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自民・国光文乃議員の支援団体に「集団買収」疑惑!茨城県内の岸田総理や安倍元総理の応援演説で”サクラ”に報酬支払い!「最大で5名以内の参加者に対しまして、日当5000円をお支払いさせていただきます」

自民・国光文乃議員の支援団体に「集団買収」疑惑!茨城県内の岸田総理や安倍元総理の応援演説で”サクラ”に報酬支払い!「最大で5名以内の参加者に対しまして、日当5000円をお支払いさせていただきます」

どんなにゅーす?

・先の衆院選挙において、茨城6区で当選した自民・国光文乃議員の支援団体「茨城県運輸政策研究会」が、選挙期間中の岸田総理や安倍元総理による応援演説にサクラを募集し、参加者に日当5千円を支払っていた疑惑が浮上。日刊ゲンダイや文春オンラインなどがスクープ報道した。

公選法違反の「集団買収」の容疑が濃厚の中で、問題の「政策研」はゲンダイの取材に対し「この件に関しては回答を控えさせていただきます」と説明を拒否した上に、国光議員の事務所は「全く承知しておりませんので、コメントは差し控えます」と回答。ネット上で徹底追及を求める声が噴出している。

【違法証拠入手】自民・国光文乃議員陣営が“集団買収”!岸田首相応援演説のサクラ動員に「日当5000円」

~省略~

「茨城6区、大激戦です。この厳しい選挙、何としても国光文乃を勝ち抜かせていただきますよう岸田文雄からも重ねてお願い申し上げます」

10月26日火曜の昼下がり、つくば駅前で岸田首相はそう訴えて約20分に及ぶ応援演説を締めくくった。横でうなずくのは岸田派の国光文乃候補。彼女は岸田首相の地元入りを4日も前からSNSなどで猛烈に宣伝していた。

問題のファクス送付も同じ10月22日の午前10時半すぎ。日刊ゲンダイが入手したその「案内状」には〈自民党総裁 岸田文雄氏 遊説への参加協力につきまして〉とある。送り主は「茨城県運輸政策研究会 専務理事」。政策研は県内約1600の運送業者が加盟する「県トラック協会」が1998年に設立し、上部団体の「全日本トラック事業政治連盟」は自民党の有力支援団体だ。

日当支払いは常習化か

6区内の石岡・土浦・常総の「関係支部長各位」に送った案内状には岸田首相の演説日時と場所に加え、こう記してある。

<要請人員につきましては、問いませんが最大で5名以内(略)参加者に対しまして、日当5000円/人をお支払いさせていただきます>

選挙区内の「サクラ」動員に日当まで出すとは穏やかではない。公選法は選挙運動の対価に金銭を払える対象は、事前登録したウグイス嬢など例外的な一部の運動員に限ると厳格に定めている。今回の選挙でも近畿ブロックで比例復活した維新候補の運動員が、ビラ配布の見返りに日当1万3000円を渡す約束をしたとして、公選法違反容疑で逮捕されたばかり。

さらに日刊ゲンダイは<国光あやの衆議院議員街頭演説日当>と記された領収書も手に入れた。日付の10月27日には安倍元首相が石岡市で応援演説をしており、日当支払いの常習性すら疑われる。

「公示直後に国光陣営は金子恭之総務相や森雅子元法相らを応援に呼んでも20~30人しか集められなかった。現職首相と元首相が応援入りするのにメンツが立たないと国光事務所側が相当焦った結果、カネに頼ったのではないか。10月29日には菅前首相も地元入りしましたが、この日の動員にも日当を出したようです」(地元政界関係者)

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日刊ゲンダイの取材に政策研は「この件に関しては回答を控えさせていただきます」(担当者)、国光事務所は「全く承知しておりませんので、コメントは差し控えます」と文書で答えた。

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【日刊ゲンダイ 2021.11.11.】

領収証入手 岸田首相の応援演説で 国光文乃議員陣営が有権者「集団買収」

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案内状には、岸田氏の応援演説の日時と場所に加え、以下のような文言が綴られていた。

