【プロローグと、ここまでのエレナの経過を綴った記事はこちら↓】
●【ある1匹の猫の闘病記】プロローグ…様々な病気で悩んでいる犬猫のために
●【ある1匹の猫の闘病記】回想録編(1)…突然やってきた2週間に一度程度の激しい嘔吐、そして緊急入院
●【ある1匹の猫の闘病記】回想録編(2)…急性すい炎からの復活後、再び嘔吐、そして慢性下痢の発生、下された診断名は「消化器型リンパ腫」
●【ある1匹の猫の闘病記】検査後に下された「消化器型リンパ腫」という重い診断と、藁をも掴む思いで始めた「サプリメント」と「自然食」
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安価なドライフードを一切絶ち、缶詰と生肉&刺身&生野菜(キャベツ・白菜・ブロッコリーなど)中心の食生活へ
身体もみるみるうちに痩せ細り、危険な状態に陥っていたエレナ。
腎臓病の進行度も考えて、麻酔による開腹手術を避け、ステロイド治療を始めたばかりの状態の中、サプリメントを購入した会社の専属獣医の先生からのアドバイスにより、恐る恐る生の鶏肉や刺身、生野菜をあげた所、驚くほどにペロッと平らげてしまった。
ステロイドの副作用か、ステロイドを始めて2日後くらいから明らかな食欲の増進が見られた。
ドカ食いしてしまったせいで食べたものを吐き出す事態も起こったので、サプリメントの先生からドカ食い防止用の皿があることを教えてもらい、アマゾンで注文。
そして、ステロイドとサプリ&自然食を始めた2日後くらいに、本当に久しぶりに下痢ではない通常の便が出たことを確認。
この日を境に下痢の回数が減り始め、同時に嘔吐の回数も減り始める。
明らかに、当初危険な状態に差し掛かり始めてきていたエレナに、何らかの変化が起こり始めている。
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嘘のように収まった慢性下痢と嘔吐、ここから明らかな体重増加が始まり、日に日に元気が回復
●ステロイド、サプリと自然食を始めてから約1ヶ月、驚くほどに容態の改善が見られていた。
下痢の回数も日に日に少なくなり始め、4週間目にはほとんど見られなくなることに。
同じように嘔吐も目に見えるように少なくなり、2週間くらい一度も吐くことがないくらいにまで好転。
著しい減少傾向だった体重も増加傾向に転じ始め、4キロを切りかけていた体重は4.5キロほどにまで増加。
動きも昔の元気だった頃のように活発になり始め、目にも力が出始めてきた。
●そして、エレナは2月の下旬に無事に14歳に。
一時は14歳の誕生日を迎えることも叶わないと思われたが、驚くほどの回復具合で14歳の誕生日を迎えることができた。
それと同時に、「果たして本当にリンパ腫なのだろうか?」という純粋な疑問も起こり始めることに。
●ステロイド、サプリと自然食を始めて2ヶ月後、全体としてさらに回復傾向に向かう。
一時期、再びしぶり腹&嘔吐の症状が突発的に起こり、「リンパ腫がついに暴れ始めたか?」と思ったが、翌日に回復し、体重も減ることなく増加傾向は続くことに。
●気がつけば、ステロイドと並行して使用していた下痢止めや吐き気止めも投与することなく、あれほどの激しい下痢が嘘のように、時に便秘気味になるほどの硬い便が日常的に出るようになる。
ステロイドは、約1ヵ月後に1日1錠から1日半錠、さらにその3週間後には2日に半錠に減らすことができ、その後も容態は安定。体重の増加傾向もさらに続き、ついに5キロの大台を突破。時に家の中を走り回るほどに元気も回復。
●ステロイド、サプリと自然食を始めて3ヶ月目、ステロイドを2日に1錠からさらに3日に半錠まで減らすことに。
季節の変わり目で毛が多く抜けているせいか、毛玉を吐く回数が多くなる。
それに併せて嘔吐の回数も増えたものの、便は依然便秘傾向で、体重も増加傾向は変わらず、ついに5.3キロ(すい炎から回復してもっとも元気だった頃の体重)にまで増加。
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「リンパ腫の疑い」の診断が出て、余命数週間以内と思われたエレナの、驚くほどの復活劇。
現在も時々嘔吐はあるものの、基本的に元気一杯で家の中を闊歩している。
腎不全の進行具合が気になるものの、今後もこの勢いで長生きしてくれることを心から祈っている。
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ここまで本当に長いエレナの病気の経緯だったけど、最後まで読んでもらえてありがとうございます。
こんな具合で、エレナは今でもとても元気に平穏に過ごしています!
エレナちゃん、元気になって本当に良かったにゃ!!
写真からもエレナちゃんがとても喜んでいる様子が伝わってくるにゃ!
ボクも一時期は本気で、すぐ近くの永遠のお別れを覚悟したけど、まさかここまで元気になってくれるなんて思っていなかったよ。
やっぱり、諦めないで一生懸命情報を集めたり、努力して良かったなあと、心から思ったよ。
ところで、結局エレナちゃんはリンパ腫だったのかにゃ?
そして、一体何がそんなに効いたのかにゃ?やっぱりサプリ!?
それが、どっちもはっきりとは分からないんだよ。
でも、リンパ腫だとしたら、ステロイドも多少は効くものの、先生の話だとここまで効くことは滅多に無いっていうし、ここまで長い期間再発しないっていうのもなかなか無いみたいだ。
だとしたら、サプリでさらにがん細胞が抑制されたか、あるいは実はIBD(炎症性腸疾患)で、これがステロイド、サプリ、食生活の改善という3枚看板で劇的に改善されたということも考えられる。
でも、そうすると、なぜあそこまで1月の検査の時にリンパ球が増加していたのか?という点も少々不思議だ。
どちらにしても、かかりつけの先生もサプリの相談を承ってくれた先生も、どちらの先生も「はっきりとは分からない」って言っているし、それだけ珍しくも奇跡的な事例なのかもしれないね。
そうなんにゃ。どっちにしても、元気になって本当に良かったにゃ!
エレナちゃん、たくさん長生きすることをにゃこも祈っているにゃ!
にゃこちゃんありがとう!
この一連の体験と様々な情報を得て分かったことは、いかに、ペットにとって食生活が大事であるかということと、ボクたちはペットフードに関して「刷り込まれた常識」に囚われている、ということ。
エレナの具合は今後も定期的に綴っていこうと思っているけど、この辺りのペット業界にまつわる問題点や裏側についても記事にしていこうと思っているので、今後もエレナともども、よろしくお願いします!
【一連の経緯の簡単なおさらいと、改善させた食生活などについて具体的にまとめました↓】
【猫の消化器疾患】慢性下痢&嘔吐から「悪性リンパ腫の疑いが大」の診断を受けたエレナが奇跡の回復をするまでに行なったこと
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