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【酷い内容】山下達郎氏がラジオ番組で「お気持ち発表」！ジャニーへの尊敬と感謝の思いを強調しつつ「松尾氏が憶測に基づく一方的な批判をした」と、決死の覚悟で告発した多くの被害者を踏みつけ！

【酷い内容】山下達郎氏がラジオ番組で「お気持ち発表」！ジャニーへの尊敬と感謝の思いを強調しつつ「松尾氏が憶測に基づく一方的な批判をした」と、決死の覚悟で告発した多くの被害者を踏みつけ！
      

どんなにゅーす？

・2023年7月9日、ジャニーズ事務所前社長・ジャニー喜多川による「ペドフィリアレイプ問題」をメディアで言及した音楽プロデューサーの松尾潔さんが契約解除された問題について、事務所の重鎮・山下達郎氏が自身のラジオ番組で声明を発表した。

・山下氏は、「今回は松尾氏がジャニー喜多川氏の性加害問題に対して憶測に基づく一方的な批判をしたことが契約終了の一因であったことは認めますけれど、理由は決してそれだけではありません。他にも色々あるんですけれど、今日この場ではそのことについては触れることを差し控えたいと思います。」と語り、決死の覚悟をもって数多くの被害者が告発している問題を「憶測に基づく一方的な批判」と切り捨て。

・その上で、ジャニー喜多川への尊敬の念と感謝の気持ちを強調し、「この様な私の姿勢をですね『忖度』あるいは『長いものに巻かれている』と、その様に解釈されるのであれば、それでもかまいません。きっとそういう方々には、私の音楽は不要でしょう。」と、自身を批判している人々に対して苛立ちや投げ槍のような言葉を発しながら、声明を閉じた。

【発言全文】山下達郎さん　「私が社長に対して契約を終了するよう促したわけでもありません」　松尾潔さんとスマイルカンパニーとの契約終了について　ラジオで激白
「私の姿勢を『忖度』あるいは『長いものに巻かれている』と、その様に解釈されるのであれば、それでもかまいません」

シンガー・ソングライターの山下達郎さんが、自身がMCのラジオ番組に出演。

先日、大きな話題となった、音楽プロデューサー・松尾潔さん・松尾潔事務所と、音楽プロダクション・スマイルカンパニーの業務委託契約が終了となったことについて、語りました。

～省略～

そして山下さんは「まずもって、私の事務所と松尾氏とはですね彼から顧問料を頂く形での業務提携でありましたので、雇用関係にあったわけではない。また彼が所属アーティストだったわけでもなく、したがって『解雇』には当たりません。弁護士同士の合意文書も存在しております。松尾氏との契約終了についてはですね、事務所の社長の判断に委ねる形で行われました。松尾氏と私は直接、何も話をしておりませんし、私が社長に対して契約を終了するよう促したわけでもありません。そもそも彼とは、もう長い間会っておりません。年にメールが数通という関係です。今回、松尾氏が、ジャニー喜多川氏の性加害問題に対して憶測に基づく一方的な批判をしたことが契約終了の一因であった、ということは認めますけれど、理由は決してそれだけではありません。他にもいろいろあるんですけれど。今日この場ではそのことについては、触れることを差し控えたいと思います。ネットや週刊誌の最大の関心事はですね、私がジャニーズ事務所への忖度があって、今回の1件もそれに基づいて関与しているのでは、という根拠のない憶測です。今の世の中は、なまじ黙っていると『言ったもの勝ち』で、どんどんどんどんウソの情報が拡散しますので、こちらからも思うところを正直に率直にお話ししておく必要性を感じた次第であります。」と、話しました。

～省略～

また、山下さんは「今、話題となっている性加害問題については、今回の一連の報道が始まるまでは、漠然とした噂でしかなくて、私自身は１９９９年の裁判のことすら聞かされておりませんでした。当時私のビジネスパートナー、ジャニーズの業務を兼務していましたけれど、マネージャーでもある彼が『１タレント』である私に、そのような内情を伝えることはありませんでした。性加害が本当にあったとすれば、それはもちろん許しがたいことであり、被害者の方々の苦しみを思えば、第三者委員会等での事実関係の調査というのは必須であると考えます。しかし、私自身がそれについて知っていることが何もない以上、コメントの出しようがありません。自分はあくまで『一作曲家・楽曲の提供者』であります。ジャニーズ事務所は他にも、ダンス・演劇・映画・テレビなど業務・人材も多岐にわたっておりまして、音楽業界の片隅にいる私にジャニーズ事務所の内部事情など、まったくあずかり知らぬことですし、まして『性加害』の事実について、私が知る術は全くありません。」と明かしました。

