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【信用性ゼロ】福島第一原発で5.5トンもの大量の放射能汚染水が漏出!国への報告基準(1億ベクレル)200倍以上のおよそ220億ベクレルと推計!東電は「問題なし」と強調!

【信用性ゼロ】福島第一原発で5.5トンもの大量の放射能汚染水が漏出!国への報告基準(1億ベクレル)200倍以上のおよそ220億ベクレルと推計!東電は「問題なし」と強調!

どんなにゅーす?

・2024年2月7日、東京電力が、福島第一原発の敷地内で放射性物質を含む汚染水の水漏れが発生したと発表した。

漏れた水の量は5.5トンにも達しており、国への報告基準(1億ベクレル)200倍以上にあたる、およそ220億ベクレルと推計。作業員が弁を閉め忘れた人的ミスだった可能性が伝えられている中、「問題なし」と強調している東電や御用専門家に対し多くの疑念の声が上がっている。

福島第1原発で5.5トン水漏れ 放射性物質濃度が一時上昇

東京電力ホールディングス(HD)は7日、福島第1原子力発電所の敷地内で放射性物質を含む水漏れが起きたと発表した。現時点で敷地外への影響は確認されていないという。東電は漏えいした水を5.5トン、放射性物質を220億ベクレルと試算している。

東電によると、協力企業の作業員が同日午前、4号機近くにある高温焼却炉建屋の東側の壁面で水の漏洩を確認した。建屋は2011年の原発事故後、汚染水を一時的にためている。

建屋に設置している放射性セシウム吸着装置の排出口から水が漏れた。装置は停止中で設備の点検のため洗浄作業中だった。建屋横の土壌に漏れた水が染み込んだ可能性があるため、東電は今後土壌を回収する。近くにあるモニターで計測する放射性物質の濃度がわずかに上がったが、現在は平常値に戻っているという。

~省略~

【日経新聞 2024.2.7.】

福島第一原発 汚染水浄化装置から水漏れ 弁閉め忘れた可能性

~省略~

東京電力は漏れ出た水の量はおよそ5.5トンで、セシウム137などのガンマ線を出す放射性物質が国への報告基準の1億ベクレルを大きく超えるおよそ220億ベクレル含まれていたと推計しています。

また、漏えいが見つかった時間帯に、大気中の放射性物質の濃度を測るダストモニターの値が、一時、ごくわずかに上昇しましたが、現在は元の値に戻っていて、放射線量を測るモニタリングポストや近くの排水路のモニターの値にも有意な変動はないということです。

東京電力は8日夕方、水がしみこんだと見られる土壌の回収を始めました。

また、東京電力が調べたところ、洗浄していた配管には手動で開閉する弁が16か所あり、作業の際に一度開けたあと再び閉めることになっていたものの、このうち10か所が開いたままになっていて、水が漏れ出ていたことが分かりました。

東京電力は、作業員が弁を閉め忘れた可能性もあるとみて原因を調べることにしています。

原子力規制庁 東京電力に口頭指示
原子力規制庁は8日、汚染の拡大を防ぐため、土壌にしみこんだ分も含めて漏えいした水を可能なかぎり回収するとともに、近くにある排水路などの監視を強化するよう、東京電力に対して口頭で指示したということです。

~省略~

中国「慢性的な問題 改めて示した」
東京電力福島第一原子力発電所で7日、汚染水浄化装置の排気口から水が漏れ出しているのが見つかったことについて、中国外務省の汪文斌報道官は8日の記者会見で「東京電力の内部管理が混乱して無秩序であることなど、慢性的な問題を抱えていることを改めて示した」と非難し、日本側に透明性のある情報の公開と責任ある説明を求めました。

その上で「長期的で効果的な国際モニタリング体制を確立する必要性と重要性を改めて浮き彫りにした」と述べました。

~省略~

【NHK NEWS WEB 2024.2.8.】

志賀原発で深刻なトラブル連発の中、今度は福島第一原発で深刻な放射能汚染水漏れ事故!今回も事態を無理やり矮小化し実態を隠蔽している疑いも…!

出典:Wikipedia

能登大震災に見舞われた志賀原発で深刻なトラブルが連発している中、今度は福島第一原発で深刻な放射能汚染水漏れ事故が発生しました。
東電は、一時的にわずかに付近の放射線計測値で数値が上昇したものの、現在は平常値に戻っているなどとしたうえで、外部への影響は確認されていないなどと強調していますが、隠蔽や改ざん、捏造などが横行している今の日本社会において、こうした発表を何に疑問もないままに鵜呑みにすることは危険でしょう。

中国政府は、さっそく今回の汚染水漏れ事故に大きく反応し、「東京電力の内部管理が混乱して無秩序であることなど、慢性的な問題を抱えていることを改めて示した」と批判したとのことだけど、これは正しい分析であり、中国以外の諸外国も(表には出さずとも)全く同じことを考えているはずだ。
今の日本は、政府レベルで隠蔽や改ざん、捏造などの反社会行為を行なうようになってしまっており、国としての信用度は5流途上国レベルだといってもいいし、東電による「全く問題ない」という発表に対して強い疑いを持つのが正常な思考だ。

政府や大企業がひとたびウソや隠蔽に走ってしまうと、その時点で一般的な信頼性は地の底にまで崩れ去ってしまいますし、一度崩れ去った信頼性を元に戻すにはとてつもない時間と労力がかかってしまうものです。

今回の東電の発表も、事故発生から9時間以上も経過していたし、こんな初歩的で有り得ないような人的ミスが発生している時点で、今の日本には原発を運営する能力も資格もないことを浮き彫りにしている。
ただでさえ、何重もの確実な安全性や、ヒューマンエラーによる事故を防止するためのシステムが必要とされるものなのに、こんなにもあちこちで深刻なトラブルや事故が連発しているのだから全く話にならないし、こんな調子では、いずれ確実に「第二第三のフクシマ」が発生することになる。

おまけに、どれだけ完璧な事故防止策を敷いていたとしても、原発直下の隠れた活断層で巨大な地割れが発生したり、外部からテロ攻撃を受ければ、その時点でもうおしまいですからね。
やはりどう考えても、このような原発を国内に乱立させること自体、国民にとって何の利益もないですし、ただでさえ地震大国である上に、深刻な反知性主義に覆い尽くされてしまった今の日本で、このような原発をさらにどんどん増やしていくこと自体、言語道断といえるのではないでしょうか。

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