どんなにゅーす?
・2018年2月28日、自由党の山本太郎議員が、「働き方改革法案」をごり押ししようとしている安倍政権への批判や抵抗が弱い野党に対し、「野党は身体張って止めないの?」「データ捏造までして過労死促進法案を通す与党の方が筋通してる、経団連に」などとツイッター上で強く批判した。
|
|
散々揉めてた様に見えたけど明日採決するんですね。野党は身体張って止めないの?充分な審議時間確保の為に衆から送られれば直ぐ応じる、30日ルールがあるから?身体張らないの?泥臭い戦術はカッコ悪いからやらないの?データ捏造までして過労死促進法案を通す与党の方が筋通してるね、経団連に。
— 山本太郎 反緊縮・金持ちから取れ (@yamamototaro0) 2018年2月27日
予算案やすやす衆院通過 無力野党の反発“ポーズ”にすぎず
野党6党の幹事長らは27日会談し、政府・与党が裁量労働制の拡大を盛り込んだ働き方改革関連法案の今国会への提出の断念と、裁量労働に関する再調査を受け入れない限り、予算案の採決に応じない方針で一致した。
与党側はこれを突っぱね、予算案の年度内成立を確実にするため、28日、衆議院で予算案の採決を強行する方針を確認。自民党の二階幹事長らが首相官邸を訪れ、安倍首相に今後の国会日程を報告した。
夕方には予算委の河村委員長が職権で28日の委員会開催を決め、予算案の本会議への緊急上程を行うことを表明。これを受けて、古屋議運委員長が予算案を採決するための本会議を28日に開くことを職権で決めた。何があっても、28日中に参議院に送るつもりだったのだ。
当然、野党側は猛反発で、予算委員長の解任決議案の提出などで抵抗するプランが検討されているが、今さら遅い。採決になった瞬間、与党の圧倒的多数で可決される。少数野党になす術ナシだ。
だが、裁量労働制の導入ひとつとっても政府のデタラメは底なしで、予算案を人質に審議を止め、法案提出を撤回させるチャンスはいくらでもあった。なぜ、そうしなかったのか。
「結局、野党の反対もポーズだけということです。裁量労働制の導入は、多くのサラリーマンにとって他人事ではない大問題です。体を張ってでも止めるのが野党の役目なのに、国会審議で反対意見を言うだけで、街に出てサラリーマンの賛同を得ようともしない。たとえ審議を止めて予算成立を遅らせても、本気で国民生活を考えてのことならば、世論も味方についてきますよ。今回のような形ばかりの抵抗を見せられて、有権者が“野党はよくやった”と思うでしょうか。与党の強引な進め方はもちろん、不甲斐ない野党もけしからんと感じるだけです」(政治ジャーナリスト・角谷浩一氏)
|
|
昼間に一人二時間以上のフィリバスターやって深夜粛々と可決される安保法の様子を見ていた時の空しさを思い出す。一人二時間の演説は何の為だったのか何の意味があったのか。かといって体を張ればマスコミも国民も野党を責めるのも目に見えていて。今回も体張れば野党叩きになるだろう。どうすれば…
— くじら うぃんたー (@kujira_winter__) 2018年2月28日
体を張る野党をマスコミは好意的に報じる筈もなく、多くの国民もひくだろう。マス国民はついてこない。次の選挙は自民党に入れると締まりのない顔の政治に関心のない若者がインタビューに答える絵がもう浮かぶ。
どうすればいいんだろう。安倍政権では何でも通るこれから先も。先にあるのは絶望なのに— くじら うぃんたー (@kujira_winter__) 2018年2月28日
野党は毎度この調子ですね、体をはってでも止めなきゃいけない悪法ですよね。本気なら何としたって止めるはず、結局、真剣じゃないなんてカッコ悪すぎるし、野党の存在意味がないと思う。ほんとにほんとにしっかりしてほしい、誰の為に仕事してるのか。
— 麻生博美 (@Hiromiasou) 2018年2月27日
何で自民党議員の皆さんは安部さん=経団連のいいなりなんでしょう?自民党は比例人気はいまいちで小選挙区の議員の得票で与党を保ってますよね。ならば一人一人の議員が声をあげればいいのに!社長の言いなり会社員じゃないでしょ?議員って一人一人が国民の代表でしょ?国会議員の資格ないよ!
— らがなひ (@naaringo) 2018年2月28日
泥臭い戦術などと言う人は偏見だと思います。
今までの履歴を辿ってもどんな方法でも太郎さんの行動には心があります。
本気で挑んでいるのが痛い程分かります。
太郎さんの様な議員がもっと居たらと常々思います。
私はいつもあなたを心から応援しています。— ADAM (@ADAM_ADAMI92) 2018年2月27日
野党は椅子投げてください。思い切り喧嘩してくださいよ。鋭角にぶつかってください!
— zukky (@Sasazuki0630) 2018年2月27日
与党の中にもまだ良心が残る人は一定数いるはず。個別に直談判して、反対票を投じてもらうよう切り崩していくとか出来ないものでしょうか?
