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伊藤詩織氏vs山口敬之氏の裁判、山口氏の主張の矛盾点が露呈!被告側弁護士による「熾烈な質問」に対し、伊藤氏や傍聴人が涙する場面も…

伊藤詩織氏vs山口敬之氏の裁判、山口氏の主張の矛盾点が露呈!被告側弁護士による「熾烈な質問」に対し、伊藤氏や傍聴人が涙する場面も…

どんなにゅーす?

・2019年7月8日に行なわれた、性暴力を受けたとして訴えを起こした伊藤詩織氏と山口敬之氏による第1回口頭弁論について、その内容をデイリー新潮が詳しく報じた

・中でも、被告側弁護士による反対尋問は熾烈を極め、現場での出来事についての執拗な質問に対して伊藤氏が涙。そのやり取りに耐えかねた数名の傍聴人が法廷の外で涙する場面もあったという。

・また、山口氏の証言について大きな矛盾点が露呈。当初は「(伊藤氏が)私の寝ていたベッドに入ってきた」とメール上で主張していたものの、これを自身が覆した形になり、本人が釈明に追われる一幕もあった。

「詩織さん」vs「山口記者」が直接対決 明らかになった菅官房長官の“お願い”

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他方、トレードマークのヒゲを剃った山口氏は、当初こそ表情に余裕が見られたものの、原告側の弁護士の追及が進むにつれて、しどろもどろになる場面がいくつも見受けられた。

特に、以下の質疑は、山口氏の主張の矛盾を浮き彫りにするものと言える。

(原告代理人)ホテルの居室内でのベッドの移動について伺いたい。ホテルの部屋の中には浴室のすぐ隣りにベッドA。窓側にベッドBがあったんですよね。詩織さんが部屋に入ってベッドについてからのあなたと詩織さんの位置関係を説明してもらえますか?

(山口氏)陳述書に書いています。

(原告代理人)書いてありますが、言ってください。まず、詩織さんはどちらのベッドに寝たんですか?

(山口氏)ベッドAです。

(原告代理人)あなたはどのベッドに?

(山口氏)それはいつの話ですか?

(原告代理人)寝た瞬間。

(山口氏)寝た瞬間は私がそこ(ベッドA)で(詩織さんを)寝かしていますから。

(原告代理人)あなたが寝たベッドはどちらですか?

(山口氏)ベッドBです。

(原告代理人)性行為はどちらのベッドで?

(山口氏)ベッドAです。

(原告代理人)そうすると、詩織さんはベッドAに寝ていて、あなたがベッドBにいたんだけど、あなたがベッドAの方に行って、性行為をした。そういうことですか?

(山口氏)はい。

(原告代理人)あなたが事件後に書いたメール甲1号証の25を示させていただきたいんですけども、“ゲロまみれのあなたのスラックスをぬがせ、あなたを部屋に移して、ベッドに寝かしました(とメールに書いている)”。ここで言うベッドというのはベッドAですか?

(山口氏)はい。

(原告代理人)“そして、トイレに戻って、吐き散らかされたゲロをシャワーで洗い流して、もっとも、ゲロが付着していたブラウスを明朝着るものがないと困るだろうと水ですすいでハンガーに干しました。そして、部屋に戻ると、あなたはすでにいびきをかいて寝ていました。私はあなたの髪の毛についていた嘔吐臭に耐え切れずに別のベッドで寝ました”この別のベッドはBのことですか?

(山口氏)そうです。

(原告代理人)“その後、あなたは唐突に立って、戻ってきて、私の寝ていたベッドに入ってきました”と書いているんですが、この“私の寝ていたベッド”というのはどちらですか?

(山口氏)ベッドAです。

(原告代理人)ベッドA?

(山口氏)そうです。

ここで、傍聴席からざわめきが起こった。というのも、寝ていたベッドがいつのまにかBからAに移動しているからだ。これに対して、山口氏は以下のように釈明している。

(山口氏)(この“寝ているベッド”というのは、)“この私のホテルの私が寝ているベッド”という意味です。というのは、ベッドBというのは、私、そのベッドカバーを壊してないんですよね。ひとりでしたから。ですから、ここのニュアンスは当時、妊娠してしまった、働けなくなる、というメールがきている伊藤さんに対して、私の泊まっている、私のホテルに、あなたが酔ったせいで結果的に、私のベッドに入ってきたんだと責めるために書いたものですけど、ここ、表現が不正確かもしれませんけど、それは、私が本来、寝ていたベッド(本来、寝るはずだったベッド)という意味です。

(原告代理人)そう読めますか?

(山口氏)私はそう書いたんだから。

滑稽とも言える物言いに、傍聴席からも失笑が漏れたのである。

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【Yahoo!ニュース(デイリー新潮) 2019.7.12.】

山口氏が裁判の中で重要発言!「あなたのような素敵な女性が半裸でベッドに入ってきた」との主張を覆し、山口氏自ら「伊藤氏が寝ていたベッドで性行為を行なった」ことを認める

出典:Wikipedia

ネット上で注目を浴びている伊藤詩織氏と山口敬之氏の裁判ですが、山口氏が当初メールで主張していたことを覆し、彼が伊藤氏が寝ていたベッドで性行為を行なったことを認める発言を行なったことをデイリー新潮が報じました。
記事では裁判の様子が詳しく書かれていますが、彼女にとっても非常に辛いシーンがあったみたいですね。

