どんなにゅーす?
・2018年10月28日に投開票が行なわれた新潟市長選において、自民党が支援する中原八一氏が初当選を果たした。
・野党が(立民県連・国民県連・共産・自由・社民)が共闘で支援した小柳聡氏は僅差で敗れ、新潟県は知事・県庁所在地ともに自民党系の首長で固められることになった。
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新潟市長選 中原氏が初当選
自民党が支持した中原氏が、立憲民主党県連・国民民主党県連・共産党などが支持した元新潟市議会議員の小柳氏ら3人を破り、初めての当選を果たしました。
中原氏は、新潟市出身の59歳。
新潟県議会議員を経て、参議院議員を1期務めましたが、おととしの選挙で落選しました。
自民党は今回の選挙で、中原氏を支持しましたが、一部の県議会議員や市議会議員が吉田氏を支援し、分裂しました。
こうした中、中原氏は、政府・与党とのつながりや政治経験を強調し、自民党支持層に加え、公明党支持層からも一定の支持を集め初めての当選を果たしました。
一方、野党5党は、小柳氏を支援し、事実上の野党統一候補となりましたが、小柳氏は及びませんでした。
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#新潟市長選 開票終了
中原八一(無・新)98,975票(30.0%)💮
=自民支持
小柳 聡(無・新)90,902票(27.6%)
=立民県連・国民県連・共産・自由・社民支持
吉田孝志(無・新)90,539票(27.4%)
飯野 晋(無・新)49,425票自民党が支持する中原八一元参院議員が初めての当選を決めました。 pic.twitter.com/RryohYrQJc
— Yusuke Iio / 情勢調査アナリスト@新宿区長選🗳 (@rutaq_) 2018年10月28日
新潟が悔しい。小柳さんが雰囲気がぴたりと合いそうなかっこいい候補だけにつらい。むろん野党共闘が新潟市長選でできたのは収穫だ。いままでは篠田市長をめぐり、各党が分かれていた。もっと非自民系列が支えられれば良かった。自民すり寄りの鷲尾や篠田(現市長)の悪質さは後世に記憶される。
— tk0801 (@tcat2014) 2018年10月28日
勝った時だけ偉そうな事を言う。本当情けない人だ。早く自分の金の問題の丁寧な説明を主権者にして〉甘利明・自民選対委員長「野党統一候補を破り意義深い」 新潟市長選 #SmartNews #UR #口利き https://t.co/Oz7fULjxvZ
— Shingo Takeuchi (@takeshingo0818) 2018年10月28日
新潟市長選、野党連携で支援した、小柳聡候補が敗北したのは野党の基礎票を固められなかったからだと見ている。
新潟日報による情勢調査でもその兆候は見て取れたが、何よりNHK世論調査を見ると、
小柳候補は立憲民主支持者の6割前半、共産支持者の7割後半しか固められていない。
— きょんきょん/選挙政局課🗳 (@Kyonkyon_senkyo) 2018年10月28日
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沖縄の流れが本土には届かなかった模様!新潟は、知事選に続いて新潟市長選でも安倍政権が勝利
出典:NHK選挙WEB
那覇市長選に続いて注目されていた新潟市長選ですが、残念ながら、沖縄からの「草の根の市民運動」の波は届かなかったようです。
新潟県知事選に続いて、自民党支援の中原氏が勝利し、かつての野党系政治家が強かった新潟の勢力図が変わり始めた感じもします。
今回は4人の候補が出ていたんだけど、3人が9万票台で激しく競っては、4番目の候補も5万票近く獲得しているという、あまり見られないパターンの選挙になった感じがする。
今回の選挙についてあまり詳しく追っていなかったので、その内情は推し量りかねる部分があるけど、見た感じ、野党候補も野党支持者からの支持を十分固められなかったのと、自民側も分裂した部分があるという感じで、「与党&野党」の明確な対立構図が出されていなかったのかもしれないし、野党候補の小柳氏が31歳と非常に若かったのも影響したかもしれないね。
僅差で敗れたのも非常に惜しかったけど、この前の新潟知事選といい、新潟県内の政治勢力において、これまでの田中角栄氏が築いた「非・清和会」の牙城が時代を超えて弱くなってきている一方で、(グローバル系の財界とも繋がりを持つ)安倍政権による「清和会・日本会議勢力」の影響力が徐々に増してきている可能性もあるかもしれない。
本当は、沖縄の勢いそのままにここでも野党候補に勝って欲しかったんだけど、野党勢力は今回の敗因を分析しつつ、また次回の重要な選挙に活かしたいところだ。
ちなみに、同日に行なわれた福島県知事選挙は、旧民主党が支援して、その後に自民党が相乗りして支援してきた現職の内堀雅雄氏が、その知名度と地盤の強さで共産党推薦の候補らを圧倒的な大差をつけて当選しています。
改めて、沖縄と比べて、本土においては今でも安倍政権の強大な権力が地方にも及んでいることがうかがえますが、野党側の皆さんは、市民の人たちからの「草の根政治」の声を上手く拾いつつ、次回以降の選挙に生かしてもらうことを願っています。
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