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「赤坂自民亭」の批判拡大の中、西村康稔官房副長官がデマ釈明か!「2万1千名が人命救助など活動中」→実際には「2万1千名が待機中」と防衛省!

「赤坂自民亭」の批判拡大の中、西村康稔官房副長官がデマ釈明か!「2万1千名が人命救助など活動中」→実際には「2万1千名が待機中」と防衛省!

どんなにゅーす?

・西日本豪雨の中2018年7月5日に行なわれた、「赤坂自民亭」なる安倍総理も参加した酒宴に対する批判が各所で拡大している。

・そんな中、炎上の元になる酒席の画像を投稿した西村康稔官房副長官は、「地元秘書から、地元明石淡路の雨は、山を越えたとの報告を受けました。秘書、秘書官と随時連絡を取り合いながらの会でした」などと主張した上で、「現在、(省略)各府県で自衛隊員約21,000名が人命救助など活動中」などとツイート。ところが、この時点では自衛隊は600人体制で、2万1000人は待機状態にあったことが毎日新聞の報道で判明。この虚偽情報拡散疑惑に対して、ネット上でさらなる批判が集まっている。

安倍首相の豪雨対策そっちのけ自民飲み会参加に非難轟々! 一緒に大はしゃぎの安倍側近は言い訳のためデマ拡散

なかでも、呆気にとられるような言動を繰り返したのは、安倍首相の側近である西村康稔・内閣官房副長官だ。

西村官房副長官といえば、第二次安倍政権の発足とともに内閣府副大臣に任命され、防災対策を担当。2014年8月に豪雨で土砂崩れが発生した広島土砂災害では現地対策本部長を務めた。同年に出版した『命を守る防災・危機管理』(プレジデント社)なる著書の帯では、安倍首相が「数々の災害に、彼が最前線で指揮を執ってくれた」と推薦文を寄せているほど。つまり、西村官房副長官は、安倍政権が誇る“災害対応のエキスパート”というわけだ。

だが、被害拡大が懸念されていた5日の夜、西村官房副長官は安倍首相に迅速な対応を進言するでもなく、一緒に「赤坂自民亭」に参加。そして、安倍首相と岸田文雄・自民党政調会長の、あきらかに酒が入って陽気な様子のツーショットや、安倍首相を中心に参加者が乾杯ポーズで写った集合写真とともに、こんなツイートを投稿した。

〈参加した多くの議員は「(安倍総理が差し入れた)獺祭と(岸田政調会長が差し入れた)賀茂鶴とどっちを飲むんだ??」と聞かれ、一瞬戸惑いながらも、結局両方飲んでました。そして、お二人と写真を撮っていました笑笑 いいなあ自民党。〉
〈今日は、安倍総理、岸田政調会長、竹下総務会長が勢揃い。和気あいあいの中、若手議員も気さくな写真を取り放題!まさに自由民主党党。〉(原文ママ)

安倍首相が称える「防災・危機管理」のプロが、危機が迫るなかで宴会の様子を垂れ流す……。これが、西村官房副長官が「いいなあ」と誇る「まさに自由民主党」の姿なのである。

しかし、西村官房副長官の醜態はこれで終わらない。この宴会写真と被災者の不安を無視した投稿には非難が殺到したためか、同日23時45分には〈地元秘書から、地元明石淡路の雨は、山を越えたとの報告を受けました。秘書、秘書官と随時連絡を取り合いながらの会でした〉とツイートしたのだ。

官房副長官ともあろう者が、自分の選挙区のある地域にしか目を向けていないことを露呈させるとは、これだけでも酷い話だが、その明石市や淡路島にしても〈山を越えた〉というようなことはなく、その後、6〜7日にかけて避難勧告が出され、淡路市にいたっては本日21時16分まで大雨、雷注意報が出されていた。つまり、自分が飲み会で浮かれていたのを打ち消すために、災害を矮小化するデマを流したのである。

