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NHKの「クロ現プラス」が伊藤詩織さんを取り上げるも、やはり山口敬之氏や中村格氏の名前は一切出ず&事件の詳しい内容にも触れず!

NHKの「クロ現プラス」が伊藤詩織さんを取り上げるも、やはり山口敬之氏や中村格氏の名前は一切出ず&事件の詳しい内容にも触れず!

どんなにゅーす?

・2018年1月22日、NHK「クローズアップ現代プラス」で#MeTooの世界的なセクハラ告発の動きについて特集。この中で、すでにNHKでも取り上げてきていたはあちゅうさんとともに、今まで一切触れようとしてこなかった伊藤詩織さんについて初めて紹介された。

・ところが、他の国内マスコミと同様に、事件の詳しい概要も触れない上に、山口敬之氏も中村格氏の名前も一切出ず。山口氏を「男性」とだけ呼称した上で、事件の本質を避けたような内容に対し、ネット上では失望の声が上がっている。

#MeToo 広がる世界 でも日本は…

ハリウッドの大物映画プロデューサーによるセクハラや性的暴行を、女優やモデルが告発したことをきっかけに、女性達が次々と「#MeToo(私も)」と発信するうねりが世界中に広がり、その波は日本にも及んでいる。女性たちはなぜこれまで「沈黙」せざるをえなかったのか、なぜ今語る決意をしたのか、その背景を取材。

【NHK クローズアップ現代プラス】

ネット上の多くの批判の声を気にしたのか、NHKが”申し訳程度”に詩織さんを取り上げる!

出典:Twitter(@mt3678mt)

出典:Twitter(@ppuripha)

相変わらず、安倍政権への顔色を伺いまくりの姿勢は見られるけど、ようやくNHKが詩織さんの存在を紹介したのね。
やっぱり、ネット上でもこれだけ国民から怒りの声や批判が殺到しているのを、NHKも少しは気にしているのかしら?

当サイトでも、NHKが詩織さんの存在を完全に消し去った上で、「はあちゅうさんを#MeTooの先駆けとして紹介」したことを強く批判したけど、はあちゅうさん本人も「メディアは詩織さんのことも取り上げて欲しい」と訴えていたし、海外メディアが続々この件を詳しく報じている状況に押されるように、徐々に国内メディアも軽く触れ出していたので、ついに申し訳程度にも触れずにはいられない状態になってしまったのだろう。

しかし、彼女が被害を訴えている相手が、安倍総理の側近中の側近のジャーナリスト・山口敬之氏であることや、菅官房長官の側近だった中村格氏が山口氏の逮捕の中止を指示したことは当然のごとく全く触れないし、やはり国民がこの事件の全容や深刻さを感じ取らないように、上手に矮小化している感じだ。

相変わらず、日本のマスメディアの「政権追従姿勢」と「深刻な退廃具合」はいわずもがなだけど、それでも、どうやら、こうした政権に密着しつつある「テレビの本質」を見抜いているネット上の声はそれなりに気にはしているみたいだぞ。

…てことは、私たちが、テレビが報じている内容のおかしさや、安倍政権に完全に飼い慣らされている実態を強く批判し続けて、どんどんその声を大きくしていけば、多少はガス抜き程度に報道するようにはなる可能性があるってことなのかしら。

例えば、森友疑獄が浮上した際にも、(当初は朝日新聞がこの件を報道したものの)まったくその他の大手マスメディアが報じようともせず、そんな中で、テレビ東京の「ゆうがたサテライト」が孤軍奮闘でこれを特集。
これがネット上で大きく話題になっていったことで、ようやくその他のメディアが取り上げ始めていった経緯があったので、とにかく、ボクたち一般国民が、権力に追従している日本のマスメディアの監視を厳しく行ない、おかしいと感じたことはどんどんとネット上で声を上げていくことが大切なんじゃないかな?

本来なら、受信料や購読料で食べているマスメディアの側が、率先して「国民にとって有益な報道活動」を行なうべきはずなのに…!
まるで情けなさすぎる現状だけど、もはやここまでひどい状況の中で、私たちが率先して、政治権力の不正や腐敗を積極的に報じる「マスメディアの本来の役割」を少しでも取り戻していくよう、どんどん訴えていかなきゃいけないってことね。

この先、ますます安倍政権の側がメディア統制を強化させていく危険性が高まっているし、今後はよりボクたち国民のより高い感性や意識、行動力が試されることになりそうだね。

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