どんなにゅーす?
・2018年2月16日に放送されたTBSドラマ「アンナチュラル」に、”詩織さん事件”を彷彿とさせる描写があったとネットで話題になっている。
・劇中では、若い女性が酒の中に睡眠薬を入れられ、女性が意識を失った間に男にホテルに引きずり込まれ、部屋の中でレイプされそうになるシーンがあり、また、主演の石原さとみによる「どんな服でも酒飲んでようと好きにしていい理由にはならない。合意のない性行為は犯罪です」との世の中のレイプ犯や山口敬之氏に向けたと思われるセリフに対しても、視聴者から多くの共感を呼んでいる。
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アンナチュラル。これも伊藤詩織さんの事件に対する制作側の思いを感じる。「どんな服でも酒飲んでようと好きにしていい理由にはならない。合意のない性行為は犯罪です」と石原さとみの言霊に乗せる。さらに上が預かる案件と残念そうな大倉孝二も、詩織さんのために動いた所轄デカの思いを込めて。秀逸
— 吉田潮 (@yoshidaushio) 2018年2月17日
「相棒」に続き「アンナチュラル」も詩織さん事件を彷彿させる内容。ドラマを通じて性犯罪被害者の苦しみや権力側の圧力への憤りを描く手段もありだと思うけど、実際はニュース番組で取り上げられない歪でアンナチュラルな現状。
— Tokyoite (@Tokyoite3) 2018年2月17日
アンナチュラルでもろ山口の詩織さんレイプ事件をモデルとして批判してる。いいね👍
— HIKO (@HikoboshiTomo) 2018年2月18日
このまえの『アンナチュラル』は詩織さんの事件を彷彿とさせる話があった。東海林のセリフ(「普段そこまで酔うことはないのに、気づいたらホテルの部屋にいた。」)や、警察の、渋る感じとか。。
— かまない (@gumgch) 2018年2月18日
「アンナチュラル」7話、伊藤詩織さんと仮想通貨を1話にぶっこみ、なおかつ問題の渦中にいるTBSがこの放送をしたことを含めて、時代性の反映とトレンドの切り取りの秀逸さ、現場社員の暗喩による権力への抵抗が垣間見えて面白かった。
— yuki (@minesandboys) 2018年2月17日
今週の #アンナチュラル も色々ぶち込んで来てるなぁ。やっぱどうしてもドラックレイプは伊藤詩織さんを連想させるし、大学生の集団レイプが何故か不起訴になるのも先日の慶應生のそれが。そしてビットコインのあやふやさに続き、最後に府中の飛行場。凄く面白く観てるんだけど、同時にうわーーって。
— soco (@a_a000l) 2018年2月17日
東海林さんが睡眠薬をお酒に混ぜられて、フラフラになりながら帰ろうとするのを、強引に男にホテルに連れ込まれる(ホテルの防犯カメラに映像あり)ってくだり、まんま伊藤詩織さんが遭った事件と同じでは…。#アンナチュラル
— miu (@n_yu_ka) 2018年2月16日
#アンナチュラル #MeToo
ストーリー全体は伊藤詩織さんの準強姦事件とは違ったけど、泥酔させた女性の肩を抱えながらホテルに連れ込む監視カメラ映像のシーンは山口敬之容疑者を連想した。TBS報道は元記者の事件をニュースで報道しましょう!! https://t.co/ZNUNyBz0gr— ライターやすきち (@writeryasukichi) 2018年2月16日
@ouenshiori 昨日のTV、「アンナチュラル」はとても良かった。詩織さんと同じ様な状況でレイプ未遂事件。主役の石原さとみが「女性がどんな服を着ていようと、お酒を飲んでいようと、合意の無い性行為は犯罪です」とピシャリ。人気女優がこう言うセリフを言うことが大事。
— Kaori Okaguchi (@KaoriOkaguchi) 2018年2月17日
アンナチュラル!