～省略～

続けて、山下さんは「芸能というのは、『人間が創るもの』である以上、人間同士のコミュニケーションが必須です。どんな業界・会社・組織でも、それは変わらないでしょう。人間同士の『密』な関係が構築できなければ、良い作品など、生まれません。そうした数々の才能あるタレントさんを輩出した、ジャニーさんの功績に対する、尊敬の念は、今も変わっていません。私の人生にとって、一番大切なことは『ご縁』と『ご恩』です。ジャニーさんの育てた、数多くのタレントさんたちが、戦後の日本で、どれだけの人の心を温め、幸せにし、夢を与えてきたか。私にとっては、素晴らしいタレントさんたちや、ミュージシャンたちとの『ご縁』を頂いて、時代を超えて、長く歌い継いでもらえる作品を作れたこと、そのような機会を与えて頂いたことに、心から恩義を感じています。」と話しました。

～省略～

更に、山下さんは「ですから、正直残念なのは、例えば素晴らしいグループだった『ＳＭＡＰ』の皆さんが解散することになったり、最近では、『キンプリ』が分裂してしまったり、『あんなに才能を感じるユニットがどうして？』と疑問に思います。私には何もわかりませんけれど、とっても残念です。願わくばみんなが仲良く連帯して、素晴らしい活動を続けて行ってほしいと思うのは私だけではないはずです。『KinKi Kids』、『嵐』、他のグループもみんな、末永く活動していってほしいと思うばかりです。先日、『男闘呼組』の再結成という嬉しいニュースがありましたが、同じようにいつか近い将来『ＳＭＡＰ』や『嵐』、『キンプリ』の再集合も実現するような日が来ることを『竹内まりや』共々に願っております。」と、その思いを明かしました。

そして、山下さんは「性加害に対する様々な告発や、報道というのが飛び交う今でも、そうした彼らの音楽活動に対する私のこうした気持ちに変わりはありません。

～省略～

この様な私の姿勢をですね『忖度』あるいは『長いものに巻かれている』と、その様に解釈されるのであれば、それでもかまいません。きっとそういう方々には、私の音楽は不要でしょう。以上が、今回のことに対する、私からのご報告です。長々失礼しました。今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。」と、語りました。

～省略～

【TBS NEWS DIG 2023.7.9.】

日本の芸能・音楽界の現状を凝縮したような「今だけカネだけ自分だけ」の本質が丸出しになってしまった、山下達郎氏の「お気持ち発表」！

出典：YouTube

どうなることかと思って注目していましたが、想像をはるかに超える酷い内容となってしまいました。
ネット上でも、かなり大きな反響が湧き起こっており、図らずも松尾潔さんがおっしゃっていたことがすべて本当だったことが明らかになりました。

つい先日の記事で、「『今だけカネだけ自分だけの』実態がバレてしまった」と述べたけど、今回の「お気持ち発表」で、より多くの人々にも山下氏の（残念過ぎる）本質が明らかになってしまったことだろう。
ボクも正直このようなことは言いたくないけど、今回の一件はどうしても無視するわけにはいかないくらいに事態は深刻だ。
なんせ、表面的には「性加害はあってはならないこと」などと取り繕っておきながら、その一方で「松尾氏が憶測に基づく一方的な批判をした」などと、決死の思いでジャニー喜多川からのレイプ被害を告発した多くの被害者を容赦なく踏みつけては、挙句には自らの欲望のために多くの子どもたちを犠牲にしながら莫大な富を手に入れ強大な帝国を築いたジャニー喜多川という凶悪犯罪者をこれでもかというほどに称賛しているのだから、要は、本音では、多くの被害者のことなどこれっぽっちも頭にないことを自らバラしてしまっているんだよね。

最後の締めくくりの「この様な私の姿勢をですね『忖度』あるいは『長いものに巻かれている』と、その様に解釈されるのであれば、それでもかまいません。きっとそういう方々には、私の音楽は不要でしょう。」という一節をみても、（ある意味では素直で正直といえるかもしれませんが）なぜこの問題がここまで大ごとに発展しているのか、まるで理解できていないか、あるいは理解しようともしないのかもしれません。