~省略~

しかも、問題はこのあと。西村官房副長官は、投稿文をこう締めくくっているのである。

〈現在、京都、岡山、広島、山口、愛媛、高知、福岡の各府県で自衛隊員約21,000名が人命救助など活動中。〉

じつは、これもデマだった。実際、自衛隊の救助態勢について、8日の毎日新聞の朝刊は以下のように伝えている。

〈防衛省によると同日(注・7日)夕現在、京都、高知、福岡、広島、愛媛、岡山、山口の7府県からの災害派遣要請を受け、自衛隊は約600人態勢で、土砂崩れ現場での救助、孤立地域からの輸送、洪水対策などにあたっている。西日本の陸上自衛隊を中心に約2万1000人が救助要請などに即応できるよう待機している〉

ようするに、実際に7日時点で救助などの活動に当たっていた自衛隊員は約600人に過ぎず、2万1000人は「待機」していただけだったのだ。それを西村官房副長官は、「約21,000名が人命救助など活動中」だとデマを喧伝したのである。

【リテラ 2018.7.9.】

↓西村官房副長官の問題のツイート。


↓7月7日10時52分のツイート。

↓毎日新聞によると、防衛省発表により7月8日夕方時点で600人が活動、2万1000人が待機体制とのことと報道。

西日本豪雨
災害救助法、7府県適用

安倍晋三首相は7日午前、首相官邸で豪雨被害に関する関係閣僚会議を招集し「先手先手で被害の拡大防止に万全を期してほしい」と指示した。

内閣府によると同日夕現在、高知、鳥取、広島、岡山、京都、兵庫、愛媛の7府県が計71市町村に災害救助法を適用することを決めた。

防衛省によると同日夕現在、京都、高知、福岡、広島、愛媛、岡山、山口の7府県からの災害派遣要請を受け、自衛隊は約600人態勢で、土砂崩れ現場での救助、孤立地域からの輸送、洪水対策などにあたっている。西日本の陸上自衛隊を中心に約2万1000人が救助要請などに即応できるよう待機している。【秋山信一】

【毎日新聞 2018.7.8.】

「赤坂自民亭」の批判をどうにかかわすために、災害対策部門の”エキスパート”がデマを含んだ釈明で問題を矮小化か!

出典:Twitter(@nishy03)

「赤坂自民亭」開催の批判がますます広がっている中、この酒席に参加していた西村官房副長官の釈明ツイートがさらなる批判を呼んでいます。
どうにか世間の批判をかわすために、上記のように、実態をねじ曲げつつ自身にとって有利なツイートを繰り返していた疑惑が出てきていますね。

これも、最近の安倍政権の”お家芸”とも言える手法だね。
豪雨に見舞われ、大きな不安と被害に見舞われている国民のこともそっちのけで、自分たちだけの利益のための酒宴に明け暮れていた「マズすぎる」事実を放置した上で、「これだけ陰でやっていたのだから問題ない」との言説を流布
これを、配下のネットサポーターたちが追随・補強しながら批判している国民を攻撃するという、安倍政権が独自に確立した「悪しき情報操作のシステム」だ。

しかも、自身にとって都合のいいデマや誇張・歪曲した情報を適宜織り交ぜているのも悪質だし、同じような手法を「安倍礼賛ネットメディア」もよく使っているのを見かけるね。

全ては、「権力が増長・暴走するのを厳しく監視し、おかしなことがあれば指摘・批判する」という民主主義の大原則を否定し、民衆を政権に従順に隷属させる思想を植え付ける狙いがあり、これは、本来権力が持つべき「モラルや謙虚さ」からもっとかけ離れた非常に悪質な洗脳の手法だ。

今回の酒宴については、ようやく大手のメディアも次々報じ始めてきたけど、この西村副長官のデマ疑惑も含めて、安倍政権の初動対応や実態について、野党やマスコミが徹底的に調査・検証する必要があるだろう。

ネット上では、自民党から直接権益をもらっている人間が、その素性を隠しつつ、様々な情報操作を用いて、私たち一般庶民を騙し、より搾取するための誘導や脅しなどを繰り返しています
こうした幻惑に騙されずに、私たちは「民主主義社会としての根底」を見失わずに、権力の腐敗や暴走を厳しくチェックし続けていくことが大切ですね!

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