「知り合いとお酒を飲む機会があり、いつの間にか記憶を無くしてホテルの部屋に連れ込まれた。お酒に薬を入れられたかも。知り合いだと被害を訴えにくいから逆手に取られることが多い」
ドラマでは男性は突然死。だけど伊藤詩織さんの事件は相手は知らん顔して生きている。— 猫のあいつ (@nekonoaitsu) 2018年2月16日
#アンナチュラル 第6話の昏睡事件って、伊藤詩織さんの事件を踏まえてるよね。ドラマに時事問題をしっかり入れ込むのはさすが!伊藤詩織さんの事件を問題提起するのにピッタリ!グッジョブ!
— kmokmos.. (@kmokmos) 2018年2月16日
#アンナチュラル
野木さんは詩織さん事件のオマージュが多いね。シャツのボタンのくだりとか。ペンは剣より強しを実践している人だ— るの (@sarara_sarasa) 2018年2月16日
東海林がお酒に薬盛られてひきずるようにホテル連れ込まれてってやつは、あの揉み消された詩織さんの準強姦の事件のことだよね!?例え酔っ払っていてもどんな格好をしてても襲っていいことにはならない‼ #アンナチュラル
— とりこ (@retrouverruki) 2018年2月16日
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現代日本の深刻な政治・社会問題を巧みに盛り込んだ、ドラマ制作者の手腕と頑張りに拍手!
出典:TBS
お酒の中に睡眠薬をこっそり入れられて、意識を失った間にホテルに引きずり込まれて強姦されそうになるって…これってあの「詩織さん事件」ととっても似てる話よね!!
石原さとみさんの印象的なセリフもそうだけど、やっぱりこれは、ドラマの脚本家やスタッフの人たちが、私たちにあの事件に対する「メッセージ」を届けたくて、こうしたシーンを入れたとしか思えないわっ。
相棒(テレビ朝日)の中でも、「詩織さん事件」を彷彿とさせるシーンがあって話題になったけど、TBSのアンナチュラルもやってくれたんだね。
(ボクも公式サイトからこの内容を視聴したけど、確かに、「詩織さん事件」をはっきりと想起させる描写が多数あった。)
相棒では、女性へのレイプ事件を警察上層部が揉み消すことを指示する描写があったけど、こちらでは、お酒に睡眠薬をこっそり入れて女性の意識を失わせている間に、男が女性を引きずりながらホテルに連れ込み、レイプしようとしたシーンが描かれており、この両者をつなぎ合わせると、まんま「あの事件」とソックリになるね。
近頃のテレビでは、事実を国民に伝える「報道部門」においては、あからさまに政治の力が入り込んで来つつあるせいで、どんどん内部が「安倍政権カラー」に歪められつつある状況だけど、まだドラマなどのフィクションの領域では、そこまで露骨な統制は行なわれておらず、その中で、良心ある制作者が表現の自由を使い、こうしてボクたちに問題提起をしてくれている状況だ。
今以上に安倍政権が強い権力を手に入れてしまうと、いよいよ戦時中のように表現作品にまで監視と統制を強いてくるようになる危険性があるけど、現状では、まだ露骨な自主規制や忖度は蔓延していない状況のようなので、どうか今後もこの調子で、テレビ局のドラマ制作スタッフの人々は、自由な発想やユニークな視点を用いつつ、ボクたちを楽しませながら政治や社会の問題提起をどんどん行なってもらいたいところだ。
確かに、最近のニュース番組は、あっと驚かせるような「独占スクープ」もほとんどない上に、本当に知りたいことがほとんど報道されなくなってきてしまって、以前よりもどんどん面白さがなくなってきちゃってるし、今はこうしたドラマや映画、漫画やアニメの方が面白いような感じがするわ。
もっと報道部門の人たちは、世の中のタブーや権力の不正や腐敗にどんどん切り込んで、世間を驚かせるようなスクープを報じて欲しいし、自分たちの保身よりも私たちの役に立つ情報を発信するように意識を向かわせてくれるのを願うばかりだわ。
※アンナチュラル第6話全編(2/23まで視聴可能とのこと。)
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