どんなにゅーす?
・2018年5月15日、主にTBS系の報道番組に長年出演してきた、毎日新聞特別編集委員の岸井成格さんが肺腺がんのため死去した。73歳だった。
・岸井さんは、TBS「NEW23」のアンカーを務めたほか、「サンデーモーニング」のコメンテーターとしても長年活躍。安倍政権に対しても批判的なコメントを繰り返し、特に強行採決に至った安保法に対して強い批判を展開したことから、安倍政権を支援する日本会議の関連団体から激しい攻撃に遭い、ネット上でも安倍シンパのネット民から多くの中傷を受けていた。
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岸井成格さん死去、73歳
「NEWS23」のアンカーやTBSのスペシャルコメンテーターを務めた岸井成格さんは、15日午前3時半すぎ、都内の自宅で、肺腺がんのため亡くなったということです。
岸井さんは1967年に毎日新聞社に入社し、政治部記者、ワシントン特派員を経て、2010年から主筆を務めました。テレビでも活躍し、2013年4月から3年間、「NEWS23」のアンカーを務めたほか、「サンデーモーニング」のコメンテーターとしても政治に鋭く切り込みました。
岸井さんは2007年12月、「サンデーモーニング」で大腸がんを公表し、一時、出演を取りやめていて、去年10月にもがんの治療のため入院していたことを明らかにしていました。
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毎日新聞社特別編集委員でニュース番組のコメンテーターなどを務めた岸井成格(きしい・しげただ)さんが15日、肺腺がんのため自宅で死去した。73歳。
彼は舌鋒鋭く、時の政権批判をしてくれた。
なんだか、切ない。https://t.co/wqEA1bZV55— umekichi (@umekichkun) 2018年5月15日
1972年。佐藤栄作首相が退陣会見で「新聞記者は出て行け」と暴言
「じゃ出よう!」と真っ先に記者に呼びかけたのが岸井成格さん
これが政治史に残る「テレビで延々1人で語り続けた首相」の逸話
そう、正義と理性は我にあり
記者の皆さん、どうか岸井さんの遺志を継いで下さいhttps://t.co/r6nOmuIj2z— 盛田隆二『焼け跡のハイヒール』祥伝社 (@product1954) 2018年5月15日
2年前、 #news23 での岸井成格さんの最後の言葉です。
「世の中や人間としての良識・常識を信じて、それを基本にする。そして何よりも、やっぱり真実を伝える。権力を監視する。そういうジャーナリズムの姿勢を貫くことが、ますます重要になってきていると感じる」 https://t.co/65CinC68dx— 森修一 (@ChemPack) 2018年5月15日
岸井成格さんが、亡くなりした。
今のジャーナリストで岸井さんほど、時の政権に強く物を言える人はいなかったように思います。
当アカウントでも、よく上げさせてもらいました。もっとお声を聞きたかったです。正直、辛い。
天国から見守ってください。
ご冥福をお祈りいたします。 pic.twitter.com/wPOppN41j7— 但馬問屋 (@wanpakutenshi) 2018年5月15日
#NEWS23
岸井成格さん死去NEWS23を降板した時の、最後のお言葉です。
「真実を伝えて権力を監視する。ジャーナリズムの姿勢を貫くということが、ますます重要になってきているな、と感じています」 pic.twitter.com/74OqNLE3BC
— 但馬問屋 (@wanpakutenshi) 2018年5月15日
#NEWS23
岸井成格さん死去
NEWS23 元アンカー関口宏さん
最後に岸井さんとお会いしたのは、春ちょっと前だったかな。
でも、もうその時ね、言葉がなかなか出ない、そんな状態。一生懸命、彼は声を出そうとして…「たるんじゃったな、みんな」
最後に聞いた彼の言葉だった。 pic.twitter.com/hXLnTgOV6g
— 但馬問屋 (@wanpakutenshi) 2018年5月15日
岸井成格さんが他界されました。
言葉になりません。
私が20代で政治番組のアシスタントを務めた時から、岩見隆夫さん、岸井成格さんには本当に本当に学ぶことばかりでした。
心からご冥福をお祈りします。訃報:毎日新聞社特別編集委員 岸井成格さん73歳 #SmartNews https://t.co/c5AhQkyxSz
