どんなにゅーす?
・2021年7月3日、静岡・熱海市伊豆山で大規模な土砂崩れが発生した中で、この大惨事を引き起こした原因について、様々な声や意見が飛び交っている。
・山の頂上付近にソーラーパネル建設のために一部の山林を伐採していたことを指摘する声が相次いでいる他、県外から運び込まれている産廃土砂が原因になったことを疑う声も出ており、Twitterのトレンドには「メガソーラー」がトレンド入りする事態になっている。
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熱海の土砂崩れ、上流にメガソーラーがあるというツイートを見たのでGoogleマップで位置関係を立体的に見てみた。 pic.twitter.com/RJ6AcH6e8p
— 3110 (@3_1_1_0) July 3, 2021
伊豆半島にはメガソーラー(計画を含む)がかなりの数、存在する。熱海市に隣接する函南町でも山の中に巨大なメガソーラーが計画されていて、私は開発阻止で動いている。土石流とメガソーラーとに関連がなかったか、調査を求めて動く。
— Goshi Hosono, MP (@hosono_54) July 3, 2021
熱海市伊豆山の土砂崩れ現場付近。メガソーラーの影響を指摘する声がある。崩れた沢と並行する尾根上なのでまだ断定はできないけど、開発規制への声が高まるのは必至だろう。
ちなみに1963年頃は辺り一帯の山は草原だった。当時の伊豆らしい植生景観。 pic.twitter.com/fSCXBFROss— 星(富田) 昇 @湯本森・里研究所(ゆもり研) (@hoshitomita) July 3, 2021
まさかと思うけど熱海伊豆山の土石流これが原因じゃないよな?まさかだよな??谷の流れから見て上流にここが当たってしまってる…… pic.twitter.com/w9BJXQDgSP
— おーとま (@Automatic_T) July 3, 2021
崩れたのはソーラーパネルの設置位置とは、数百メートルずれていて、県外から複数年に渡って運び込まれている産廃土砂が原因のように思われます。写真に写っているダンプカーたちが県外からの産廃業者です。
こちらが土石流のあった上流の現在の状況です。(現地民より) pic.twitter.com/PfVHWSroUd— Keiko Otara (@keikootara) July 3, 2021
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原因はまだ断定的に言うべきではないし、山頂尾根部の #メガソーラー 原因説、は一度立ち止まるべき。 https://t.co/S2AGaksyBq
— 小泉兵義 (@Johnpot_B) July 3, 2021
熱海伊豆山の土石流。急斜面削ってソーラーパネル建設してたバカがいて保水力低下で崩壊ってとこかな。
どう見てもただの人災😟 pic.twitter.com/UbfKfWsIXL— (・v・`*) なつ☆ていおう (@v10436577) July 3, 2021
熱海で土砂崩れ。因果関係は不明ですが、付近にメガソーラーが設置されていたのは事実だそうです。同様のケースも全国で増えている。既得権と化したメガソーラーが科学的な安全性を無視して設置され、多くの人が犠牲に。「自然エネルギー」の美辞麗句に騙されてはならない。pic.twitter.com/lcQLYQqMS9
— 黒瀬 深☔️ (@Shin_Kurose) July 3, 2021
熱海の土石流現場のすぐ上にメガソーラーがあることには、僕も注目してます。
でも、メガソーラーがなくても土石流が起き得る場所だし、現時点でメガソーラーが原因だと決めつけて非難するのは早計です。因果関係は不明です。
気になる人は、専門家の調査検討を待つべきです。— 大貫剛 (@ohnuki_tsuyoshi) July 3, 2021
熱海の土石流。山の尾根付近のソーラー、この画像を見る限り、ほぼ無きず…→【朝日新聞】熱海で土石流 東海・関東の大雨災害https://t.co/drtoW6okS8
— 鈎 裕之 (@ELECTRICDADDY) July 3, 2021
熱海市伊豆山の土石流災害について、メガソーラーと決めつけているツイートが複数バズっています。
動画を見る限り、メガソーラーの尾根より北側の谷を流れ下っているのがわかります。
メガソーラーが尾根の上だけにある事を考えれば、原因である可能性はかなり低いでしょう。 pic.twitter.com/zPiy3Afiox— ジミーちゃん【公式】 (@0816Jimmy) July 3, 2021
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熱海土石流災害、「ソーラー建設が土石流を引き起こした」としたうえで、「原発推進」を訴えるツイートが大量発生!
出典:グーグルマップ
現在も多くの安否不明者が発生している熱海の土石流災害ですが、ネット上で、災害現場の山頂付近に一部山林を伐採したソーラーパネルがあることが話題に。
こうしたことから、「ソーラー建設が土石流を引き起こした」と主張する声が盛り上がっており、ここからさらに話が飛躍して、「だから自然エネルギーはダメなんだ」「原発を推進することが日本救国の道だ」などといった意見までもが盛り上がる事態になっています。
確かに、山の頂上付近にソーラーパネルが建設されていたのは確かみたいだし、これが原因の一つになった可能性は否定できないけど…ただ、上の朝日新聞のツイートの写真を見てみると、土砂崩れが発生した箇所とソーラーパネルの位置がややずれており、この状況を見る限り、直接的な原因になったとはやや言い難い状況だ。
この他にも、県外から複数年にわたって産廃土砂が運び込まれていたとの情報も出ているし、表に見えていないファクターなども含めて、様々な原因が複雑に関わっている可能性がある。
それにしても、ちゃっかりとこの深刻な災害を利用して、原発推進を喧伝したり、「韓国企業が土地を買い漁ってソーラーパネルを乱立させようとしている」などと、早速妙な世論誘導や、”仮想敵”を作り出して国内政治への怒りをガス抜きさせるキャンペーンを展開しようとする連中が出現してきたし、まったく、油断も隙もあったもんじゃない。
なんせ、(コロナ危機に加えて、甚大な豪雨災害までもが発生し)こんなにも国が疲弊している状況で東京五輪を強行しようとしている菅政権に対して、ますます国民からの怒りや不信感が噴出するのは間違いないですからね。
早速、あの手この手で国民を誘導し、自民政権への怒りの矛先を別のところに逸らすための様々なミスリードが盛り上がってきたようですね。
とにかくも、ここ数日で全国各地で土砂崩れの被害が発生していることからも、山林のキャパを超える量の豪雨が土砂災害を引き起こした最大の原因であることは疑いようがないし、ソーラーパネルだけでなく宅地開発や様々な要素を今一度よく見直したうえで、山林の伐採や開発について、もう少し厳しい規制を作っていくのがいいのかもしれないね。
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