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【やはり…】京成脱線事故、脱線車両の台車に大きな亀裂!ネット上では2016年の「東武東上線脱線事故」との共通点を指摘する声も…!

【やはり…】京成脱線事故、脱線車両の台車に大きな亀裂!ネット上では2016年の「東武東上線脱線事故」との共通点を指摘する声も…!

どんなにゅーす?

・2020年6月12日に京成線青砥駅構内で発生した脱線事故について、脱線した車両の台車に大小複数の亀裂があったことが分かった。

・ネット上では、2016年に「台車に生じた亀裂が原因」で発生した東武東上線の脱線事故との共通点を指摘する声が多く上がっており、住友金属製の「ミンデン式台車」の性能や脆弱性を疑う声も出てきている。

京成・青砥駅脱線事故、電車の台車に複数の亀裂

~省略~

車輪を支える台車に、大きな亀裂が走っています。亀裂は複数確認されましたが、脱線の前に生じたのか、後に生じたのかは分かっていないということです。

京成電鉄によりますと、12日午前10時すぎ、羽田空港行きの電車が東京・葛飾区にある青砥駅に進入して停車する直前に脱線しました。けが人はいませんでしたが、8両編成の前から7両目の車輪がおよそ20センチレールから外れ、7両目のパンタグラフが外れているのがその後の調査で確認されたということです。また、線路の枕木が損傷しているのも見つかりました。

~省略~

【TBS NEWS 2020.6.13.】

京成脱線事故は、「台車の異常(亀裂発生)」が事故原因だった可能性が高まる!16年の東武東上線脱線事故でもほぼ同じ箇所に亀裂が発生!

↓2016年に発生した東武東上線脱線事故に関するニュースより。

出典:YouTube

鉄道車両の台車

~省略~

板ばね支持式(ミンデン式)

・ミンデンドイツ式:前後一枚ずつの板ばねで軸箱の位置を定めるもの。ただし水平支持が固すぎると板ばねが上下にたわむこともできないので、台車の中心から遠い側を垂直の板ばねで支持し剛性を下げている。具体例は東武8000系電車#前期形(ミンデンドイツ台車)を参照。

・Sミンデン式:台車中心側から伸びた上下二枚の板ばねで軸箱の位置を定めるものであり、軸箱支持装置のサイズをコンパクトにすることができる。S形ミンデン式または片板ばね式とも呼ぶ。具体例は東武8000系電車#後期形(S形ミンデン台車)を参照。

・IS式:ミンデンドイツ式と類似するが、板ばねの支持部分にゴムブッシュを介して水平方向の剛性を下げ、板ばねのたわみを許容する。ミンデン式より台車の前後方向のサイズを小さくできる。

・SUミンデン式:Sミンデン式にU字形ゴムをいれて剛性を下げたもの[7]。

~省略~

【Wikipedia】

その事故原因について様々な推測が上がっている京成脱線事故ですが、ご覧のように、簡易的な調査の結果、脱線車両の台車に大きな亀裂が入っていたことが判明しました。
どうやら、管理人さんが疑っていたとおり、事故車両の台車に異常が発生したことが脱線の原因に繋がった可能性が高まってきましたね。

ネット上では、「パンタグラフや架線に異常が発生した説」と「台車に異常が発生した説」の二つがあがっていたけど、こうした状況を見る限り、どうやら、「台車に大きな亀裂が入ったことで、車両そのものが大きくバランスを崩す」→「脱線するプロセスの途中で車両が傾きレールからせり上がった際にパンタグラフが架線を圧迫し、その流れで架線の器具にパングラフが引っ掛かって車両から外れ、その直後に脱線が発生」→「脱線したまま数メートルほど進んで止まった」…といった可能性が考えられそうだ。

こうした可能性をさらに補強するのが、2016年に発生した東武東上線の脱線事故で、こちらは「台車の亀裂が原因で脱線が発生」したと調査報告がなされており、しかも、その亀裂が入っている箇所が今回の京成脱線事故とほぼ同じ箇所であることがひときわ目を引く。

この他にも、台車の亀裂が見つかる事例が多く発生していますし、台車の性能そのものを疑わざるを得ない段階に入ってくるかもしれませんね…。

ネット上で問題視されているのは、住友金属製の「SUミンデン式台車」で、とにかくこの台車の亀裂発生の報告が多いらしい。
本来であれば、台車そのものの性能を疑い、場合によっては別のものに換装する必要が出てくるかもしれないけど、もし実際に強度や性能に問題があったとしても、「大人の事情」により、しかるべき調査や対応が十分に行われない可能性もあるだろう。
(東武東上線の脱線事故の際には、「溶接作業のやり方に問題があった疑い」との調査結果が出されており、台車そのものの性能を疑うことには至らなかったようだ。)

いずれにしても、一歩間違えば(高速走行中に亀裂が発生していたら)多くの死者やけが人を出すような大惨事になっていた可能性もあった以上、コストパフォーマンスや効率よりも、人命や安全性を最優先させることを大前提に、車両の製造や保守管理を徹底する必要があるといえるだろう。

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