どうやら、山口氏側の代理人弁護士(北口雅章氏)が、当時の状況を伊藤氏に執拗に問い質すシーンがあったようで、彼女が当時の状況を思い出して涙しては、そのやり取りに耐えかねた何人かの傍聴人も昼休みに法廷の外で涙を流したという一幕があったらしい。

ちなみに、この北口雅章弁護士について少し調べてみたけど、なるほど、自身のブログで伊藤氏を中傷したり、安倍シンパが集結するDHCテレビに出演したりなど、色々とアレな御仁のようだ。(ネット上でも呆れているコメントが多数

いずれにしても、山口氏がこれまでメールで主張していたことが大きく覆り、「伊藤氏が寝ていたベッドで性行為が行なわれた」ことが確定的になったというのは、今後の裁判の行方における重要ポイントかもしれないね。

山口氏反訴の賠償金額(1億2千万円)の内訳の中に、なんと「顧問料750万円」!

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関係者は週刊新潮の取材に次のように語っている。

「山口に資金提供しているのは、東京の有楽町にあるNKBという会社です。ここは交通広告の代理店で、JRの中吊りなどを扱っています。オーナー兼会長は滝久雄と言って、飲食店検索サイトの『ぐるなび』を1996年に創業した人として有名です。この滝会長と菅さんが仲良しなんです。山口がTBSを辞めた後に、菅さんが“山口にカネを払ってやってくれないか”と滝会長に依頼したそうです。具体的には月42万円で、実際に払っているのは横浜にあるNKBの子会社。本体の方が業績がよくないので、そうなったということですが、子会社の経営陣は忸怩たる思いを抱えていたようです」

山口氏がTBSを退社したのは、2016年5月で、顧問契約はその年の11月に始まっている。

「NKB以外にも5つ程の会社が山口に小遣い、いや顧問料を支払っていると聞いています。ただ、新潮の告発記事が17年の5月に出て、“さすがにこれはヤバい”となって、支払いをストップした。山口に300万円くらいは流れてしまったわけで、経営陣はとにかく憤懣やるかたない様子だったようです」

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【Yahoo!ニュース(デイリー新潮) 2019.7.12.】

また、山口敬之氏は、彼を訴えた伊藤氏に対して1億2千万円の損害賠償を求めて反訴を起こしていますが、この内訳の中に当時の”新潮スクープ”(17年5月)によって支払いがストップした「顧問料750万円」が含まれているとのことです。
このうちの一社が、菅官房長官の後ろ盾で顧問に就任したNKBの子会社ということになるようですが、実際には「一度も出社していなかった」との情報もある中で、まさに官邸幹部の後押しによって、驚くべき額の”金銭的支援”を受けていたことが分かってきました。

顧問料だけで一般的なサラリーマンの年収を超えるほどの額を受け取っていたということだし、これはまさに驚くべきことだ。
テレビに出ていた頃には、デマや根拠不明の情報すら持ち出しては、「安倍政権賛美」の世論誘導を徹底していた山口だけど、それらに対する官邸からの「ボーナス」であると考えても、あまりに”最高待遇”のレベルが過ぎている。
この記事でも触れたように、山口氏と菅官房長官は、すくなくとも第二次安倍政権発足前から、安倍総理ともども非常に深い関係を持っていたことが分かっているけど、この話だけをみても、安倍総理や菅長官が山口氏を特別扱いしては、懇親の企業をも巻き込んで「格別の優遇」をしていたことが分かるね。

元TBSの報道関係者であるはずの山口氏に対して、「一体なぜ安倍官邸の中枢がこんなにも”破格の優遇”をしていたのか?」を突き詰めていけば、全体のおおよその輪郭や本質が見えてくるかもしれないけど、これらの情報を並べただけでも、山口氏が「そんじょそこらの報道関係者でも、ましては普通の一般国民でもない」というのは明らかだ。
言い換えれば、安倍官邸とも切っても切れない「お金の繋がり」を持っており、なおかつ日本政府の”深奥部分”をよく知る、いわば公人でも私人でもない「特別な権力者」といっても過言ではないのではないかな。

山口氏は、当時の新潮スクープ直前に、「北村さま」という人物へのメールを新潮編集部に”誤爆”したことが分かっていますが、これが北村内閣情報官だったとすると、私たちの想像を超えるほどに安倍官邸や内調と相当に深い繋がりがあったということになりますね。

これ以上色々と書くと、ボクたちもいささか危なくなってくるかもしれないけど、とにかく、山口氏は、近頃流行りの「上級国民中の上級国民」なのは確実だろう。

こうして軽く情報を並べてみただけでも、菅長官の優秀な秘書官だった中村格刑事部長(現官房長)が山口氏の逮捕中止を命じたのは「必然だった」という方向に自然と行き着いてしまいそうだけど…こうなると、果たして、裁判で地に足のついた判決が出されるのだろうか?という話にもなってくる。
まさしく、「日本が法治国家としての体を維持できるのかどうか」を問うような案件かと思うけど、その注目の判決は、年明けまでには出されるとのことだ。

安倍政権が司法に対してもあからさまに強い圧力をかけ始めている中で、裁判官にとっても、非常に重く苦しいものになるかと思いますが、山口氏が日本政府の腐敗の深奥部に関わっていればいるほど、より難しい状況になることが予想されます。
すでに、安倍政権によって三権分立の原則が大きく脅かされてきている状況である以上、心配な状況ではありますが…今後の展開を固唾を呑んで見守っていこうと思います。

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