いずれにしても、山下氏を含めて多くの人々が認識しなければならないことは、ジャニー喜多川が生涯にわたって行なった行為は、未来ある子どもたちに一生消えない深い傷を負わせ、重篤な精神疾患におかされるだけでなく、最悪の場合自殺を引き起こすことに繋がる、極めて凶悪な犯罪行為であるということだ。

よく、レイプのことを「心の殺人」と呼ぶことがありますが、自己が十分に形成されておらず十分な抵抗力を持たない子どもたちを犯すことは、中でも極めて悪質で許されざる犯罪行為ですし、すでにここまで多くの被害者が声を上げ、具体的な証言を行なっている状況の中で、ここまでジャニー喜多川への恩義や感謝を強調しつつ、この問題に真っ向から向き合おうとしてきた松尾さんに対して批判的な論調で切り捨てているという行為自体が、正直言って、その良識を疑わざるを得ません。

これまでも山下氏は、安倍政権が粗悪なコロナ対策で批判を浴びていた中「何でも反対、プロパガンダはお休みになりませんか？」などと露骨な安倍サポコメントを発したことがあったけど、（前にも述べたように）そもそも、一般的にプロパガンダというのは、時の政権や権力者が一般民衆を従属させるために行なう世論誘導やマインドコントロールのことをいうのであり、一般民衆が政権に対して怒りの声を上げることは普通はプロパガンダとはいわない。
こうした民衆による切なる怒りの声を「プロパガンダ」と表現していること自体、何とも言えないいやらしさや悪質性を感じたものだけど、やはりその時に感じた印象は間違っていなかったようだね。

みたところ、山下氏を擁護しつつ松尾さんを叩いている人々の中に、自民党支持者が多く存在しているみたいですし、今回の山下氏の対応を見ても、（社会弱者のことなどつゆほども思っていない）自民政権の売国総理などとどうしても重なって見えてしまうんですよね…。

そもそも、ジャニー喜多川自身が、中曽根元総理と特別な昵懇関係にあったことが言われてきたし、ジャニーが中曽根に「好みの美少年」を提供してきた見返りに、中曽根が（当時国会でも追及された）ジャニーの性加害問題の刑事事件化を握りつぶし、そのために大手マスコミも横並びで沈黙し続けてきたことがいわれている。
つまり、ジャニーズをサポートし擁護することは、自民党（腐敗権力）を支持し擁護することと同じようなものであり、さらにいえば、（在日米軍出身の）ジャニー喜多川を崇拝し賛美することは、（日本の政治や社会を不当に支配しコントロールしてきた）米軍を賛美することと似たようなものであるということだ。
（ジャニー喜多川がペドフィリアに目覚めたのも、米軍時代にルーツがあることを疑う声も上がっているし、米軍と密接に繋がっているフリーメイソンやカトリック教会（イエズス会）はペドフィリアの巣窟である実情がある。）

いずれにしても、まさに日本の芸能・音楽界の末期的な現状を凝縮したような「今だけカネだけ自分だけ」の本質が丸出しになった声明となってしまったといえるでしょうし、これまで発表してきたメッセージソングも「ファッション的なノリ」で作られたものだったことが露呈してしまったといえるでしょう。

ボク個人の意見かもしれないけど、音楽などの芸術って、本来「困っている人や弱い人々に寄り添ったもの」であるべきだと思っているし、アーティストって、本来、目先のカネや利得・権益よりも、確固たるポリシーやプライド、そして「一般市民の平和や幸せ」を何よりも優先させて、創作し活動するものであると思っている。
ボク自身、以前に音楽に関わっていた身であるから余計に色々と思うところがあるし、何よりも、決死の覚悟をもってジャニーから受けたレイプ被害を告発した被害者が巨大な腐敗権力に再び踏みつけられ、このまま潰されてしまう事態だけは何としても避けなければならないのではないかな。

私も全く同じ思いです。
このように、（自分自身の保身や権益ばかりに目がくらんで）被害者の人々に思いを馳せることが全く出来ないような人々が牛耳っている腐りきった業界を私たち自身が変えていくことが重要だと思いますし、私たちは、今後もこの問題について積極的に問題提起し続け、少しでも日本の芸能・音楽界が真に多くの人々にとって良い方向に変わっていくことを願っています。

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