どんなにゅーす?
・2018年5月10日、(消えていた記憶が突如戻った)柳瀬元首相秘書官が国会に出席。2015年4月の官邸での加計関係者らとの面会時に「首相案件と発言したか?」を問われ、「首相案件とは言っていない、そもそも”首相”という言葉は使わない」などと否定した。
・ところが、4月12日の読売新聞において、面会に出席した関係者の話として「柳瀬氏から『首相案件』との発言があった」と証言したことが報道されており、愛媛県が作成した文書とともに、完全に食い違いが生じている。
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柳瀬氏「3回面会」 「総理指示は一切ない」と断言
柳瀬氏は「加計学園の関係者と総理官邸で3回、面会していた」と初めて認めました。「記憶にない」としてきた答弁の事実上の修正になります。
柳瀬元総理秘書官:「加計学園の方、その関係者の方と面会した。私は今でも愛媛県や今治市の職員の方が同席者のなかにいたかどうかは分からないが、10人近くの同席者のなかで愛媛県や今治市の方たちがいたのかもしれない」
また、「首相案件」という発言をしたかどうかについては、「そもそも首相という言葉は使わない」と否定しました。
立憲民主党・長妻代表代行:「首相案件ということをおっしゃったのか」
柳瀬元総理秘書官:「3年前、自分がどう言ったかって一言一句覚えているわけではない。私が申し上げたのは、総理が獣医学部の新設の解禁というのを政府として早急に検討していきたいと言った案件であると」
また、安倍総理には「報告したことも、指示を受けたことも一切ない」と断言しました。ただ、柳瀬氏は「国家戦略特区で外部の人と会ったのは加計学園だけ」とも述べました。
↓2018年4月12日の読売新聞の報道。
「首相案件、柳瀬氏が発言」面会の1人が証言
学校法人「加計かけ学園」の愛媛県今治市での獣医学部新設を巡り、県や市の職員らが2015年4月に柳瀬唯夫首相秘書官(当時)と面会したとする記録文書に関連し、出席者の一人が読売新聞の取材に、柳瀬氏との面会について「間違いない」と証言し、柳瀬氏から「首相案件」との言葉があったことも認めた。
柳瀬氏は10日に「記憶の限りでは会っていない」とするコメントを出している。
この出席者によると、15年4月2日に首相官邸で行われた面会には、県と今治市の職員、加計学園の職員らが参加。県職員が作成した記録文書の通り、柳瀬氏から「首相案件」との発言があったとし、「どういう意図でその言葉を使ったかは推し量りかねるが、(獣医学部新設に)前向きだと受け止めた」と語った。柳瀬氏が面会を認めていないことについては、「述べる立場にはない」と話すにとどめた。
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中村知事も激怒してるぞ❗
県の職員が作文でもしたような答弁を柳瀬がしたためだ!
だから言ってるだろう!片方の柳瀬だけに聞いても知らぬ存ぜぬで埒があかない。もう片方の愛媛県側、場合によっては知事と職員を国会の参考人招致に呼べって言ったじゃないか!
自民党の石破も同じ事言ってたぞ❗❗ pic.twitter.com/GsXsvnGzUL— wakatyan (@SNn4hOTBHDolFOG) 2018年5月10日
中村時広・愛媛県知事「(柳瀬唯夫の答弁に)県の信頼を損ねる発言があり非常に残念。誠心誠意、全ての真実を語っていない。人間というのは誇りというのがあるんですよ。プライドっていうのがあると思うんです。そういうものに対してなぜ思いをはせていただけないのか」(Jチャンネル)#柳瀬唯夫
— Oryzias@99 (@oryzias999) 2018年5月10日
33.蓮舫議員「記録と記憶、どちらが信頼されるか?」柳瀬参考人「記録があるというだけで信頼できると思われるほうがおかしい」蓮舫議員「説明になっていない。すべての記録を、黒塗りを消して提出、また中村愛媛県知事の国会招致を求める」 @iwakamiyasumi
— IWJウェブ速報 (@IWJ_sokuhou) 2018年5月10日
”加戸氏の参考人招致は与党側の要求で実現しました。今治市が特区に選定された時の愛媛知事は現職の中村時広氏です。当事者の一人である中村知事が、県職員が国会に招致された場合は自らが応じる考えを示しているにもかかわらず、なぜ与党側はわざわざ前知事を呼んだのか” https://t.co/HOybbVTC2v
— Oryzias@99 (@oryzias999) 2018年5月10日
国会を見ていたが、柳瀬氏の矛盾が次々と出てきて、グダグダ。
これでは口をわからない犯人と同じ。水掛け論です。
愛媛県の元知事の加戸さん呼んだんなら、中村現知事もお呼びください。
柳瀬さんは、証人喚問でおねがいします。— 茶太郎(肉球新党🐾) (@0eYLPK4S1g2MnWf) 2018年5月10日
中村知事が「直接国会に行って、真実を話す」って言ってるんだから、加戸じゃなくて中村知事を呼べって言ってるだろ。
「真実語ってない」愛媛知事が柳瀬氏批判 | 2018/5/10 – 共同通信 https://t.co/aPWbkJfJVN
— 恵司 (@uluto) 2018年5月10日
愛媛県の文書の信頼性への疑問を口にした柳瀬氏に、中村愛媛県知事が激怒!面会出席者も「確かに『首相案件』と発言していた」と読売新聞に証言!
やはり、(突如記憶が戻ったように振る舞っている)柳瀬氏の参考人招致での発言について、信憑性に大きな疑問が付く状況となってきています。
その中でも「首相案件」と発言したかどうかについて、柳瀬氏は「首相という言葉は普通使わない」と主張しつつ、これを否定しましたが、愛媛県の備忘録文書に加えて、当サイトでも当時に紹介していたように、面会に出席した関係者が、「柳瀬氏が『首相案件』と発言していた」と証言したことを4月12日の読売新聞が報じています。
●過去参考記事:【読売スクープ】官邸での”愛媛&今治&加計面会”に出席した人物が「柳瀬氏が『首相案件』と発言していた」と証言!面会の事実についても「間違いない」
愛媛県の中村知事も、愛媛県の文書に対して批判めいたことを口にした柳瀬氏に対して激怒している様子だし、国会に出席して説明することにも応じるとしている中村知事を呼ばずに、加計学園の利権者ばかりを国会に呼んで、都合のいい説明ばかりをさせている安倍政権の信頼性ももはや皆無だ。
自民党内からも、例えば石破議員は、「総理に秘書官が報告しないことは、普通考えられない」として、柳瀬氏の答弁に大きな疑問符を付けているし、「首相案件」発言の否定ともども、こりゃかなり色々な虚偽答弁を繰り出したものと疑う必要がありそうだね。
テレビでも柳瀬氏の答弁について、ほぼ批判的な報道で一貫していますし、やはり、今回の柳瀬氏の数々の答弁、「重大な嘘」が多く含まれている疑いを持って詳しく検証していく必要がありそうです。
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