— 蓮舫・立憲民主党 (@renho_sha) 2018年5月15日
<岸井さん死去>膳場さん「権力に臆せず、おかしな点指摘」(毎日新聞) – Yahoo!ニュース https://t.co/wbOusuRzoo @YahooNewsTopics TV界の希少なジャーナリストがどんどん亡くなっていき、御用解説者が溢れかえる。TVからまた、ジャーナリズムが消えた。
— nitonasuk (@nitonasuk) 2018年5月15日
サンデーモーニングでお休みが始まって、それでもたまに出演されていたけれどこのところはお見かけすることがなく心配していました。
岸井さん。本当に、残念です。
鋭い政権批判、正論でした。それゆえニュース23からも降ろされた。
ご冥福をお祈りします。— 風音・市井の声 (@kazaneimakara) 2018年5月15日
岸井さんの訃報をニュースで知りました。「声、小さいよな、出ないんだよ」と悔しそうにその日の放送を振り返る姿が最後になってしまいました。奇跡を信じた数ヶ月でしたが叶いませんでした。
— 唐橋ユミ (@karahashi_yumi) 2018年5月15日
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安倍政権とシンパから激しい攻撃を受け続けた岸井さんの死に、心より悔やむ声が多数
ここ最近テレビで姿を見なくなっていた、毎日新聞の特別編集委員の岸井成格さんが亡くなったとの一報が入ってきました。
権力に安易に忖度してしまったり、政権を無条件に礼賛するコメンテーターがますます増えてきてしまっている中で、半ば孤軍奮闘で自らのポリシーを貫き、安倍政権への批判を展開していた岸井さんの死に、ネット上でも大きく悔やむ声が多数出ております。
ボク自身は、岸井氏の熱心な支持者ではなかったものの、今のマスコミ界の現状を見返してみると、昨今のテレビ界では非常に貴重な人物だったことを改めて感じるね。
特に、安倍政権が強行採決してしまった安保法について、非常に強い怒りを持ってこれを批判していたことが印象的で、それゆえに、安倍政権を全面支援している宗教結社・日本会議の関連団体である「放送法遵守を求める視聴者の会」から激しい嫌がらせを受ける事態となり、読売・産経の紙上でデカデカと彼を非難する意見広告を出される展開に。
これ以降、安倍シンパから徹底的に中傷を受け続けることとなり、こうした嫌がらせによって(元より健康状態があまり芳しくなかった)彼に多大な心的ストレスがかかっていた可能性があるだろう。
今の日本のご時世では、名前や顔を出した上で表舞台に立ち、堂々と権力や強い者に立ち向かって批判をすること自体、かなりのリスクや危険が伴う行為なのは間違いないことだ。
そうすることで、たちまち権力礼賛側の有名人が音頭を取っては、有象無象の匿名のネット民らによって”袋叩き”にされるシステムが強固に作られてしまっており、いわば、岸井氏などがまさにそうした”被害”を受けてしまった一人であるように感じるよ。
岸井さんの死と時を同じくして、沖縄県の翁長知事も、膵臓がんによって大きく衰弱してしまったように見えますし、そのどちらも、まだまだ活躍できる年齢にも関わらず、多大な精神的ストレスによって病魔に冒され、その力を大きく削がれてしまっているように思えます。
「弱いものの側に立ち、権力による横暴や不正を批判する」こと自体、人間社会においてまるで当たり前の行為であるはずなものの、こうした弱者側に付こうとする著名人や政治家らが、「軍隊アリ」のような有象無象の匿名のネット民とそれを先導(扇動)する権力によって、次々と潰されかかっている現状があるのが非常に気になる。
すでに世を去ってしまった岸井氏に対する非難コメントが今でも多いのを見ても、現状の日本の危うさを感じてしまうし、改めて、名前も顔も出して勇敢に権力批判を行なう人々をもっと評価しつつ、ボクたち一般市民が全力で守っていくべきなのを感じるよ。
現状の日本社会がすでに大きく歪んできている以上、細かい考え方の違いなどはひとまず置いておき、大筋でこうした人々を支援していくことがとても大切ですね。
そういう意味でも、岸井さんを失ってしまったことはとても大きいですし、それだけに、私たち自身が、少しでも自由に気兼ねなく、強い者に対しておかしいことは「おかしい」と声を上げられる社会を作っていくように意識を向けていくことが大切なのではないでしょうか。
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