【辺野古投票】「反対票は有権者総数の35%程度」との悪質世論誘導が満開!→ネット「有権者総数の25%程度で300議席取ってる安倍政権はどうなんだ?」

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どんなにゅーす?

・辺野古基地建設の是非を問う県民投票で、総票数の7割以上が「反対」票を投じる結果が出た中、「反対票はせいぜい有権者総数の35%程度」などという悪質な世論誘導のプロパガンダがNHKやネット上で広げられており、維新・下地ミキオ議員も、投票棄権者も全て含めた上で「『反対』は43万人超、『反対以外』が計71万人との結果に」などと強調するおかしなツイートを展開している。

本土メディアの沖縄県民投票無視がヒドい! 読売は1面トップから外し「広がり欠く」「影響は限定的」と無理やり矮小化

辺野古の新基地建設をめぐる県民投票から一夜明けた。驚いたのは“本土メディア”の報道姿勢だ。周知の通り投票者の7割以上、沖縄の全有権者でみても約4分の1が「反対」を投じ、明確に「辺野古に基地はいらない」と意思を示したにもかかわらず、“本土”のメディアはその民意を矮小化しまくっている。

たとえば、本日の情報番組やワイドショーでは、テレビ朝日の『羽鳥慎一モーニングショー』こそスタジオトークを交えて報じたものの、『とくダネ!』(フジテレビ)、『ひるおび!』(TBS)はごくわずかストレートニュースで触れただけ。『情報ライブ ミヤネ屋』(読売テレビ)や『直撃LIVE!グッディ』(フジテレビ)は一秒も沖縄県民投票の結果を報じなかった。ちなみに、『グッディ』に至っては、例の南青山の児童相談所問題で反対派・賛成派の番組独自討論会企画に長尺を使ったにもかかわらず、だ。

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しかも、“本土メディア”は報じたら報じたで、選挙結果を過小評価するミスリードとしか思えないやり方をしている。たとえば、NHKの『おはよう日本』では、投票結果について「多数となった『反対』の意見が有権者の4分の1にあたる28万8000票余りを超えたことから、条例の規定により、沖縄県の玉城デニー知事は総理大臣と米大統領に結果を通知することになりました」と説明しただけで、「反対」の票が得票率で72.15%におよんだという数字には一言もふれなかった。

また、昨日放送の『Mr.サンデー』(日本テレビ)では、意味のわからない両論併記的な報じ方に終始した。たとえば、沖縄知事選のニュースを受けたMCの宮根誠司は、これだけ明確に「基地反対」の民意が示されたのに、唐突に沖縄経済を持ち出して、こんな話を始めていた。

「それからもう一個考えなければいけないのは沖縄振興、沖縄の経済ですよね。僕も沖縄へ取材に行ったんですけど、沖縄の基地で働くための専門学校っていっぱいあるんですよね。やっぱりお給料いいんですよ。そのあたりもあって複雑だなって思っちゃうんですけどね」

いつもの「沖縄は経済的に基地へ依存している」とかいうペテンである。たしかに、基地関連施設で働いている沖縄の人は少なくないが、「だから基地をなくすのは無理」という主張はとっくのとうに否定されている話だ。

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読売新聞1面トップは沖縄県民投票でなく「適量ですか 高齢者の薬」

まったく呆れてものも言えないとはこのことだが、ところが『Mr.サンデー』では、続いてコメンテーターの木村太郎氏がこんなトンチンカンな解説をする始末だった。

「今回ね、投票率だと思うんですよ。今回ね、50.51(注:パーセント、番組放送時点での速報値)でしょ。知事選が60パーセント超えるんですよ、ここは。だからそれと比べるとずいぶん低かったな、っていうのはやはり積極的な棄権じゃなくて、やはり決めかねるというそういう民意もあったのが反映してるのかな。僕はこれ、YESかNOかでやったら絶対的多数の、(有権者総数の)115万の半分いっちゃうと思ったんですよ。そこまでいかなかったっていうのは、やっぱりいろんな意味で沖縄の抱えている苦しい問題があるんだろうなっていうことを想像させますね」

もうツッコミどころが多すぎて困ってしまう。そもそも、今回の県民投票での43万4273票という反対票は、昨年の知事選で玉城デニー氏が獲得した39万6632票を大幅に上回っている。しかも、「賛成」「反対」「どちらでもない」という3つの選択肢が設けられたにもかかわらずだ。木村氏は「YESかNOかでやったら115万の半分いっちゃうと思ったけどいかなかった」などと述べているが、そもそも3択だし、だいたいどれだけ高い投票率を想定しているのか、ちょっと意味がわからない。繰り返すが、有効投票総数の72・15%が「反対」というのは圧倒的比率であり、それは反対票の実数を見ても同じなのだ。これがはっきりと示された「民意」と呼ばずしてなんと呼ぶのか。

~省略~

【リテラ 2019.2.25.】

↓維新・下地ミキオ議員も、反知性丸出しの珍ツイートを披露。

「ほとんど意味がない」とまで言われてきた県民投票で全有権者の3.7割以上も「反対票」を投じたのに、「たかだか全体の4割弱」との低レベルのプロパガンダが出回る”反知性”の国!