— Political Existing (@PExisting) 2018年2月28日
なんだかもう実質独裁ですよね。
国会やっても、捏造データが発覚しても法案が通るなら、話し合いになってないから意味がない。不買運動、労働者ストライキなどをやるしかない状況ですね。
国民の意識が低すぎて、そうはならないことを見越しての横暴・独裁なんだろうな。— JulieSkyred (@JulieSkyred) 2018年2月28日
|
|
日刊ゲンダイも「野党のふがいなさ」を徹底的に批判しているものの…
↓日頃から熱意を持って活動している山本太郎議員ももどかしさや苛立ちを露わに。
山本太郎議員が現在の野党の「ひ弱さ」を嘆くツイートをしております。
確かに、山本議員の言っていることはごもっともで、現状の野党は、名実ともに弱体化しきっており、事実上安倍政権の暴走を完全に止めるだけの、勢力も実力も気概も足りていない状況かと思います。
ボク個人の感覚では、そんな中でもそれなりに(出来る中で)頑張ってくれているようには感じているけど、確かに山本議員の意見は完全な正論であり、そもそも野党側においても(特に民進党や希望の党などの一部勢力が)経団連をはじめとしたグローバリストと繋がりが出来てしまっている上に、それらの連中が野党内で強い権限を持っている以上、どうしても野党が一致団結して安倍政権の暴走を止める土壌がない部分がある。
日刊ゲンダイも野党のふがいなさを徹底的に批判した上で、「これでは支持率が上がらないのも当然」「予算案から徹底的に(身体を張ってでも)止めるべき」などと主張しているけど…それでは、例えば野党が(一昔前の国会議員のように)机や椅子などで頑強なバリケードを作り、椅子をぶん投げたり与党議員に殴りかかって大暴れしてでも抵抗したとして、これをマスコミがどう報じて国民はどう受け取るだろうか?
ほぼ間違いなく、マスコミは「秩序を激しく乱す粗暴で下品な野党議員たち」として面白おかしく報じ、国民はそのニュースを見てほぼもれなく眉をひそめ、ネット上では安倍シンパの工作員たちが「反日左翼議員の恐ろしいテロ行為」とキャンペーンを張り、ネット中を大きく盛り上げるだろう。
ボクには、野党が大暴れしてでも議会を停止させようとしたところで、野党の支持率が大きくアップするようにはあまり思えないし、そもそも国民側が主導して野党議員を大きく鼓舞し、大規模なデモなどを通じて尻を強く叩かない限り、今の野党にははっきり言って「為す術がない」というのが実情なんじゃないかな?
マスコミも、経団連や安倍政権とともに(ブラック労働促進を目指す)国際資本勢力の下部組織ですから、すでに国民がここまで資本勢力に洗脳され、従順になっている以上、野党が暴れれば暴れるほど批判的に報じるのは目に見えていますね。
そして、国民もそれを鵜呑みにしてしまいますので、いまだに国民からの強い怒りや激しい抵抗の世論がはっきりと見えてきていない以上、野党議員も今ひとつ奮起できず、野党内のモチベーションそのものも全体的に疲弊しかかっているのだと思います。
つまり、全てにおいて帰結するのは、「国民自身が危機を能動的に自覚し、それを回避するための本格的な行動を起こす」ことしかないということになるね。
いずれにしても、現状の勢力図では、野党にできることはかなり限られてしまうのは確かだし、安倍政権の暴走の責任を全て野党議員に押しつけてしまうのも、個人的はどうかとは思っているよ。
この記事が「良かった」「共感した」「参考になった」「役に立った」と思ったら、カンパ(ご支援)いただけますと嬉しいです!
●(new)クリエイター支援サイト「Ci-en」を通じた支援(クレジット・銀行振込・電子マネー等多くの支払い方法に対応)
100円~50,000円まで、自由に金額を設定しチップを贈ることが出来ます。(Ci-enを通じた詳しい支援の仕方はこちら)
↓「Ci-en」を通じた当サイトへのご支援はこちらから↓
●「note」を通じての支援(ゆるねとにゅーすイメージソングの購入…価格500円・税込・クレジットまたはモバイル決済)
楽曲の購入とは別に、クリエイターサポート機能を利用することで、100円~10万円までご支援いただけます。
楽曲を購入せずに、サポートのみ(100円~10万円)を行なうことも可能です。
(サポート機能について詳しくはこちら)
●月額ウェブマガジン「ゆるねとパートナーズ」のご購読(クレジット決済または銀行自動引き落とし)
およそ3日に一度配信(月10回)されるウェブマガジン「ゆるねと通信」や、管理人やキャラクターによる動画配信、不定期配信の会員限定記事などをお届けいたします。
金額は月500円~ご自由にお選びいただけます。
決済方法は、PayPalによるクレジット決済または銀行の自動引き落としです。
詳しくは「ゆるねとパートナーズ」のウェブサイトをご覧くださいませ。
|
|