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【大きな動き】歌舞伎町ホストクラブ経営者らが「24年4月には売掛の全廃を目指す」と宣言!悪質ホストによる被害が社会問題化し国会でも議論される中、業界側が存続を図り”自主規制”に動く!

【大きな動き】歌舞伎町ホストクラブ経営者らが「24年4月には売掛の全廃を目指す」と宣言!悪質ホストによる被害が社会問題化し国会でも議論される中、業界側が存続を図り”自主規制”に動く!

どんなにゅーす?

・悪質なホストによって深刻な被害を受ける女性が続出し、重大な社会問題と化している中、新宿・歌舞伎町のホストクラブ経営者らが新宿区と話し合いの場を持ち、「売掛システムを段階的に減らしていき、2024年4月までに全廃させることを目指していく」と宣言した。

・その上で、ホストクラブ経営者らは「トクリュウ」と呼ばれる(暴力団や半グレ、特殊詐欺勢力などと繋がる)反社会勢力と繋がりがあることを認めた上で、これらの反社勢力とも関係を断ち切ると宣言。今後のホストクラブ業界の動向や実効性に注目が集まっている。

歌舞伎町ホストクラブ、来年4月以降の「売掛なし」目指す方針 20歳未満の入店禁止 「トクリュウとの関係も断絶する」

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●4月から「売掛」終了、20歳未満の入店禁止へ

新宿区役所で同日午後、吉住健一同区長らと、ホストクラブ代表の連絡会が開催された。その冒頭、メディアが入った公開の場で、歌舞伎町のホストクラブ最大手の代表が新指針について話した。

悪質ホスト問題では、女性が数百万円に達する高額な売掛を背負い、風俗勤務に仕向けられるなどしているため、強い批判の声が上がり、国会でも対策法案が提出された。

ホストクラブの代表は「すでに発生している高額な売掛については、行政機関と連携し真摯に対応」すると表明。売掛は「店舗管理とし、ホストとお客様の個人間での貸し借りをなくす」とした。

さらに「高額な売掛を発生させないために、来年より支払い時の入金率を段階的に調整する」という。

具体的には、入金率を1月は70%、2月は80%、3月は90%として、「最終的には4月には100%とし、売掛をなくす方針を採用したい」とした。同時に「20歳未満の入店を禁止し、20歳を超えても学生や生徒には高額な請求にならないようにする」。

●「トクリュウとの関係も断絶する」

また、代表は「匿名・流動型犯罪グループ」(トクリュウ)とホストクラブが関係あることを認めたうえで、次のように述べた。

「高額な支払いをするために、過酷な勤務を斡旋するなどのトクリュウと言われる反社会勢力との関係を断絶する」

●冒頭に「深くお詫び申し上げると共に真摯な反省を表明します」

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●支援団体代表「来年4月ではなく1日も早くやめるべき」

被害者の親らの支援にあたっている「青少年を守る父母の連絡協議会」(略称:青母連/せいぼれん)代表の玄秀盛さんは同日、記者会見を開いた。

ホストクラブ代表が打ち出した新方針について、玄さんは「被害者家族に直に謝罪することからスタートすべきだし、売掛禁止なども来年4月ではなく1日も早くやめるべき」と厳しい見方を示した。

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【Yahoo!ニュース(弁護士ドットコム) 2023.12.5.】

【独自解説】警察のトップが撲滅の大号令をかけた犯罪集団「トクリュウ」 特殊詐欺や闇バイト、悪質ホストクラブも絡んでいるという、その組織の特徴とは?

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11月2日、松村祥史国家公安委員長は「特殊詐欺に深く関与する『匿名・流動型犯罪グループ』の取り締まりを強力に推進している」と語りました。この「匿名・流動型犯罪グループ」とは、「自分たちでグループ名を名乗らずに、匿名性の高いSNSで実行役を集めるため、指示役を特定しにくい」、「メンバーが良く入れ替わり、実行役を使い捨てるなど流動性が高い」といった特徴があります。想定するメインターゲットとしては「特殊詐欺グループ」や「“闇バイト”を使った強盗・窃盗」になります。

Q.最近だと、海外を拠点にした“ルフィ”の事件がありましたが、国内でも拠点を転々と移動したりするのですか?
(犯罪ジャーナリスト 石原行雄氏)
「そうです。その上でこの『トクリュウ』はメンバーが集まった経緯も分かりにくいので、捜査で実態を把握しにくいのです」

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また、「トクリュウ」として対策強化している「特殊詐欺」・「強盗・窃盗」などに加えて、最近新たに「悪質ホストクラブ」も取り締まるようになっています。

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Q.悪質ホストクラブにも「トクリュウ」が関わっているのですか?
(石原氏)
「これまでは、モラルの低いホストが独自にやっていると思われていたものが、実はビジネスモデルとしてバックに反社がいることが解明されてきたということです」

“悪質ホスト”と「トクリュウ」の構図ですが、まず女性客とホストがいて、女性は料金が払えないため“売掛金”が発生します。「トクリュウ」はホストに、この売掛金の回収を持ちかけるといいます。ホストが回収を依頼すると「トクリュウ」は女性への取り立てを代行し、回収できた場合はホストから手数料をもらいます。また、女性が売掛金を払えない場合は、「トクリュウ」が女性に風俗店などをあっせんして、その仲介料が「トクリュウ」に入るというシステムです。歌舞伎町で“悪質ホスト”問題などの被害にあった人の相談を受けている玄秀盛氏によると「歌舞伎町の中に『トクリュウ』はあるが、実態はなかなかつかめない。指揮系統や勤務時間などがなく、本名すら知らないことも。ただ利害関係でつながり、みな協調しあう」と話しています。