↓NHKも、わざわざ「全有権者」の割合のみを強調し、稚拙な反知性プロパガンダを展開。

出典:Twitter(@hiro_akasaka)

辺野古基地建設の是非を問う県民投票が「圧倒的反対多数」で終わった中で、各マスコミ、そしてネット上でも、私たちを大きく惑わす悪質プロパガンダが多数出回っているみたいね。
(リテラさんも詳しく伝えているけど)各テレビ番組においても、全票数のうち7.2割もの反対票が投じられたことが大して報じられずに、「棄権した人の思い」やら「賛成票を投じた人の思い」などを大きく強調する報道が目立っているのと、「法的拘束力がない」ことをしきりに強調しながら、「どうせ何をやっても変わらない」なんていうイメージを私たちに大きく刷り込もうとする論調が支配している状況だわ。

見たところ、マスコミ・ネットともに、想像以上にかなり悪質なプロパガンダが展開されている状況だね。
特に目立っているのが、上のNHKの画像のように、「投票数に占める反対票の割合」を大きく無視した上で、あえて有権者全体の割合を強調することで、「基地建設に反対したのは、せいぜい3.5割程度の沖縄県民」みたいな論説を出回らせていることだ。

しかしそれを言うなら、安倍政権の与党政治家たちも、たかだか全有権者の2.5割程度の得票数だったにもかかわらず、国会の議席の大多数を占有している状況だし、もし、今回の辺野古県民投票を「これは民意ではない」と言うのなら、安倍政権が現在独裁的な権力を握っていることについても、「全く民意ではない」ことをもっと大きく強調しないとおかしいだろう。

それどころか、安倍総理自身が「選挙に5回勝ってる(エッヘン)!」なんて、国会の中で威張ってしまう始末なんだものね。
(イカサマレベルと言ってもいいくらいの)日本の欠陥だらけの選挙制度のお陰でここまで大きく勝ってるだけなのに、勘違い男もいいところだわ。

ちまたでは、「法的拘束力がない」「5割強程度の有権者しか投票しなかった」などの点を強調しつつ、「だからこの県民投票は大した意味がなかった」とのレベルの低い世論誘導が満開になっているけど、これはむしろ全く逆だ。

(各種選挙などと異なり)前々から、「法的拘束力がない」「大した意味がない」「やっても無駄」なんて散々言われてきたにもかかわらず、半数を超えるほどの県民が投票所に足を運び、なおかつ7割以上もの圧倒的な反対票が投じられたということこそが「特筆すべきこと」であり、今回の県民投票というのは非常に大きな意味があったということだ。
つまり、今回の県民投票は、多くの沖縄県民の中に「投票をしてももしかしたら何も変わらないかもしれない…」といった(やや後ろ向きな)意識があったと思われる中で、「でも、僅かな可能性にかけてでも、やれるだけのことをやりたい」という、真っ直ぐで揺るぎない「基地反対」の思いが、ここまで多くの沖縄県民の中に根付いていた、という現実を強く示してくれたんだよ。

本当にそうよね。
だからこそ、私たち日本国民や日本政府は、今回の投票結果を何より重く受け取るべきなのよね。

そして、こうした「本質的な部分」に多くの国民が気づかないよう、大手マスコミまでもがあの手この手で国民騙しのプロパガンダを展開している現実についても、非常に深刻な事態であると認識するべきだ。
でも、少しだけ固まっている頭を柔らかくして、頭の中をまっさらにして考えてみれば、いずれも、幼稚で身勝手なミスリードばかりなのがすぐ分かるはずだし、まさしく、こんなにも低レベルな世論誘導が満開になっている今のこの国は「反知性社会」の極みというしかないね。
(そして、下地ミキオ議員による、国会議員とは思えないほどのあまりにも自己中心的で反知性丸出しのミスリードについては、もはや多くを語るまでもないだろう。)

ほんとに、改めてこの国の危機的な状況を感じざるを得ないけど…いかに多くの国民が、こうした反知性のプロパガンダに嵌まり込まずに、沖縄の人々に寄り添いつつ、共に結束しながら、(日本にここまで「反知性ウイルス」をばらまいている”心臓部”である)安倍官邸を日本から完全に”大掃除”できるかどうかが、この国が崖っぷちで踏ん張り、這い上がることが出来るかどうかの”分水嶺”なんじゃないかしら。

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