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【支離滅裂】安倍政権、「在宅勤務7割」を要請しつつ「GoToトラベル」&「ワーケーション」の促進を呼びかけ!→共産・山添氏「斜め上を行くちぐはぐぶり」!

【支離滅裂】安倍政権、「在宅勤務7割」を要請しつつ「GoToトラベル」&「ワーケーション」の促進を呼びかけ!→共産・山添氏「斜め上を行くちぐはぐぶり」!

どんなにゅーす?

・新型コロナ(COVID-19)第二波の感染拡大が止まらない中、安倍政権は、緊急事態宣言時と比べて通勤者が元に戻りつつあるとして、経済界に対して「在宅勤務7割」を要請。再度、テレワークの促進を呼びかけた。

・一方で、強行的にスタートさせた「GoToトラベルキャンペーン」について、「働きながら休暇を楽しむ」という趣旨の「ワーケーション」を提唱し、積極的に観光地に出かけるように呼び掛け何から何までデタラメで支離滅裂な安倍政権の政策に対し、国民から怒りの声が殺到している。

菅官房長官 「ワーケーション」普及で観光促進を

新型コロナウイルスの影響で観光需要が低迷するなか、菅官房長官は感染対策を行ったうえで「Go Toキャンペーン」の活用を呼びかけるとともに、観光や働き方の新たな形として休暇を楽しみながらテレワークで働く「ワーケーション」の普及に取り組む考えを示しました。

政府の「観光戦略実行推進会議」で、菅官房長官は新型コロナウイルスの影響で、観光関連産業は大変厳しい状況にあると指摘したうえで「感染対策をしっかりと講じているホテルや旅館にかぎり、『Go Toキャンペーン』で宿泊代金の支援を行う。感染対策と経済活動の再開の両立という基本方針に沿って、うまく活用していただきたい」と述べました。

また、旅行や働き方の新しいスタイルとして、リゾート地や温泉地などで余暇を楽しみながら、テレワークで仕事をする『ワーケーション』や、そうした地域に企業の拠点を設置する『サテライトオフィス』を普及させるため、ホテルなどで仕事ができるようWi-Fiの整備の支援に取り組む考えを示しました。

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【NHK NEWS WEB 2020.7.27.】

企業に「在宅7割」要請へ 大人数会合自粛を―政府

西村康稔経済再生担当相は26日の記者会見で、新型コロナウイルスの感染者が全国的に増加している現状を踏まえ、各企業が社員のテレワーク率70%を目指すよう近く経済界に要請する考えを明らかにした。飲み会を含め、大人数の会合を控えることも求める。

西村氏は会見で、通勤者は一時2~3割にまで減っていたが、最近は7割程度に戻っていると強調。「(各企業は)後戻りせず、多様な働き方の中でテレワークの割合を維持してほしい」と訴えた。

~省略~

【時事通信 2020.7.26.】

ワーケーション推進にチラつく二階幹事長の露骨“利益誘導”

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政府はどうしても国民に旅行させたいようだが、やっぱり今回もチラつくのが観光族の“ドン”こと、自民党の二階幹事長のカゲだ。ワーケーションが普及すると“二階周辺”が潤う構図ができ上がっている。

■地元・和歌山は自称「聖地」

あまり知られていないが、二階氏の地元・和歌山は「ワーケーションの聖地」(地元関係者)と自称するほど普及に力を入れているのだ。2017年度から、全国のどこよりも早く自治体としてワーケーション推進事業を開始。県の情報政策課は「首都圏の企業誘致や地元活性化のために取り組んでいる。3年間で109社、910人がワーケーション目的で訪問した」と胸を張った。二階氏自身も推進に一役買っている。

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【日刊ゲンダイ 2020.7.28.】

「今だけカネだけ自分だけ」の安倍政権の政策が、いよいよ”支離滅裂”に!「在宅勤務」を呼び掛けながら「ワーケーション」で出かけることを推奨!

いよいよ、安倍政権の政策が本格的に支離滅裂になってまいりました。
新型コロナの感染拡大を抑えるために「在宅勤務7割」を呼びかけつつ、より感染拡大に直結する(観光地に出かけて仕事を行なう)「ワーケーション」を促進するという、あまりのメチャクチャな政策に対し、当然のことながら国民から怒りの声が殺到しています。

ああ。
つまり、安倍政権は、「出かけるな」と「出かけろ」という命令を同時に出しているような状態であり、「バブルバインド(二重拘束)」のような状態になってきているってことだ。

ダブルバインドとは

ダブルバインドとは、日本語訳で「二重拘束」という意味です。二つの矛盾した命令をすることで、相手の精神にストレスがかかるコミュニケーションの状態です。モラルハラスメントやパワーハラスメントを招きやすく、注意が必要です。

もともとは統合失調症の子供を調べたことに起因します。矛盾したふたつの命令を親から指示された子供が、矛盾を親に指摘できず親に服従せざるを得ない事例などがあります。

~省略~

【ビジネス心理学】

例えば、親が子供に対して「外で遊んでいないで家で勉強しなさい」という命令を出している状態で「家にこもっていないで外で運動しなさい」という命令を出した場合、子どもの精神的な成長過程に重大な問題を引き起こしたり、深刻な心的疾患をもたらす危険があると言われているけど、まさに安倍政権は「国民全体に対して(非常に大きな弊害や悪影響をもたらす)ダブルバインドを発している状態」であり、これは、すでに国家や組織としての体も成していない状態であるといえる。

ビジネスの世界でも、上司が部下に対して最もやってはいけないのがダブルバインドであり、これにより、「どっちの命令に従っても怒られる」という状態に陥ることで、部下がうつになったり、深刻な精神の病気を引き起こすと言われています。

結構気がつかないうちにダブルバインドの状態を生み出していることがあるので、特に親御さんや上司については日頃から注意をしておく必要があるんだけど、結局のところ、「自らの欲望や都合を最優先すること」により、ダブルバインドの状態が発生するわけだ。
安倍政権の場合でみると、「GoTo利権」で自分たちが多額の儲けを得たいからこそ、(本来なら人の移動を制限すべき)コロナ危機の「第二波」の最中においてもこれを強行したくて仕方ないわけだし、ていうか、この「ワーケーション(観光しながら仕事をする)」というのも、これそのものも一種のダブルバインドなのではないかな?

つまりは、安倍政権にとっては、国民が「ただ観光するだけ」でも不満があるわけで、「休みの日でも(グローバル資本の奴隷である)国民を徹底的に働かせたい」という思惑があるからこそ、「休め、でも働け」というダブルバインドを発しているということですね。

言うまでもなく、政府は「国民側の気持ちや都合」を極力配慮した上で、科学的&論理的で一貫性のある政策やキャンペーンを行なわないといけないはずだけど、こうしたダブルバインドを大量に発している時点で、自己都合や私利私欲だけを最優先しており、国民の気持ちや立場、健康や生命を微塵も考慮していないのは明らかだ。

こうした支離滅裂で悪質なダブルバインドを次々発している安倍政権に対して、国民はもっと抗議の声を大きく上げていくべきだし、少なくとも、国民側の立場や都合を考えつつ、論理的で一貫性がある政策を行なうことが出来る政権に変えない限り、日本国民に豊かな暮らしがもたらされることは永遠にないだろう。

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