【危うい流れ】成人雑誌が「東京五輪」を理由にコンビニから一斉消滅へ!歓迎の声も多く上がっているものの…

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どんなにゅーす?

日本のコンビニ大手3社(セブンイレブン・ローソン・ファミリーマート)が、19年8月末までに成人向け雑誌全ての「販売取り止め」を発表。これに対し、様々な意見が飛び交っている。

・コンビニ側は、今回の販売取りやめに対し「女性や子どもへの配慮」とともに「東京五輪の外国人観光客に配慮するため」と説明。「性の商品化」に強い嫌悪感を持つ人々からは歓迎の声も多く上がっているものの、今回の動きに強い疑問や危機感を唱える声も上がっている。

成人誌に続き他の雑誌は大丈夫?コンビニ今なぜ一斉に販売中止に

セブンイレブン・ジャパン、ローソン、ファミリーマートが2019年8月末までに成人誌の取り扱いを原則、中止すると発表した。なぜ今のタイミングで一斉に決まったのか。コンビニに成人誌を卸している出版社は今回の決定をどう受け止めているのか。

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成人誌は中が見られないようにテープが貼ってあるが、袋で覆われておらず、表紙は誰の目にも入る。
とはいえ、コンビニ側もいきなり販売中止ではなく、雑誌をビニール袋で覆うなどの対策も取れたのではないか。ローソン広報室に尋ねると、
「袋に入れる作業は営業負荷もかかりますし、何より(先行して販売中止をしてきた)沖縄で理解が得られました。昔とは客層が変わり女性やお子さまの来客頻度が増えているので」(ローソン広報室)
ローソンは2017年11月から沖縄県の全店舗で成人誌の販売を中止しており、客や加盟店からの理解が得られたため、全国に拡大することを決定したという。背景には、女性や子ども、そして2020年の東京五輪・パラリンピックなどで増える外国人観光客への配慮がある。

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【ビジネスインサイダー 2019.1.24.】

コンビニから成人誌が消える動きに対し、手放しで喜んでいる人が多いものの…この動きの内部には「重大な危険性」も!

大手コンビニ3社が一斉に「成人雑誌の取り扱い中止」を発表したことがあちこちで報じられているわね。
この知らせに対して、手放しで大きく喜んでいる人も多いみたいだけど…これは、私たちにとってより良い社会に変わっていくのかどうかというのは、もう少し慎重に考えてみた方がいいかもしれないわ。

かつては、高校生なんかがこっそりと友達同士で回し読みしたり、自動販売機などでも売られていた成人雑誌だけど、今や時代の流れとともに、圧倒的に需要がなくなり、その主体は完全なまでにインターネットコンテンツに移り変わっているものの、どうやら、今でもほとんどネットを使っていない高齢者の男性などが細々と購入している実情も確かにあるようだ

今回の流れに対し、「社会が健全化する第一歩」として喜んでいる人が多いけど、果たして、事態はそう簡単に国民が望んでいるような方向に向かっていくのかな?

例えば、「性の商品化」というファクターに対し、非常に強い嫌悪感を抱いている人も多いけど、これを全て世の中から排除することが、すなわち「自由で豊かな国」といえるのだろうか?
ネット上では、ドイツの駅の本屋で女性の裸が表紙に写っている雑誌が普通に売られていたり、スペインの街角で女性のヌードのポストカードがおおっぴらに売られているとの情報も広がっている(ソース※ヌード画像あり)けど、こういう光景を見ていると、これも「自由でゆるやかな社会の姿の一つ」とも思えてくるんだよね。

「性の商品化」そのものを「社会から排除すべきもの」にしてしまうと、世の中に存在しているアダルトビデオや性風俗、さらには一般の週刊誌や漫画雑誌のグラビアや、少年漫画のちょっとしたお色気シーンすらも「忌むべき対象」されていって、中東の独裁国家みたいに、いずれはあらゆる性のコンテンツが禁止になってしまう危険性もあるんじゃないかしら?

近年では、「深刻な貧困化」などによって、異性との交際や結婚が出来ない若い人も相当に増えてきているけど、そうした彼らにとってのささやかな「ストレス解消」として、これらの性コンテンツが役に立ってきた側面があることは無視することは出来ない。
また、こうした日本の貧困社会の中でまとまったお金を得ていくために、一定のリスクやデメリットを理解した上で多くの女性が性産業に従事し、その中で一定の秩序や需給バランスが出来ていることも考慮する必要がある。

ネット上も指摘が出ていたけど、「性的コンテンツ」を根底から否定すると、これらの業界で生きている女性も含めた関係者が締め付けられ、経済的に大きな打撃を受けることに繋がっていくし、これまでも、「東京五輪」を口実に、共謀罪の施行やIoT機器への無差別侵入調査など、民衆への締め付けや安倍政権の強権化が行なわれてきた中で、今回の動きも「これらに類する動き」である可能性を考慮していく必要があるんじゃないかな。

そういえば、アダルトビデオの業界でも、強制出演問題の発覚などをきっかけに、警察からの締め付けが激しくなっていて、「急激にモザイクが大きくなってきている」なんていう話も出てきているわ。
従来までの、スポーツ紙に女性のヌードが掲載されていたり、コンビニに多くの成人誌が売られていた光景そのものが良いものだとは思わないけど、だからといって、「東京五輪」を口実に、これらの性コンテンツを本格的に排除(隠す)動きを始めているのは、それ以上に「おかしな方向」に向かっていく危険性があるんじゃないかしら?

「性に関する産業」というのは、生物学的な「性欲」を十分に満たすことが出来ない人々を救済するために生み出された、「切実な需要が常に存在する業界」であるのを認識する必要があるし、また、「性に関する話やコンテンツが社会でどれだけオープンにされているのか」というのは、時の政治の体制とも密接に繋がってきた歴史がある。
「性コンテンツをいたずらに隠したり、厳しく規制するような社会」というのは、強権的で独裁的な体制と親和性が高いし、近年の安倍政権の増長と独裁化の動きを見ても、今回の「規制」の動きは、これら過去の悪い歴史と多くの共通点があるように思える。

こうした数々の側面を考えても、ボクたち一般市民が考慮すべきなのは、「性商品の一方的な排除」ではなく、性産業に従事している女性の人権や地位の向上に今以上に努めながら、性コンテンツの存在意義をある程度認めつつ、業界内での健全化や透明化を図り、社会の中でいかにこれらのコンテンツを上手に同居・共生させていくかを考えていくべきなのではと考えているよ。

ただでさえ、近年の男性が女性と触れ合う機会が急激に減ってきている中、今回の動きがさらにエスカレートしていけば、ますます社会が退廃・衰退に向かっていく危険性が大きいし、ボクたちは、今回の動きが、より深刻な独裁政権化や表現規制、全体主義社会に向かっていかないように、強い警戒感を持って今後の展開を見ていく必要があるんじゃないかな。

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