〈首題の件につきまして、推薦者である衆議院議員 国光あやの氏より別添のとおり案内が送付されております。(略)要請人員につきましては、問いませんが最大で5名以内とし、ご協力いただける範囲でご協力をお願い致します〉

国光氏から送付されたとする〈別添〉の文書には、右肩に小さく〈事務連絡〉の文字。そして〈岸田文雄/自民党総裁 来たる!!〉と大文字で強調され、演説の日時と場所が記されていた。

「岸田首相の応援演説に行けば、5000円もらえる」

さらに、案内状の文面はこう続く。

〈参加者に対しまして、日当5,000円/人をお支払いさせていただきますので、別添の名簿にてご報告を頂きたく、よろしくお願い致します〉

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だが、茨城県南部に拠点を置く運送業者の従業員・A氏はこう証言する。

「『こんなファックスが会社に届いたぞ。岸田首相の応援演説に行けば、5000円もらえるんだって』と知人から誘われたんです。遊説に参加してみると、1000人近くの人が集まっていて盛り上がっていた。その日、5000円をもらうことはなかったのですが、演説の数日後、実際に現金書留で5000円が届きました。ただ、私もこの選挙区の有権者です。『本当にお金をもらっていいのか……』と疑問を抱きながらも、受け取ってしまった。領収書にサインを書いて印鑑も押しました」

~省略~

日当5000円が支払われていたのは、岸田氏の演説だけではない。安倍氏の演説でも支払われていた。「週刊文春」が入手した〈茨城県運輸政策研究会長殿〉宛の領収証には、〈領収証/金 5,000円也〉〈10月27日 国光あやの衆議院議員街頭演説日当 於:石岡市 国光あやの事務所〉などと記されている。

領収証を記録として残していた、つくば市で運輸業を営むH氏が言う。

「岸田さんだけでなく、安倍さんの応援演説についても案内があって、5000円の現金を受け取りました。私も選挙区の有権者なので、マズいなとは思っていたのですが……」

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【文春オンライン 2021.11.10.】

立憲候補との激戦を勝ち抜いた自民・国光文乃議員の支援団体に「集団買収疑惑」が本格浮上!今回の選挙もまた”腐ったカネ”が飛び交った内情が次々露呈!

出典:国光あやの

先日に、維新の運動員2人が買収容疑で逮捕されましたが、こちらはそれを遥かに超越した壮大な規模の「集団買収」の疑いが強そうです。
日刊ゲンダイでは、「岸田総理、安倍元総理、菅前総理の応援演説には500人以上の聴衆が集まった」と伝えられており、これを単純計算すると「少なくとも750万円を用意していたとしておかしくない」と報じていますが、河井夫妻の集団買収事件以降も、自民党(と支援団体)による薄汚れた金権選挙体質は全く変わっていなかったようです。

おまけに、国光議員は立憲候補との選挙戦をギリギリで制して当選しているし、この当選の決め手になったのが「国光議員の支援団体による集団買収」だった可能性も大いにある。
そういう意味でも、これは絶対に看過していけない事態だし、言うまでもなく、警察・検察が徹底的に捜査すべき案件だ。

維新の運動員が逮捕された件について、管理人さんは「このような買収行為は、特に金権選挙が完全に常態化している自民党においてはまさしく日常茶飯時だろうに、なんで警察は、この件だけに妙に力を入れて(率先して)二人を逮捕したのかちょっと気になる」と言ってましたが、今回の件もまさに、ゲンダイや文春が大きくスクープしなければ、そのまま表に出ることなく完全に葬られていたでしょう。

河井事件も、元はと言えば週刊誌がスクープし、市民が大々的に告発したことによって、(ようやく)検察が動いて河井夫妻の逮捕・辞職に繋がったし、今回の件も(以前から買収が常態化していた疑いが強まっている中で)地元の警察が以前からこれを「見てみてふり」をしてきた疑いがある。
少なくとも、河井夫妻を尻尾切りした自民党は全く反省をしていないどころか、今でも全国で公選法違反の買収行為が大量に行なわれている疑いが非常に強いし、地元支援団体だけでなく、(今のところ本人は否定しているけど)国光議員や党そのものの関与の有無についても、この先徹底的に追及調査していく必要があるだろう。

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