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【海外からも批判の声】多度大社の「上げ馬神事」、三重県警が動物愛護法違反容疑の告発状を受理!元競走馬(メルズーガ)に暴力行為を行ない骨折させ死亡させた疑い!

【海外からも批判の声】多度大社の「上げ馬神事」、三重県警が動物愛護法違反容疑の告発状を受理!元競走馬(メルズーガ)に暴力行為を行ない骨折させ死亡させた疑い!

どんなにゅーす?

三重・多度大社で「伝統行事」と称して行なわれてきた「上げ馬神事」について、動物愛護団体「動物虐待のない社会を目指す会」と「PEACE」が三重県警桑名署に動物愛護法違反容疑で告発状を提出、受理された。

・告発状では、5月4日に多度大社で開かれた上げ馬神事において、引退した競走馬「メルズーガ」に暴力行為を行なった結果、馬を骨折させ、殺処分の措置が取られたことについて、動物虐待行為に当たるとしており、上げ馬神事の廃止を求める2万筆もの署名が集まるなど、国内外から多くの批判と怒りの声が上がっている。

三重 桑名「上げ馬神事」 動物愛護法違反の疑い 告発状受理

~省略~

「上げ馬神事」は、若者が馬に乗って急な坂を駆け上がる伝統の神事ですが、ことし5月の神事では、参加した馬1頭が転倒して骨折し、獣医師による殺処分の対応が取られました。
これについて、動物愛護団体「動物虐待のない社会を目指す会」と、「PEACE 命の搾取ではなく尊厳を」は、神事の関係者が馬に暴力的な行為などを行い左足を骨折させたなどとして、動物愛護法違反の疑いで桑名警察署に告発状を提出しました。
警察によりますと、12日に告発状を受理したということです。
告発した団体は「神事や伝統行事に名を借りた動物虐待行為は終わらせる必要がある」としています。

【NHK NEWS WEB 2023.10.13.】

上げ馬神事の「廃止」求める署名2万人分提出 海外からも

三重県多度大社の上げ馬神事廃止を求める署名を市民団体が提出しました。

この市民団体ではことし6月から8月末にかけ、趣旨に賛同する署名をネットで集めていました。11日、集まった署名2万人分を三重県の担当者らに提出。中にはアメリカやイギリスなど海外からの署名もあったということです。

~省略~

【Yahoo!ニュース(CBCテレビ) 2023.9.11.】

「伝統行事」を自称しながら残虐な動物虐待行為が横行してきた「上げ馬神事」、ようやく三重県警が告発状を受理!廃止を求める署名は2万筆以上集まり、海外からも怒りの声!

これまで横行してきた、残忍で野蛮な馬への虐待行為に終止符を打たせることが出来るのでしょうか。
ようやく三重県警が動物愛護法違反容疑の告発状を受理したとのことですし、今後の警察の捜査の行方が注目されます。

これまで当サイトでは、上げ馬神事における常軌を逸した動物虐待行為の数々や、運営側が「伝統行事」と主張していることのうさん臭さについて、様々なファクターを挙げながら紹介してきたけど、ようやく警察が捜査を開始するところまで漕ぎ着けられたね。

●過去参考記事:
【これは酷い】三重・多度大社の「上げ馬神事」に怒りと批判が殺到!馬の能力を遥かに超えた急坂と壁を設置し、これまで多くの馬を死なせる(今年もまた死亡)!”ショー”の前には殴る蹴るなどの暴力行為も!

【精神病を発症した目撃者も】多度大社の「上げ馬神事」で馬への残虐行為が横行!杉本彩さんも怒りの声!目撃者「骨折させられ苦しむ馬をワイヤー1本で釣り上げ」「地獄のような光景だった」

【神社や市に忖度】NHKの「上げ馬神事のファクトチェック」におかしな点が複数!「壁」を「坂」とすり替えて「近年に『坂』を上がるようになったというのは誤り」などとミスリード!

相変わらず、「日本の貴重な伝統行事が反日左翼によって潰されようとしている!」などといったトンチンカンでアホな批判が出ているけど、こうした声こそ思考停止の極みであり「日本の恥」と言わざるを得ない。
これまでも指摘してきたけど、少なくとも、主催者側がこの行事の起源を主張している南北朝時代においては、貴重な馬を簡単に負傷させ殺すような行為を行なっていたとは到底考えられないし、実際、日本古来の在来馬が現在のような高い壁を超えることは元から不可能だったはずだ。

現在のような高い壁が設置されるようになったのは、少なくともサラブレッドが輸入されるようになった明治時代(長州大日本帝国時代)以降と考えられますし、さらに、引退した競走馬を容易かつ安価で入手できるようになった近年に、(スリルや話題性やエンタメ性などを追求し)ますます壁が高くなっていき、馬の重大なケガや死亡に繋がる無茶な行為を無理やりやらせるようになったと考えられます。

また、「上げ馬神事が虐待行為なら競馬も虐待だろう」とか「上げ馬神事を廃止するなら競馬も廃止しろ」などといった声も多く目につくけど、これもまた問題の本質からずれている(意図的にずらしている)おかしな話だ。
そもそも、サラブレッド自体が競馬用に品種改良された馬だし、上げ馬神事の本質的な問題は、例えれば「岩や倒木がゴロゴロ転がっている未舗装の林道にポルシェやフェラーリなどのスポーツカーを走らせるようなもの」といえばいくらか分かりやすくなるだろう。

そんなことをすれば、当然ながら、すぐにあちこちがボロボロになって故障してしまいますし、あまつさえこのような行為を(痛みや苦しみを感じる)生き物にやらせているというのですから、根本からモラルや倫理観が破綻しているというしかないわけです。

競馬についても昔から批判する声があるけど、上げ馬神事の問題とは全く違った次元の話だし、その競馬においても、近年は馬への負担を減らしていくための対策や工夫が行なわれるようになってきている。
少なくとも、主催者が「伝統行事」と主張していることにも疑わしい点が多くある以上、引退した競走馬に無理やり急坂を走らせ高い壁を超えさせる行為は金輪際やめるべきだし、やらされることを嫌がっている馬に対して、(無理やりやらせるために)いたずらに恐怖を与えたり、殴る蹴る棒で叩くなどの暴力行為を働いてきた疑いも噴出している以上、警察が本格的な捜査を行ない、しかるべき処分と対応を行なう必要があるだろう。

実際に暴力行為を働いている動画も拡散されていますし、多くの人々が問題の本質を理解し、二度と悲劇が繰り返されないように、抜本的な改善と対策を行なうよう、より大きな声を上げていく必要があることは疑いようのないことでしょう。

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