職場での「ハイヒール・パンプス強制」、根本厚労相が事実上容認!反対運動(#KuToo)も広がる中、ネット上では怒りの声が相次ぐ!

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どんなにゅーす?

職場における「ハイヒール・パンプス強制」に対する反対の声、「#KuToo(靴&苦痛)運動」が広がりを見せている中、根本厚労相が、企業側の強制の動きに対して事実上容認する考えを示した。

・立憲・尾辻かな子議員からの「ハイヒール・パンプスが義務づけられる必要はあると思うか?」との質問に対し、根本厚労相は、「これは社会通念に照らして、業務上必要かつ、相当な範囲かと」と答弁。歯切れが悪いながらも、反対運動の広がりに否定的な見解を示した根本大臣に対し、多くの批判の声が上がっている。

根本匠・厚労相が「#KuToo」運動に否定的な見解。ハイヒールやパンプスの義務付けは「社会通念に照らして業務上必要な範囲か」(実際の質疑応答)
一方で副大臣の高階恵美子氏は「強制されるものではないのだろうと思います」と「#KuToo」運動への賛意を示しました。

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国会質問での、尾辻議員と大臣らの主なやり取りは以下の通り。

■厚労相「社会通念に照らして業務上必要かつ相当な範囲かと」

――- 就職活動や接客の現場では、ハイヒール・パンプスが義務づけられていることが見受けられます。職場の中でハイヒール・パンプスの着用が義務づけられていることについて、さらに、このような要望書が提出されたことへの大臣の受け止めと、今後の対応について伺います。

根本大臣:厚生労働省としても、ひとりひとりの労働者が働きやすい就業環境を整備することが大変重要だと考えております。ハイヒールやパンプスの着用については、それぞれの業務の中で、それぞれの対応がなされてると思いますが、たとえば労働安全衛生の観点からは、腰痛や転倒事故に配慮して、服装や各事業上の対応が講じられるべきかと考えています。それぞれの職場がどのような状況にあるかということで、それぞれの職場での判断だと思います。

――要望書が出されたことを、どういう風に受け止めていますか?

根本大臣:そういう要望書を受けました。署名も受理しております。やはりこれは、ひとりひとりの労働者が働きやすい就業環境を整備することが大変重要だと考えております。いろんな動向があるわけですが、動向を注視しながら、働きやすい職場づくりを推進していきたいと思います。

―― ハイヒール・パンプスが義務づけられる必要はあると思われますか?

根本大臣:義務づけられることについてどう思うか?というお話ですよね。女性にハイヒール・パンプスの着用を指示する、義務づける。これは、社会通念に照らして業務上必要かつ相当な範囲かと。ま、この辺なんだろうと思います。それぞれの業務の特性がありますから。

―― (苦笑しながら)いや私は、これはやっぱり見直していかなといけないし、ハイヒール・パンプスを履かなくてはいけない職場は、よく考えると、ないはずなんですね。労働安全衛生からも問題だと思うんですね。大臣は問題があると思っておられるのか、ないのか伺いたい。

根本大臣:ハイヒールやパンプスの着用を強制する、指示する。これは、いろんなケースがあると思いますが、社会通念に照らして業務上必要どうかというのは、社会慣習に関わることではないかなあと思います。だから、そういう動向は注視していきたいと思います。

―― ちょっと違うなぁと思います。突然ですが、大臣は男性だから厳しいので、(女性の)高階副大臣に伺いたいのですが、ハイヒールやパンプスを女性が義務付けられていることについて感想をお答えいただいていいでしょうか。

高階副大臣:そもそも職場で、そうした義務付けをしているところが、どの程度あるのか、私も承知していないんですけども。一般的に言って、その業務の範囲で、安全性が確保される環境の中で労働者が働けるようにみんなで環境整備していくのが基本的な考え方ですので、強制されるものではないのだろうと思います。

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【ハフポスト 2019.6.5.】

足そのものや健康全体に悪影響を及ぼす「ハイヒールの強制」は、実質的な「虐待」である!

出典:TBS News

日本国民の間で「職場でのハイヒール・パンプス強制」に対する反対運動が広がりを見せている中で、根本厚労相が、ハイヒールを強制している企業側の姿勢を容認するような発言を行ない、批判が殺到しています。
この問題、日本社会に巣くっている様々な”病巣”を映し出したもののようにも思えますね。

「女性蔑視」「女性差別」などのワードもネット上で躍っている状況だけど、これは、(差別云々以前に)女性の健康を大きく脅かしている「虐待」といってもいいようなものだろう。
ボクの母も、若い頃に足に合わないハイヒールを履いていたことで外反母趾になってしまったけど、非常に無理な体勢を常に強いられるハイヒールが健康に良いものではないことは、少し想像すれば分かるはずだ。

こちらのページ(保健指導リソースガイド)によると、ハイヒールを履くことで、靴擦れや魚の目、角質が出来やすくなるとされている上に、ちょっとした段差での捻挫の危険や、腰痛、膝の変形性関節症のリスクを増加させる懸念があるとされている。
さらには、踵のうしろのアキレス腱に炎症が起こりやすくなる上に、外反母趾や中足骨痛症のリスクも増加するとのことで、文字通り、ハイヒールを履くことによって健康に良いことは何一つないのが実情だろう。

そもそも、足というのは、人間の健康を司る上で非常に大切な部位であり、自らの足の形状に合った靴を履くことは、臓器や骨格などの「トータル的な健康」に大きなプラスになる一方で、足に合わない靴や無理な体勢を強いられるハイヒールを長時間履くことは、足そのものを痛めてしまうだけでなく、思わぬ健康障害を引き起こす元になる。

職場において、最大限の能力やパフォーマンスを発揮するためには、男女関係なく、自身の足に合った履き心地の良い靴を履くことが大事だし、今回のような発言を行なった根本厚労相は、あまりにも「靴が及ぼす健康への影響」に無知なだけでなく、日頃から女性がどれだけ苦しい思いでハイヒールを履かされているのかの想像力が欠如しきっていると言わざるを得ない。

足に優しい靴を履くことは、仕事の効率を上げるだけでなく、健康を増進することにも繋がるということですね。
男女関係なく、誰しもが極力身体に負担がかからない靴や服装で仕事をしたいものですし、今回の署名運動を機に、労働者にとってよりよい流れに向かっていけば良いのですが…。

安倍政権の政治家は、ご覧のように限りなく無能な有様だし、日本の労働者が今よりも気持ち良く仕事が出来る環境を作っていくためにも、あらゆる側面で労働者側の立場を思いやることが出来る「知性の高い政権」を国民の手で作っていく必要がありそうだ。

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