サッカーW杯「日本vsベルギー」に海外が相次いで「日本の戦略ミス」と指摘!セルジオ越後氏も「10人の相手に1勝しただけ」と日本代表に疑問符!

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どんなにゅーす?

・サッカーW杯において、ベスト16で日本が格上ベルギーに接戦の末に惜敗したことに対し、日本国内のマスコミでは賛美一色に溢れている中、海外メディアなどからは「日本の戦略ミス」との指摘が相次いでいる

・米国のスポーツサイト「SBNATION」は、試合終了直前にベルギーに逆襲を受け敗退したことに「日本は勝ちに行って代償を払った」と指摘。アイルランドのメディアに出演した元ドイツ代表ディートマー・ハマン氏も、ショートコーナーなどを選択せずに、日本代表がベルギーのカウンターに警戒しなかったことに疑問符。その他の関係者も、ベルギーの決勝点に繋がった本田選手のCKに批判を展開しており、後半残り20分ほどの間に3失点した西野監督の采配にも疑問を投げかけている。

「戦犯は本田」…ベルギー戦のCKに海外メディア酷評の嵐

日本代表がまさかの逆転負けを食らったベルギー戦での3失点目が、海外で話題を呼んでいる。

米スポーツサイト「SBNATION」は、ベルギーのカウンターを生んだ「7つの要因」の7番目に「日本は勝ちに行って代償を払った」ことを挙げた。つまり本田のCKを起点とする攻撃が3失点目につながったというのだ。

日本は試合の最終局面で、多くの人数を割いて点を取りに行った。本田のCKをGKクルトワがキャッチ。クルトワからMFデブルイネにボールが渡った時点で、デブルイネはすでに日本の6選手より前に出ていた。それがカウンターを食らう結果につながったと、同サイトは指摘した。

アイルランドTV「RTE」に出演した元ドイツ代表MFディートマー・ハマン氏も、「日本はとても勤勉で、規律正しいチーム。選手は何をすべきか教えられているだけに理解できない。レフェリーに残り時間を聞くべきだったし、ショートコーナーにするか、自陣に戻る時間もつくれたはずだ」と日本の戦略をヤリ玉に挙げた。

同番組で失点につながるCKを蹴ったMF本田を痛烈に批判したのは元アイルランド代表MFロニー・ウィーラン氏。本田のCKの質に言及してこう言った。

「本田はなんとヒドいCKを入れたのだろう。本当になんてことをしたんだ。チームはカウンターを食らってしまったじゃないか」

同様に本田のCKを酷評したのはイタリアのTV「メディア・セット」に出演したファビオ・カペッロ氏。かつてミランやユベントス、さらにイングランドやロシア代表を指揮した名指揮官は、「日本がしたことは無意味だった。わたしが指揮官なら本田の首根っこをつかんだだろう。それまでの94分、日本はすべてのCKでショートコーナーを選び、ボールを中に入れなかった。なのに終了まで残りわずかとなった場面で、本田が初めて中に入れた。無意識のうちにやってしまったのだと思うが、あの場面では近くに蹴り、ボールをキープすることを最優先すべき。延長戦に持ち込まなければならない」とコメントした。

【日刊ゲンダイ 2018.7.4.】

決勝Tベルギー戦惜敗が覆い隠す 日本サッカーの深層と今後

■「決勝T進出は単なる僥倖」

~省略~

「日本の戦いぶりを見れば、決勝T進出は単なる僥倖、運に恵まれただけじゃないですか。快挙でも快進撃でもないと思いますね」とスポーツライターの工藤健策氏がこう言った。

「初戦のコロンビア戦の前半3分に相手がハンドで退場、PKをもらって、なおかつ数的優位の状況が転がり込んできたことでチームは波に乗っただけ。3戦目のポーランド戦で負けていながら他力本願のボール回しに終始する選択を取らざるを得なかった事実が何より、日本代表の現状を物語っているのではないでしょうか」

善戦と無批判なメディアが日本サッカーをダメにする

そもそもハリルホジッチ前監督の解任からしておかしかった。

田嶋会長は「選手とのコミュニケーションや信頼関係が薄れた」と言ったが、最大の理由はハリルホジッチ体制では日本国内で人気も知名度もある「ビッグ3」、本田、香川、岡崎の落選が濃厚になったからだといわれる。それではマズいとサッカー協会がスポンサー筋の意をくんだ。要するに忖度によって誕生したのが今回の西野朗監督率いる日本代表なのだ。

前回ブラジルW杯は1分け2敗と、1勝もできずに1次リーグ敗退。ボール回しをするだけの「日本らしいサッカー」に限界を感じ、デュエル(仏語で決闘の意味)を重視、相手DFの裏への速攻という要素を取り入れる目的でハリルホジッチを招聘した。

これまでのサッカーでは世界で通用しない、戦術やスタンスを変える必要があると判断したからこそハリルにチームづくりを託したはずなのに、その成否を確かめる以前にクビを切ったのだ。

「要するにサッカー協会はスポンサーへの忖度を優先して、これまでの3年間を丸ごと捨ててしまったわけです。いかに確固たる信念も長期的なビジョンもないかという何よりの証左ですよ」とは前出の工藤氏だ。

【日刊ゲンダイ 2018.7.4.】

セルジオ越後氏「負けは負け」 国内の感動ムードに苦言「10人の相手に1勝しただけ」

セルジオ氏はベルギー戦を振り返り、「試合の読みが思った通りにならなかったから西野監督が困った」と2点を先制したことで逆に采配を難しくなったとする持論を展開。「試合後のインタビューで(西野監督が)『何が足りないんでしょう』って言っていたけど、彼は答える立場。頭が真っ白になっていたと思う」と語った。

