どんなにゅーす?
・裁量労働についてのデータ捏造が野党や国民から強い批判が出ていた中、安倍総理が今国会での「働き方改革法案」から「裁量労働制の拡大」を削除する方針を固めたとのこと。
・この状況下での強行採決によって、安倍政権が最も重視する改憲に支障が出るのを懸念した可能性もあり、今後は野党と折衝した上での「働き方改革法案」成立を目指していくことが予想される。
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「裁量労働制の拡大」法案に盛り込まない意向 首相
働き方改革関連法案をめぐり、政府は、時間外労働の上限規制の導入や、裁量労働制の適用業務の拡大などを盛り込む方向で準備を進めてきました。
しかし、これまでの国会審議で、安倍総理大臣が、裁量労働制で働く人の労働時間をめぐる国会答弁を撤回したほか、厚生労働省が行った、一般労働者と裁量労働制で働く人の労働時間の調査に誤りとみられる例が多数、見つかりました。
野党側は、関連法案はずさんなデータに基づいて作られたとして国会への提出断念などを求め、与党内からも、関連法案から裁量労働制の適用業務の拡大を切り離すことを検討するよう求める意見も出ていました。
これを受けて、安倍総理大臣は、関連法案は誤りが見つかった厚生労働省の調査だけを根拠に作成したわけではないものの、裁量労働制で働く人の労働時間などの実態を把握する必要があるとして、裁量労働制の適用業務の拡大を法案には盛り込まない意向を固めました。
総理大臣官邸には、先ほどから、菅官房長官や加藤厚生労働大臣のほか、自民・公明両党の幹部が入っていて、安倍総理大臣が、みずからの意向を伝えているものと見られます。
出典:テレ朝news
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国会内の野党共闘と国会外の世論による重要な成果ですね!!
「裁量労働制の拡大」法案に盛り込まない意向 首相 | NHKニュース https://t.co/fMssT41isg
— 憲法かえるのやだネット長野 (@yadanetnagano) 2018年2月28日
よし。あとは高度プロフェッショナル制度の阻止だ。 「裁量労働制の拡大」法案に盛り込まない意向 首相 | NHKニュース https://t.co/rYvxYT60SB
— 河添 誠 (@kawazoemakoto) 2018年2月28日
裁量労働制撤回なら、もうひとつの残業代ゼロ/24時間働かせ放題となるとんでもない高度プロフェッショナルも撤回すべきです。「裁量労働制の拡大」法案に盛り込まない意向 首相 | NHKニュース https://t.co/24eRAhdvAu
— 今泉義竜 (@i_yoshitatsu) 2018年2月28日
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いやほんと、野党の議員さんには感謝だ。お役人もさ、安倍政権は永遠じゃないってこと覚えておいて、天地神明に恥じない仕事して下さい— BillBrown (@EE_GovWorker) 2018年2月28日
おお、高プロより先にこっち落とすか
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— TSUYOSHI FUKAI (@TSUYOSHIFUKAI) 2018年2月28日
一旦は誤魔化して、後からもっと最悪な奴隷労働制度を作るつもりだな。そんな程度で騙されると思うなよ。
「裁量労働制の拡大」法案に盛り込まない意向 首相 | NHKニュース https://t.co/QjBvRes81v— ケイダッシュ@ OoA_chiba (@evil_keidash) 2018年2月28日
これは最後まで声を出し続けた野党の成果ですね。安倍総理の英断なんだ!とか言ってる憐れなネトウヨがちらほらいますけどw
野党にはこれで満足せず、今後も諸問題に追求していってほしいですね。「裁量労働制の拡大」法案に盛り込まない意向 首相 | NHKニュース https://t.co/ZRDs9LZ1IH
— つよし (@oMeMvjFgRlHpF1a) 2018年2月28日
厚労省の官僚が忖度した振りしてトラップ仕掛けたのだとしたら最高にカッコいい。だって官僚ってすげえ長時間労働してるよね〜
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— 荒川和久@「超ソロ社会」著者 (@wildriverpeace) 2018年2月28日
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野党が(少数ながらも)懸命に抵抗した”頑張り”が実を結ぶも、「残業代ゼロ(高度プロフェッショナル制度)」も含まれている以上今後も油断禁物!
安倍総理が「定額働かせ放題」ともいわれる「裁量労働制の拡大」を、今国会での「働き方改革法案」から削除する方針を固めたとのことです。
これは少々意外な動きでしたが、それだけ、例のデータ捏造が大きく効いて、安倍総理は支持質が大きく下がることや国民の反対の声を強く恐れているということでしょうか。
と、とりあえず、これは本当に良かったわ!!
立憲民主や自由・共産・社民・希望など、超党派でこれを徹底的に追及したり、厚労省の地下倉庫から、役人が「すでにない」なんて言っていた膨大な資料を掘り起こしたのも大きな成果だったし、与党と比べて圧倒的に数が少ないながらも、必死に安倍政権のメチャクチャな国会運営に抵抗してきた頑張りがひとまず実を結んだのねっ!
ああ。残念ながら、新年度予算案は数の力で強行採決されてしまった状況だけど…これは、やはり昨年の選挙で立憲民主が誕生し、大きく勢力を伸ばしたことも大きかったし、初めてといっていいくらいに「安倍政権の暴走を一定程度止めることが出来た」上ではとても大きな成果だったね。
(一部では、あのあまりにもずさんな捏造データに対して、「厚労省の役人による安倍政権への抵抗では?」との声も上がっているけど、この真相についてもいささか気になるところだ。)
ただし、安倍政権は、この裁量労働制の拡大をいずれ法案として提出することを諦めてはいないはずだし、裁量労働以外にも、「働き方改革法案」の中には、いわゆる「残業代ゼロ法」といえる「高度プロフェッショナル制度」も含まれている状況だ。
安倍総理は、裁量労働制の拡大を今回は諦めた代わりに、野党に”貸し”を作りつつ、今度は何としてでも「残業代ゼロ法」を成立させて、ブラック労働拡大の”きっかけ作り”にまい進していく可能性が高い。
そして、今回これを断念した背景には、安倍総理による「改憲(憲法改悪)への強い思い」が反映されているともいえるだろう。
つまり、どうにか支持率を少しでも低下させることがない状況で改憲発議に持ち込み、国民投票にまで事を運ばせることを何よりも最優先しようとしている風にも読み取れる。
そう言う意味でも、今後も一切の予断を許さない状況になっているね。
そ、そっか…!
この知らせに大きく喜んだり、一息入れている余裕は実際には全くないってことね。
「残業代ゼロ」の採決も絶対に阻止しなきゃいけない状況の上に、まだまだやるべきことはたくさんあるし、難しい状況が続いていきそうね!
あおいさんの言うとおりです。
この度、必死の思いで裁量労働の拡大を阻止してくれた野党のみなさんに感謝をしつつ、この勢いで引き続き、国民を守るための「全力の抵抗」を続けていってもらいたいところですね。
まあ、色々と「だらしない」「もっと身体を張って止めろ」なんていう批判の声も出ているけど、今国会の野党は結構頑張っていると思うよ。
ボクたちが選んだ野党議員が、しっかりと国民を守るための仕事をしてくれているのは嬉しいことだし、まだまだシビアな戦いが続くけど、気骨と心ある野党議員のみんなには、引き続き全力での追及と、”野党本来”の仕事を続けていってもらいたいね。
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