どんなにゅーす?
・死亡した近畿財務局の赤木俊夫・上席国有管理官について、遺族が赤木氏の妻と連絡が取れなくなっていることが判明した。
・希望の党・柚木道義議員がこの状況を明かした上で「奥様が遺書とともにどこかに匿われているのでは?」「遺書まで改ざんされていることはないですよね?」と強い疑念を呈した。
・これに対し、財務省の富山一成・局次長は「私自身は承知していない」と強調。警察庁の阿波拓洋・検視指導室長は「一般的に警察においては、匿ったりするようなことはありません」と説明したとのこと。
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遺族、妻と連絡取れず 野党議員「遺書まで改ざんなんてあり得ませんよね」
自殺した近畿財務局の赤木俊夫・上席国有管理官が「決裁文書を書き換えさせられた」と記したメモ(遺書)が見つかったことを、マスコミも報じ始めた。
だが現実はさらに深刻さを増しているようだ。遺族が赤木さんの妻と連絡が取れなくなっているというのだ。今日あった野党合同ヒアリングで柚木道義議員(希望)が指摘した。
柚木議員は「遺書までが改ざんされたなんてことはあり得ませんよね。奥様が遺書と共にどこかに匿われているのではないかと。近畿財務局との関連も含めてそんな見方が出ていますけど、そんなことあり得ませんよね」と、財務省と警察庁を追及した。
財務省理財局の富山一成・局次長は「私自身、承知していませんし、今ご指摘のことについてもたくさんの情報を持ち合わせていない」。
富山次長はいつものように木で鼻をくくったような口調で否定してみせた。
警察庁刑事局捜査一課の阿波拓洋・検視指導室長の答弁は、ひっかかるものがあった。
「一般的に警察においては(柚木)議員が仰ったような、匿ったりすることはありません」。
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「矛盾した情報」が多数マスメディアに溢れかえる、近財・赤木管理官の謎にみちた死亡事件
出典:TBS News
え、えええっ!?
今でも謎に包まれた近財・赤木管理官の死亡事件だけど、遺族の方が赤木さんの奥さんと連絡がつかなくなっているなんていう情報が出てきているわ。
田中龍作ジャーナルでは、警察以外の機関(例えば財務省)が奥さんを隔離させている可能性も少し疑っているみたいだけど、何だか不気味な流れだわ。
それに、警察や政府機関が多くの情報を握ってしまっている中で、遺族も遺書の有無すら把握できてないとの話もあったのに、急に「文書を書き換えさせられたとのメモ(遺書?)を残していたことが分かった」なんていう報道が出てきているわで…いよいよ訳が分からない事態になっているわね。
ああ。例えば、(この記事で紹介したように)下のNHKのニュースでは、遺族すらも赤木管理官の死の詳細を把握しておらず、遺書の内容はおろか遺書の有無すら確認できていないと報じられていた。
「なぜ死んだのか知りたい」財務局職員の自殺で親族語る
男性職員の親族は11日、取材に応じ、「本人とは定期的に電話で話をしていた。去年8月に話した時には元気がない様子で、『定期異動で今の部署から移れると思っていたのに異動できず、心身の不調が進んだ』と話していた」と明らかにしました。
また、「去年12月のメールには『年明けには職場復帰したい』とあったが、突然、7日に亡くなったと連絡があり、頭が真っ白になった。遺書があるのかどうかも分からない。あるのなら中身を知りたいし、なぜ死んだのか知りたい。誠実で正義感が強く、愚痴や人の悪口を言わない人だった。悔しいし、悲しい」と話しました。
しかし、下の神戸新聞の記事によると、遺書は警察が引き取らず、当時から遺族がずっと持っているとの内容で、なおかつ遺書の具体的な内容を遺族が知っていると報道しており、上のNHKニュースや柚木議員の発言を紹介している田中龍作ジャーナルの記事とも明らかに矛盾する内容となっている。
(さらには、近畿財務局が遺族に内容を口外しないように要請したとの報道も出てきており、かなり情報が錯綜している状況だ。)
遺書に森友記述なし 自殺の近畿財務局職員
学校法人「森友学園」への国有地売却を巡る問題で、財務省近畿財務局の担当部署に所属し、神戸市内で自殺した男性職員の遺書に、同学園の問題に直接関係する記述はなかったことが12日、神戸新聞社の取材で分かった。
関係者によると、職員は50代で、7日午後、神戸市灘区の自宅で自殺を図り、救急搬送された。警察官が病院に駆け付けた時には死亡しており、兵庫県警は遺体の状態や遺族の話などから自殺と断定。遺族から確認した遺書は数行程度で、家族への言葉などが記されていたが、国有地売却や決裁文書の書き換えに触れた内容はなかったという。
県警は事件性がないとして遺書は押収せず、自宅の現場検証もしていない。その後の遺族対応などは近畿財務局が引き継いだ。
そして、そんな中で(安倍広報機関の)読売新聞が突如として、下記のニュースを配信。職員の死が自殺であったことを印象づけさせると同時に、佐川氏がこの改ざん事件の主犯だったことを印象づけるような報道を出してきたわけだ。
文書を書き換えさせられた…「自殺」職員がメモ
学校法人「森友学園」との土地取引に関する決裁文書の書き換え問題を巡り、財務省近畿財務局で学園への国有地売却を担当していた部署に所属し、7日に自殺したとみられる50歳代の男性職員が、本省の指示で文書を書き換えさせられたとの趣旨のメモを残していたことが、関係者への取材でわかった。
同省によると、書き換えは昨年2月下旬~4月、近畿財務局作成の14の文書で行われた。当時、同省理財局長だった佐川宣寿(のぶひさ)・前国税庁長官の答弁との整合性を取るため、学園との事前の価格交渉をうかがわせる記述などが削除された。理財局の指示で、理財局と近畿財務局の一部職員が行ったという。麻生財務相は、最終責任者は佐川氏だったとしている。
こんな風に、嘘かほんとか分からないような、色々な矛盾した報道が次々出てきている中で、柚木議員ら野党によるヒアリングで飛び出してきた、「遺族が赤木管理官の奥さんと連絡が取れなくなっている」「どこかに匿われているのでは?」などのやり取りは全くテレビで放送されていないわよね。
こうした状況を見ても、やっぱり、赤木管理官の死に関する情報はかなり操作されている印象だし、背後に色々なものが渦巻いているとしか思えないわっ!
特に神戸新聞の報道と読売新聞の報道がどうも怪しいようにボクには感じるね。
どちらも、これまでの遺族の声を取材した報道と内容が食い違っている上に、どちらも死因は自殺であることを印象づけさせつつも、特に読売では(政権の狙い通り)佐川氏が黒幕であることを暗に強調しているような内容となっている。
朝日新聞のスクープ直後に、休職中だった赤木氏が「だいぶ気分が良くなった」とひょっこり職場に姿を見せていたとの話も印象的だったけど、かなり多くの「重要な部分」について、政権が主導しつつ激しい情報統制や攪乱工作を行なっている印象がある。
この件を深く調べている柚木氏ら野党議員も、この死の不可解さや闇に徐々に気がつき始めているかもしれないけど、今後も僅かに上がってくる「生の情報」の断片を拾いつつ、この事件を考えていく必要がありそうだね。
とにかく、この森友疑獄事件そのものが、相当に深い闇が存在していて、かけがえのない人の命が奪われてしまうほどに、とても恐ろしい内部事情が含まれていることはよく分かったわ。
北村滋内閣情報官と兵庫県警との関係もとても気になるし、今後も慎重に事件を見つめていくことが必要そうだわ…。
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