「どっちがチャンス多かったということを考えたら、惜敗というよりは内容的にはもっと大きな差があった」と試合を分析し、「冷静になって全部振り返ってみてください。10人の相手に1勝しただけで、あとは2敗1分のチームがどうして強いと言えるんですか」と大会全体を総括した。

また、国内が代表チームの健闘を称えるムードにあることにも「こんなに勝てない国にどうして辛口が僕一人なの。これでよくやったと言ったら勝たなくてもいいってことになる」と苦言。「外国なら負けたら慰めはない。負けても慰めるのは強くない証拠。負けは負け。負けたときに厳しくやらないと」と辛口評論を続ける意図を説明した。

【BIGLOBEニュース(スポーツニッポン) 2018.7.3.】

スポーツの政治利用に伴う国威発揚・ガス抜き政策などがもたらす、民衆を思考停止に導く「日本代表の無批判・無条件の大賛美」に要注意!

出典:日テレNEWS24

日本国内が、サッカー日本代表に対する異様なまでの賛美に溢れかえっている中、海外では日本代表が惜敗したベルギー戦に対して、疑問符と批判を唱える声が相次いでいるようです。
その中でも、ラスト数秒の本田選手のCKから逆襲を食らい、決勝点を浴びてしまったシーンに対する批判が多いようですね。

なんだか、日本のテレビでは海外の関係者の「日本賛美コメント」ばかりを都合良く取り上げている感じだけど、どうやら、試合終了直後にボクが指摘していたこととほとんど同じような声が多く上がっているみたいだね。

ボクも、海外のサッカー関係者が指摘しているように、やはり最後のCKのシーンにおいては特に、一気に前掛かりで決勝点を取りに行くことよりも、ベルギーの一発逆襲を警戒する方を重視するべきだったと思うよ。
その上で、出来るだけ長期戦に持ち込んだ上で、さっさとゴールを決めたがっているベルギーのイライラや焦りを誘い、僅かな隙をついてシンプルな逆襲で決勝点を取りに行くか、PK戦に持ち込むかが、あの状況で現実的に日本が勝利する可能性を秘めたプランだっただろう。

西野監督もその辺は分かっているみたいで、2得点を奪った後でも、前掛かりで攻撃し続ける戦法を採ったことを後悔しつつ、あのような采配に繋がった要因として、ポーランド戦での無気力試合に海外から多くの非難を浴びたことが影響したと語っている。

そういう意味でも、(これもボクが言ってきたように)ポーランド戦の采配も、色々な意味でリスクとデメリットを伴う選択だったということだし、次戦の采配に甚大な影響を及ぼしてしまったという意味で、今まで指摘してきたように「さらなる失点に強く警戒しつつも、あわよくば同点を狙う采配」を採るべきで、「無気力パス」によってわざと負けるような戦法は採るべきではなかったということだ。

さらに、最終的な成績も1勝2敗1分けと、2勝して決勝Tに進出している過去2大会よりも下回っている上に、勝利したのは、終始1人多い状況で優位に試合を進められたコロンビア戦のみだった。

試合内容において良かった部分は確かに多くあったものの、その一方で良くなかった部分も多くあったわけで、そんな中で、これらの「負の側面」を完全にネグった上で大賛美を繰り返している日本のマスメディアは異常と言うほかない

やはり、西野監督が、電通やスポンサーの意向通りに有名選手を代表に招集し、”要求通り”に試合に出場させたことが大きかったのでしょうか。
どちらにしても、ハリルホジッチさんに比べれば、これら資本勢力からすれば、かなり「都合のいい監督」であることは間違いないでしょう。

中には、セルジオ越後氏のように、今回の内容にズバズバ苦言と批判を展開している人物もいるし、「こんなに勝てない国にどうして辛口が僕一人なの?これでよくやったと言ったら勝たなくてもいいってことになる」というのはその通りだ。

ここまで異常なほどに西野監督や日本代表選手への賛美が溢れかえっているのは、彼が電通らの意向に応えて、すでにピークを過ぎている有名選手を起用したこと、そして、安倍政権と、政権をコントロールしているグローバル資本勢力が「スポーツを利用」して、国民に歪んだ愛国心を植え付け、権力賛美思想を植え付けようとしていること、そして、昨今のアベノミクスによる貧困の蔓延などによる国民間の不満を「ガス抜き」しようとしている思惑がちらついている。

タレントの足立梨花さんが、日本対ポーランド戦の内容に苦言を呈したところ、これがきっかけに誹謗中傷が殺到して大炎上に繋がってしまっていることも、昨今の日本社会の異様さ(権力賛美・全体主義の蔓延)をよく示している一例かと思います。

まともな民主国家であれば、自国代表選手の試合について自由気ままに称賛や批判を行なうのが普通だし、色々な意見が飛び交い、称賛や批判が仲良く同居しているのが普通のはずだけど…テレビが率先して横ならび一色の気持ち悪い「意思統一」を行なっては、それに引きずられるようにネットの中にまで、「無批判に日本を賛美しろ」という同調圧力が支配する状況となっている。

まだ、少数ながら一部のネットメディアがこうした論調に異を唱えたり、自由に試合内容を批判する土壌も残されててはいるものの、一歩間違えば、いずれはこれさえも許されなくなってしまう状況になってもおかしくないだろう。

私たちも無防備にこれらのメディア報道を受け取ってしまうと、まるで偏狭で一方的な思想に凝り固まってしまい、物事を様々な角度から見る俯瞰的な視野や思考力を奪われてしまいかねません
そういう意味でも、私たち自身が客観的に日本の社会情勢を分析しつつ、グローバルな視点を取り入れつつ、あらゆる社会の動きや政治などをウォッチしていく必要がありそうですね。

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