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テレ朝女性社員の「セクハラ告発」を妨害したのは早河会長ら”安倍トモ上層部”！？「女性社員の上司が揉み消し」の情報に望月衣塑子記者らが疑問符！

テレ朝女性社員の「セクハラ告発」を妨害したのは早河会長ら”安倍トモ上層部”！？「女性社員の上司が揉み消し」の情報に望月衣塑子記者らが疑問符！
      

どんなにゅーす？

・テレビ朝日の女性社員が週刊新潮を通じて告発した経緯について、女性社員の上司ではなく、安倍政権と親しいテレビ朝日の上層部が告発の障害になった疑いを唱える声が上がっている。

・東京新聞の望月衣塑子記者は、女性記者の上司について「私が最も尊敬する女性。訴えた記者も信頼を寄せている。」とツイート。以前に上司が「今後福田次官と二人きりで会わないように」と忠言していたことを挙げた上で、問題の根源は、テレビ朝日など大マスコミの幹部と政権との癒着にある可能性を唱えている。

福田財務次官からのセクハラ告発を妨害した主犯は、深夜に会見を開いたテレ朝上層部か！早河会長や篠塚報道局長らは安倍総理との「寿司会食」で官邸のいいなり！

↓先日に会見を開いた「寿司トモ」篠塚報道局長。

出典：Twitter（@ISOKO_MOCHIZUKI）

様々な情報や思惑が複雑に入り組んできている福田次官によるセクハラ問題ですが、どうやら、テレビ朝日の女性記者が週刊新潮に”助け”を求めた背景にあったのは、同社の上層部の安倍政権との”癒着関係”が影響していた可能性がありそうです。

当サイトでも以前に紹介したことがあったけど、テレ朝の早河会長や、先日にこの件で緊急会見を開いた篠塚報道局長は、以前に安倍総理と会食をしており、報道ステーション出演時に安倍総理を強く批判していた古賀茂明氏が突如番組を降板させられた背景にも、安倍官邸（当時に菅長官の秘書官を務めていた警察官僚・中村格氏）から指令を受けた早河会長らの強い意向があったと言われている。

中村格氏は、「安倍総理の実質的な秘書官」と言われるジャーナリスト・山口敬之氏のレイプ逮捕を中止させた警察官僚ですし、今回の福田次官のセクハラ問題も、まさしく安倍政権によるかつてなかったまでの「超独裁国家体制」が影を落としているというわけですね。

ああ。「全てが有機的に繋がっている」というわけだ。
先日のテレ朝の記者会見では、篠塚報道局長が「彼女の上司が『報道は難しい』と答えた」などと説明し、上司に責任を押しつけようとしていたけど、望月記者のツイートを見てもこれは正しくない可能性がありそうだ。
その上で、週刊新潮の報道を機にマスコミ全体が女性記者に対してのセクハラへの抗議の動きが高まってきたことを受けて、渋々記者会見を開くことで「軌道修正」を図った可能性がありそうだね。

ネット上では、被害者の女性記者だけでなく、彼女の上司の実名までもが晒されており、安倍シンパのネット民がこの上司を袋だたきにしつつ、テレビ朝日を「安倍政権の敵」として都合良く叩きまくっているけど、これは本質から相当外れた悪質な世論誘導だと言っていい。

実態は、テレビ朝日も実質的に安倍政権と密着しており、組織の下部にいる社員らが、安倍政権とベッタリの上層部に強い不満を持っているというのが実際のところのようですね。
言い方を変えれば、それだけ安倍政権がマスコミ全体を強力に支配しており、これがマスコミの組織全体により大きな歪みを生み出しているということかもしれません。

下記の共同通信の記事においても、執筆している女性記者がかつて自身が経験したセクハラ被害を綴っているけど、やはり、こうした風潮は日本のマスコミ全体に根付いており、福田次官以外にも同じようなセクハラを繰り返してきた官僚や政治家がいると考えていい。

【特集】彼女は反省する必要などあるのか
財務事務次官のセクハラ疑惑

記者である私にも、似たような経験がある。手を握らせてくれたら一つ教えてやる。キスをさせてくれたらもう一つ教えてやる。全容を知りたいなら、一晩つきあう気で来い―。重要な取材先から、夜回りで毎回のように言われた。今も時々思い出し、悔しく、情けない気持ちになる。

そのとき私は、情報戦で他社に後れを取っていた。ネタがほしかった。だから「そんなことを言うと、書きますよ」などと言ってかわしながら、取材を続けた。こっそり録音もしていた。不安だったからだ。

■傷つくのは自分■

でも、社内の人間には黙っていた。それまでの経験で、誰かに相談する気にはなれなかったからだ。例えば社内でのセクハラ被害を周囲に訴えても「酔っぱらっていたんだから許してやれ」と言われる。それどころか、酒席の笑い話にされたこともある。うわさになるのも怖かった。不利益を被り、傷つくのは自分だ。

最も恐れたのは、担当を変えられることだった。こんなことでキャリアを傷つけられたくなかった。「女は使えない」とレッテルを貼られるのも嫌だった。後輩の女性記者たちにも迷惑をかけるかもしれない。

今もマスコミは圧倒的な男社会である。取材現場には女性が増えたが、組織の幹部や重要な取材先は、男性の論理で動いている。

■恥ずべきは誰か■

今回、その壁を突き破ったのはテレ朝の女性社員の行動だった。彼女がもし週刊新潮に音声データを持ち込まなければ、この話は闇に葬られていたはずだ。

彼女は今、世間の批判を受けて落ち込んでいないだろうか。社内でけん責されていないだろうか。とても気になる。「全ての女性が働きやすい社会になってほしい」と話していたという。共感と敬意を伝えたい。

【共同通信 2018.4.22.】

世界全体が、セクハラに対する問題提起や個人の人権保護の意識などがより高まってきている中で、まさしく日本だけが、安倍政権の強権化と独裁化によって、ますます人権の蹂躙と全体主義に向かっている感じがするし、見事なまでに（民主主義の根幹である）「情報公開社会」とも真逆の方向に進んでいる状況だ。

現在この国は、テレビもネットも、ことごとく真相をねじ曲げられた情報や真っ赤なウソ、悪質な世論誘導などで溢れかえっており、よほど高い情報リテラシーや鋭い感性を持っていない限り、簡単に物事の本質を錯誤させられ、いいように洗脳されてしまうような状況だ。
ここまで安倍政権がネットもマスコミも強固にコントロールしている中で、どうにか価値のある僅かな情報を見いだし、様々なノイズに惑わされずに物事の本質を見極めていきたいものだ。

本当に殺伐とした状況となっていますが、福田次官のセクハラ問題は、複雑に入り組んだ様々な背景や日本の根源的な問題が深く影響していることは確かなようです。
「多数派」を装った様々なフェイクや世論誘導に惑わされず、安倍政権と大手マスコミとの関係、さらにはその上に控えているグローバル資本家による情報統制の実態を認識しつつ、この問題を強く注目し続けていきたいと思います。

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