3日間は記者会見などを自粛するって…これって、元々地盤と権力が弱い石破さんの方が圧倒的に不利になる一方で、国民への説明や討論を全力で嫌がってきた安倍総理にとっては「願ったり叶ったりの展開」なんじゃないかしら!?

当然のごとく、実質的に大きく動ける期間が短くなればなるほど、(「正直、公正」をアピールしながら)地道にまめな宣伝戦略を展開したい石破氏にとっては不利になるに決まっているよね。
その一方で、西日本豪雨の当時からコソコソと懐柔工作を重ねたことで、すでに水面下である程度の権力固めを完了していて、国民に向けて言葉を発すれば発するほどにボロが出る安倍総理からすれば、総裁選の実質的な活動期間が短くなればなるほど嬉しいに決まっている。

つまり、今回もいつもの安倍総理の行動パターンで、今回の北海道地震すらも自らの総裁選にちゃっかりと利用し、「災害に伴う活動自粛」を口実に、国民に向けて政策を説明する機会を減らしてしまおうとしているということなのではないか。

まったく、どこまでいっても卑怯でセコイ総理だわっ!!
まともな人間だったら、石破さんの言うとおりに総裁選は先延ばしにして、政府一丸で災害対応に全力を挙げた上で、一通り緊急事態が収まった後に、堂々と総裁選の論戦を国民にきちんと公開していくのがまともなやり方なんじゃないかしら!?

ありとあらゆることを自分の都合のいいようにねじ曲げ、利用してしまう、安倍総理の持ち前のメンタルを実によく表しているね。

その一方で、グローバル資本などの後ろ盾を持たない石破氏にとっては本当にきつい事態になってしまっているけど、いつボクたち自身も甚大な災害の被災者になるか分からない以上、こんな精神性を持つ人物が日本の総理を長期間務めていることが、国家・国民にとってどれだけ危険で恐ろしく、重大な損失をもたらすことなのか、もっと認識する必要がありそうだ。

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