Q.闇金などほかの犯罪者もからんできているのでは?
(石原氏)
「そうですね。さらに違法薬物などで女性をコントロールするなど、様々な反社の犯罪が関わってきます。結局、ホストからの金銭も“上納金”として吸い上げられるという構図が考えられます」

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【情報ライブミヤネ屋 2023.11.30.】

歌舞伎町悪質ホスト問題は日本の宿痾…城咲仁「潮目が変わったのは2003年の浄化作戦」と指摘

歌舞伎町の悪質ホスト問題で、ホスト出身のタレント城咲仁(46)が今昔をテレビで語って話題だ。

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上京したての女子学生に売掛金を背負わせたとしても、未成年者取り消し権によって、帳消しになった。しかし2022年に成人年齢が20歳から18歳に引き下げられた。それで「大人の社交場」だったのが、少女らがアイドルタレントらを応援する「推し活」と同じような場と化していった結果が現在だという。

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こうした状況を受け、タレントで実業家のROLANDは自身が運営するホストクラブについて、「一切の売り掛け(ツケ)を禁止とさせていただきます」とSNSで発表した。しかし、元有名ホストクラブ幹部はこう言うのだ。

「300店あるとされる歌舞伎町ホストクラブからはブーイングもあがり、ROLANDは業界から顰蹙を買っているようです。『ホス狂い』で地獄をみる女もいるけれど、ゲームとして、推しへの応援を楽しんでいる女性客だっている。それがメイン客として遊んでくれているから、『億プレーヤー』といわれる稼ぎ頭になることだってできる。売り掛け廃止はそれらに水を差し、業界を衰退させるものだというのでしょう」

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「城咲さんはタレントという立場もあるから、奇麗な発言をされたのかも知れません。昔からホストの色恋・マクラ営業はありましたし、むしろ昔の方が暴力的なホストが多かったという関係者も少なくありませんから。女性を殴って服従させて、風俗に沈めるというのも昔からですよ。複数人のホストが役割分担して女の子を洗脳して、ホストクラブに縛りつけるようなチームプレーシステムもありました。最近はマニュアル化してしまっていますが」(前出の幹部)

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もはや宿痾というべきで、この国がどれだけ人権後進国かが分かるというものだろう。

【日刊ゲンダイ 2023.11.25.】

出典:YouTube

露木警察庁長官が歌舞伎町のホストクラブを視察した中、強い危機感を持ったホストクラブ業界が「体質改善」を宣言!売掛廃止に加え、反社勢力との断絶も

かねてより私たちもホストクラブに関する問題を一貫して強く批判してまいりましたが、ついに業界が自ら動きました
改めて、一般市民が力を合わせて大きな声を上げれば、社会を変えることが出来ることが再確認できましたし、業界自体が強い危機感を持ったことだけでも大きな成果と言えるでしょう。

ここ最近になって、ホストをめぐる重大事件が連発していたことで、急速に社会の関心が高まった上に、国会でも具体的に議論され、何らかの対策を講じるべきとの結論に至ったことも大きかったのだろう。
そして、決定打となったのは、警察が「トクリュウ」の撲滅に向けて全力を挙げていくことを宣言した上に、露木警察庁長官が歌舞伎町のホストクラブを視察したことで、業界関係者が「いよいよヤバい」と悟ったのだろう。
業界自体が潰される前に、自分たちの方から「体質改善」をPRすることで、どうにか生き残りを図っていこうということだし、彼ら自身が「トクリュウ」(暴力団や半グレ、特殊詐欺勢力などと繋がっている陰密かつ流動的な反社会勢力)と関係を持っていることを認めたことも非常に大きいだろう。

つまり、フィリピンなどを拠点としているルフィグループなどとも繋がっているということですし、どうやら、女性客に吹っ掛けた巨額の売掛金を回収するために、ホストが「トクリュウ」とも協力しながら、その回収されたカネの一部が「トクリュウ」にも流れ込んでいるみたいですね。

そして、「トクリュウ」に流れ込んだ売掛回収金がさらに大元の暴力団や国際犯罪組織に流れていることがうかがえるし、平たく言えば、ホストクラブそのものが「犯罪組織の一部」と言ってもいいような状況だ。
今回の新宿区との話し合いを通じて、ホストクラブ業界のトップが「体質改善」を宣言したけど、元から犯罪組織と一体のような業界が果たしてどこまで自浄能力を発揮できるのか

表向きに売掛が廃止されても、店の近隣に闇金や高利貸しが乱立するのではないか?と疑問視する声も上がっていますし、これらの「自主規制」によってどこまで被害を軽減させることが出来るのかについて、今後も厳しく見ていく必要がありそうです。

最近は半ば個人業のようにネットメインで活動しているホストもいるし、結局のところ、一番重要なのは、女性自身がこうした恐ろしい世界に足を踏み入れてしまわないことだ。
多くの人々が「ホスト業界は詐欺勢力やヤクザの巣窟」といった認識を持たないといけないし、ホストに流れ込んでいる(女性客から搾り取っている)莫大なカネが暴力団や詐欺勢力の資金源にもなっている中、警察もこれまで以上に厳しい監視を行なっていき、必要があれば行政においても売掛や様々な悪質行為を禁止するルールを作っていくことも検討していくべきだろう。

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