京都府知事選、自公・立憲・希望・民進推薦の西脇隆俊氏が当選!福山和人氏(共産推薦)は及ばず!伝統的に「共産vs非共産」の対立構図の選挙

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どんなにゅーす?

・2018年4月8日、現職の山田啓二氏の引退に伴う新人同士の争いとなった京都府知事選は、自公・立憲・民進・希望推薦の西脇隆俊氏が当選。格差是正や脱原発などを掲げた共産推薦の福山和人氏は、不利な状況の中でも善戦したものの、西脇氏の票数には及ばなかった

京都府知事選 新人の西脇氏 当選確実

新人どうしの争いとなった京都府知事選挙は8日に投票が行われ、自民党や立憲民主党などが推薦する元復興庁事務次官の西脇隆俊氏が初めての当選を確実にしました。
西脇氏は京都市出身の62歳。旧建設省に入り、国土交通審議官などを経て、去年まで復興庁の事務次官を務めました。

選挙戦で、西脇氏は、4期16年務めた山田知事の府政を継承し、高速道路をはじめとしたインフラ整備を進めるとともに、子育て支援の充実などに取り組むと訴えました。

その結果、推薦を受けた自民党や公明党などの支持層に加え、支持政党を持たないいわゆる無党派層からも支持を集め、初めての当選を確実にしました。
西脇氏は「公約で掲げた『安心、いきいき、京都力』を実現して、新しい時代の京都を作りたい。また、選挙戦でいただいた府民からの意見や要望などをひとつひとつ丁寧に実現していかなければならないという責任の重さに身が引き締まる思いだ。『オール京都』で支援していただいた皆様に応えるため、誠心誠意、京都府政の推進にまい進していく」と話しています。

【NHK NEWS WEB 2018.4.8.】

京都知事選、西脇氏が当選確実 現職後継、5党が推薦

16年ぶりに新顔同士の対決となった京都府知事選は8日投開票され、前復興庁事務次官の西脇隆俊氏(62)=自民、立憲、希望、公明、民進推薦=が、弁護士の福山和人氏(57)=共産推薦=を破っての初当選を確実にした。いずれも無所属。4期務めて退任する山田啓二知事の後継者だと強調した西脇氏は、非共産の5政党の支援を受けて幅広い支持を集めた。

西脇氏は同日夜、支援者らを前に「府民の山田知事への評価を受け止め、府政を継承、発展させていく。その上で新しい京都を作っていきたい」と抱負を述べた。

西脇氏は京都市出身。旧建設省と国土交通省で都市整備や道路事業に携わり、国土交通審議官を務めた。2016年には復興庁事務次官に就いた。選挙戦では38年間の豊富な行政経験に加え、「国とのパイプ」を生かした中央との連携をアピールした。

政策面では、河川改修などによる防災・減災対策の強化、高速道路網や北陸新幹線などのインフラ整備を進めると主張。全国知事会長を務める山田知事と共に遊説に回り、「この発展の流れを止めてはならない」と訴えた。一方、福井県に立地する原発の再稼働については立場を明確にしなかった。

福山氏は共産党が加わる団体の支援を受けた。「国よりも府民とのパイプが大事」と訴え、所得格差の是正や子育て環境の充実を公約に掲げ、公共事業の見直しや脱原発を主張した。森友学園をめぐる財務省の文書改ざん問題を引き合いに「京都からうそのない政治をつくりたい」と訴えたが、及ばなかった。(安倍龍太郎)

【朝日新聞 2018.4.8.】

伝統的に「共産vs非共産」の構図の京都府知事選、今回も大きな風は起きず、投票率も低調に終わる

現職の引退に伴い、新人同士の対決となった京都府知事選ですが、自公と共産以外の各野党が支持(社民と自由は自主投票)した西脇隆俊氏が当選となりました。
ネット上では、この結果に大きく落胆した上で、自公と同じ候補を推薦した野党に対して怒りの声が飛び交っていますが、実は、この京都府知事選、以前より「ほとんど同じ構図」で選挙戦が行なわれてきたようですね。

Wikipediaによると、ざっと確認したところ、1982年の府知事選以降、「共産vs非共産」の構図でずっと選挙が行なわれてきたことが分かる。
どうしてこんなことになっているのかは詳しく調べてみないと分からないけど、地元の有力者と各党との繋がりや、地域特有の権力構造の兼ね合いなどが影響しているのかもしれない。
2006年の選挙では社民党までもが自民党推薦の候補に相乗りしているので、それを考慮しても、この京都府知事選で大きく風を起こそうとすること自体が結構難しいのかもしれないね。

例えば、「維新vs非維新」の構図となった2017年の大阪府堺市長選では、共産党や社民党が自公推薦の候補を支持した形になりましたし、特定の地域の権力構造によっては、「与党vs野党」の単純な構図にならないケースが散見されますね。

したがって、今回の京都府知事選は、安倍政権の国政に何らかの影響を及ぼす選挙ではなかったと見るのが妥当かと思う。
(ただし、予想以上に福山氏への票が多く入ったとの見方も
結構出ているので、これも、民衆間の政権与党や権力に対する不信感が影響を与えた可能性も大いにあるね。)

現実問題として、市民の声をダイレクトに反映させるような候補を送り込むには、高い投票率が必要となるし、まずは市民一人一人が地方や国の政治に大きく関心を持ってもらうように意識改革を行なっていく必要がありそうだ。
その上で、大多数の市民が必ず選挙に足を運ぶような意識を持つようになれば、おのずとこうした「与野党相乗り」といった(奇妙な)ケースも減っていくんじゃないかな。

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